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2006年6月21日 (水)

京都の夏

京都の夏は暑いことで知られます。盆地である上に、日本第7の都市で人口も多いということで高温になる条件が揃っています。

他の街なら、風が吹くと少しは涼しくなるものですが、京都は風自体が熱されているため、風が吹くと暑さが体にまとわりつくように感じられます。

また、太陽の直射日光も暑いのですが、地表からの照り返しがまた凄く、上からは日射し、下からは熱気という逃げ場のない暑さが京都中に満ちます。京都は大昔、湖底であり、今も琵琶湖に匹敵するだけの地下湖が京都盆地の底に眠っていますが、夏の京都盆地は水の代わりに熱風を湛えた湖になります。名付けるなら熱の湖だから、「熱湖(ねつこ)」でしょうか。何だかイギリスのネス湖のようですね。しかし熱海(ねつうみ)にすると、伊豆の熱海(あたみ)のようになってこちらも妙です。まあ、造語はしないのが一番なのですが。

しかし、そのような熱を満々と湛えた「ねつうみ」の底で京都の人々は千年以上も夏を過ごしてきたのです。そして暑いだけに夏らしさをより実感でき、優れた季節感を身につけることが出来たのでしょう。京都は四季の美しい街です。自然といってもほとんどは人間の手が加わっていますから、京都の美しい四季は人々が猛烈に暑い夏と、とんでもなく寒い冬を経験してきたからこそ生まれたのかも知れないですね。

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