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2006年10月 8日 (日)

魂の午前三時に

魂の午前三時に目覚めれば、拡がるのは際限のない不安。己の存在の不確実性。決して安定することのない世界の認識。死への恐れと甘美な誘惑。あらゆるものの在と不在、在と非在の不確かさ。弱々しい未来と、強迫的な過去。

魂の午前三時に「世界」の目は炯々とし、人々は眠る。
たまたま目覚めてしまった人は重力を失った意識の中で悶えることになる。

目の前のものは崩れ、果てしない荒野が拡がる。己らしきもの以外は「何も」、「ない」。

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