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2006年10月 9日 (月)

鳴かぬなら

三人の天下人の性格と天下統一への姿勢を詠んだ有名な川柳があります。

信長 鳴かぬなら殺してしまえホトトギス

秀吉 鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス

家康 鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス

思い通りにならぬ時はどうするか。三人の性格をよく捉えた川柳だと思います。

もう一句作るとしたらどうでしょう。というわけで作ってみました。

「鳴かぬなら代わりに鳴こうホトトギス」というのは良いですね。天下を捨てて好きに生きるようにも取れますし、天下人を裏で操るような「影の人物」的な怪しげな雰囲気を感じることも出来ます。普通に読むとユーモラスでもあります。

「鳴かぬなら逃がしてしまえホトトギス」。出世に興味がない人にはこういう川柳も合うでしょうね。別にホトトギスが鳴く必要はないわけですから。

「鳴かぬなら別のにしようホトトギス」。合理主義的ですね。成功に至る道は一つではないわけです。「人の行く裏に道あり花の山」という言葉を思い出します。

「鳴かぬなら踊ってみせよホトトギス」。思い浮かんだので書いてみましたが、これはちょっと嫌ですね。かなりワガママな感じがします。でもこういう人は意外に多そうですね。

最悪に近いのは、「鳴かぬならお前のせいだホトトギス」。お前というのはホトトギスではなく他人のことです。何でも他人のせいにしたがる人っていますよね(多義なし)。

「鳴かぬなら医者に診せようホトトギス」。思い通りにいかない原因を追及するわけです。何が悪いのかと。でも思い通りにいかない原因は結局はっきりしないことが多いですね。

「鳴かぬならそれも人生ホトトギス」。こういう泰然とした態度でいられるというのも一つの理想です。

「鳴かぬなら姿愛でようホトトギス」。こういう人になれるといいなあ。

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