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2006年6月19日 (月)

アンドリュー・ワイエスのこと

アメリカの画家、アンドリュー・ワイエスについて書きます。

私がワイエスの作品に初めて触れたのは例に漏れず中学の美術の教科書においてです。描写の見事さ、驚くほどの技術の高さと細かさもさることながら、画面全体が訴えかける孤独感に共鳴しました。それは吸い込まれそうになるほど透明な孤独感でした。

1995年に東急文化村で催された「アンドリュー・ワイエス展」にももちろん出かけました。絵画に対する私の感性は鈍い方だと思いますが、ワイエスの絵は私の心に自然に馴染みました。

2004年、姫路にある兵庫県立美術館での「アンドリュー・ワイエス水彩素描展」にも出かけ、ワイエスの象徴的技術の高さと、残酷なほどリアリスティックな眼差しに感心し、展示された絵画を何度も見返したものです。

小説においても、演劇においても、音楽においても、自分の分身と思えるほど共感できる作家が一人いると良いものですが、絵画において私はワイエスという私の分身を見つけることが出来ました。これは幸福なことだと思います。

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「アンドリュー・ワイエス水彩素描展」。2004年5月21日、姫路市にある兵庫県立美術館で。

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兵庫県立美術館で買った「アンドリュー・ワイエス水彩画集」

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