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2006年10月 2日 (月)

観劇公演パンフレット(2) 「ウーマン・イン・ブラック ~黒い服の女~」2003

「ウーマン・イン・ブラック」 上川隆也と斎藤晴彦 イギリスのゴシックホラーの傑作「ウーマン・イン・ブラック ~黒い服の女~」 の公演パンフレット(プログラム)を紹介します。

大阪のシアター・ドラマシティで2003年の9月に上演された際に買ったパンフレットです。表紙は「ウーマン・イン・ブラック」だけに黒一色に銀文字でTHE WOMAN IN BLACKと入ったものなのですが、スキャナで取り込んでも銀色の文字がハッキリ出ないので、パンフレット内の1ページ取り込み、アップしました。

写真の通り、上川隆也と斎藤晴彦による二人芝居です。実は出演者はもう一人いるのですが、ノンクレジットということもあり、はっきりとは明かせません。

上川隆也と斎藤晴彦の「ウーマン・イン・ブラック」を観るのはこの時が2度目。1999年11月にも東京・渋谷のPARCO劇場で観ています。この時の上演は私がこれまで観てきた芝居の中でもトップを争う出来映えで、「恐怖感」をこれほど味わえた舞台は先にも後にもありません。あるシーンでは余りの恐怖に客席から一斉に「オーッ」という声が上がったほどです。私の心もまるで私自身からもぎ取られてストーリーのベルトコンベアーに乗せられ、作り手の思いのままに操られているような気になりました。
2003年の大阪公演も同様の優れた出来でしたが、こちらはもうネタを知っていたため恐怖はさほど感じませんでした(初めて観る他のお客さんは相当の恐怖を感じていたようですが)。

スーザン・ヒルの原作をスティーブン・マラトレットが戯曲化。テキスト日本語訳:川本燁子(補訳:三砂博)。世界初演は1987年、ロンドンにて。日本初演は1992年、萩原流行と斎藤晴彦が演じています。斎藤晴彦はこの舞台を何度も演じており、萩原流行との再演、西島秀俊との上演、上川隆也との上演と再演全てに出演しています。
演出は日本初演から毎回演出を手がけているロビン・ハーフォード。

あらすじ
20世紀初頭のロンドン。キップス(斎藤晴彦。以後はオールド・キップスと記す)は自身の若い頃の恐怖体験を本にまとめ、皆の前で読み上げようとしている。しかし、内容が込み入っているので、ある若い俳優(上川隆也)を雇って、舞台化しようとする。
ロンドン市内の、とある劇場。オールド・キップスが朗読を始めるが、若い俳優からダメを出される。声が小さい上に、動きがなく、しかもそのまま上演すると5時間もかかるというのだ。

若い俳優の提案により、若き日のキップス(ヤング・キップス)を若い俳優が演じ、その他の役全てをオールド・キップスが演じることになる。更に若い俳優の提案により、効果音が頻繁に用いられることになる。舞台は劇中劇という形で進行していく。

ヤング・キップス(上川隆也。以後は単にキップスと表記)はロンドンの「スイートマン&ベントリー法律事務所」に勤める若き弁護士。ある日、キップスは法律事務所の顧客で、北イングランドの田舎町クリシン・ギフォードのそばにある離島に一人で暮らしていたアリス・ドロブロウ夫人の死を知り、彼女の葬儀と遺産整理のためにその離島に向かう。ゴシック様式の巨大な建物であるドロブロウ夫人の屋敷。その屋敷に一人で泊まり込み、遺品と遺産の整理を始めるキップスであったが、奇妙な出来事が次々に彼を襲う…。

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» 上川隆也 [気ニナルコトバ]
上川隆也(かみかわたかや、1965年5月7日 - )は日本の俳優です。東京都出身。血液型A型。 [続きを読む]

受信: 2006年10月 2日 (月) 20時41分

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