グレン・グールド 「モーツァルト ピアノ・ソナタ集」
カナダが生んだ20世紀最高の天才ピアニストの一人、グレン・グールドが残した「モーツァルト ピアノ・ソナタ集」(ソニー・クラシカル)を紹介します。
グールドはモーツァルトのピアノソナタ全集を完成させていますが、これはその中から有名曲を中心に6曲をセレクトしたCDで、国内盤の「ソニー・ベスト・クラシックス100」の中に収められています。
このCDの中で一番凄いのは、ピアノ・ソナタ第8番K.310。嵐のような冒頭から他のピアニストの演奏とはまるで違い、聴く者はグールドとモーツァルトの疾駆する情熱に巻き込まれてしまいます。
お馴染みのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」K.331も異色の名演。第3楽章の「トルコ行進曲」はトルコ軍の雄壮な進軍ではなく、おもちゃの兵隊の行進のように愛らしいもの。グールドの創造力に驚嘆させられます。
いわゆるオーソドックスな演奏ではありませんが、グールドという鬼才がモーツァルトという天才の「不可視であった部分」に光を当て、解読に成功した希有な演奏として座右に置いておきたいCDです。
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チャイコフスキーに認められ、将来を大いに嘱望されながら、結核のため、35歳で夭逝したロシアの作曲家ヴァシリー・カリンニコフの代表作である交響曲第1番。そして交響曲第2番のCDを紹介します。

2006年10月9日午後2時から西宮市にある兵庫県立芸術文化センター大ホールで、フィンランドのラハティ交響楽団の来日公演がありました。指揮は音楽監督を務めるオスモ・ヴァンスカ。1953年、フィンランドに生まれ、シベリウス・アカデミーで名教師ヨルマ・パヌラに指揮を師事した名指揮者です。
現代最高のシベリウス解釈者として名高いフィンランドの指揮者パーヴォ・ベルグルンド(1929- )が、1980年代にヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団と録音した「シベリウス交響曲全集」を紹介します。毎年、クリスマスの時期に合わせて発売されることから、「EMIクリスマス・バジェット・ボックス」と呼ばれる廉価盤シリーズに収められているものです。ベルグルンドは1970年代にイギリスのボーンマス交響楽団とシベリウスの交響曲全集と主要管弦楽曲を録音しており、このボックスには、そのボーンマス響とのシベリウス主要管弦楽曲の録音も収められています。輸入盤で、大型CDショップでないと店頭には置かれていないと思いますが、今はネットショップが充実しているので、手に入れること自体は難しくないと思います。CD8枚組で3800円前後です(ベルグルンド&ヘルシンキ・フィルの「シベリウス交響曲全集」は国内盤も出ていて、7600円ちょっとで売られています。値段は高めですが最新リマスタリング盤です。こちらはヘルシンキ・フィルとの演奏のみ。「クリスマス・バジェット・ボックス」には入っていない、ヘルシンキ・フィルとのクレルヴォ交響曲も収録)。
イギリスのゴシックホラーの傑作「ウーマン・イン・ブラック ~黒い服の女~」 の公演パンフレット(プログラム)を紹介します。





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