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2006年6月30日 (金)

扁桃体の反乱

扁桃体は脳の視床下部に連結した神経核であり、感情を司るとされる。

好き嫌いなどの感情も扁桃体から生まれるが、扁桃体の最大の役割は恐怖に関するものだ。恐怖を感じ、それに体が対応出来る(敵が来たなら心拍数を上げたり、注意力を喚起させたりする)よう視床下部に連絡することが扁桃体の最大のレーゾン・デートルである。

しかし、扁桃体の性質は太古より変わっていないため、現代社会においては扁桃体は不適応をもたらす最大の原因ともなっている。

現代のようにストレスが連続する社会では、扁桃体は常に緊張した状態にあり、そのことによって感情に乱れが生まれて、鬱病、パニック障害を始めとする心身症を生み出す結果となっている。

現代人の二人に一人が何らかの(顕在、潜在を含めて)心理的不調を抱えているとされるが、人間本来の機能に、社会の方が重圧をかけ、結果、心身を守るはずの扁桃体が反乱を起こして、人間を死へと近づけているのだ。

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