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2006年9月14日 (木)

音楽家の愛称

本名や芸名だけでなく愛称も有名な有名人がいます。木村拓哉の「キムタク」、長嶋茂雄の「ミスター」、松井秀喜の「ゴジラ」、矢沢永吉の「エーちゃん」、宮藤官九郎の「クドカン」、小泉今日子の「キョンキョン」などです。

今日は有名人の中でも音楽家の愛称について書いてみたいと思います。

愛称も有名な音楽家は圧倒的に指揮者が多く、中でも有名で本人も公認していた愛称には、レナード・バーンスタインの「レニー」、セルジウ・チェリビダッケの「チェリ」、ハンス・クナッパーツブッシュの「クナ」などがあります。

ヘルベルト・フォン・カラヤンは「帝王」という異名を取っていましたが、これは愛称ではありません。現役の巨匠指揮者として人気の高いスタニスラフ・スクロヴァチェフスキは「ミスターS」と呼ばれることがありますが、これも名前が長いからついた異名で愛称というには少し無理があるような気がします。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラーには一応「ヴィリー」という愛称があったようですが、晩年は、特に日本ではフルトヴェングラーのことを「ヴィリー」と呼ぶ人は皆無でした。

日本人指揮者の公認の愛称は小林研一郎の「コバケン」と故・山田一雄の「ヤマカズ」ぐらいでしょうか。井上道義のことを「ミッチー」と呼ぶ人もいますが、世間一般で「ミッチー」といったら、故・渡辺美智雄や及川光博を指すことが多いです。故・上田仁(うえだ・まさし)は親しい人からは「まーちゃん」と呼ばれていましたが、一般人はさすがに彼を「まーちゃん」とは呼ばなかったようです。

故・朝比奈隆は大阪フィル(大フィル)のメンバーやファンから「大将(晩年は御大)」と呼ばれていましたが、世間一般で「大将」というと萩本欽一(欽ちゃん。二つある愛称がいずれも有名というのは凄いことである)のことになるので愛称とまではいかないでしょう。
朝比奈隆の後を継いで大阪フィルの第2代音楽監督になった大植英次は大フィルファンから「監督」と呼ばれていますが、これも世間には浸透していません。

しかし、クラシックに限らず、音楽家というジャンルでいうなら、一番有名な愛称は坂本龍一の「教授」でしょうね。音楽好きが集まって話をしているときに、「ところで教授の新譜だけれど」という話になって、「え? どこの教授?」という人がいたらその人はもぐりです。

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