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2006年11月13日 (月)

日立のシェーバーを買った

HITACHIの電気シェーバーを買った。これまではNationalの電気シェーバーを使っていたのだが、古くなったので買い換えたのだ。

しかし考えてみれば日立の電気製品を買うのは久しぶりである。
千葉の実家の家電はほとんどが日立の製品であった。というのも両親が日立の電気店のご主人と親しくしていたためである。テレビ、ビデオ、コンポ(当時は日立もLo-Dというブランドでオーディオ製品を作っていた)、洗濯機、掃除機、電気炬燵、電子レンジ、冷蔵庫など全て日立製品であった。日立製でなかったのは、扇風機(東芝)、ポット(象印)、パソコン(富士通。当時は日立はまだパソコン方面には弱かった)、DVDプレーヤー(ソニー。DVD関連商品も日立はまだ弱かった)ぐらいである。

実家の家電のほとんどが日立製なので日立製作所に興味を持ち、中学生の時に『日立大変貌』という本を読んだ。「日立はもともと重工業関連に強く、家電は弱かった」、「良いものを作れば消費者は買ってくれるだろうという思い込みがあった」、「しかしそれは幻想であることに気づき、マーケティングやコマーシャルに力を入れた」、「そして『静御前』という運動音の静かな洗濯機を売り出し、ネーミングが受けてヒットに繋がった」といったような内容は今も憶えている(しかし、そんな本を読んでいたとは変な中学生だったな)。

今使っている家電のメーカーはバラバラである。

テレビとコンポはSONY(家電売り場の人に薦められてソニーを選んだ)。2台あるDVDプレーヤーはPanasonic(買いに行った店には、手頃な値段の製品は、松下のものしかなかった)と中国の無名メーカーのもの。パソコンは富士通。プリンターは3台目でCanon(1台目はEPSONで、2台目はCanon)。洗濯機と電子レンジはSHARPで、置き電話はSANYO。携帯電話はNEC製である。掃除機と冷蔵庫はNational(松下電器)。ポットはNEC製。エアコンは部屋付きで自分で選んだものではないが三洋の製品だ。

今後も同じメーカーのものを買い続けたいと思うのは、パソコンの富士通、プリンターのCanon、携帯電話のNECぐらい。それも絶対ではない。

日立の製品には「どうしても日立でなければ」と愛着を抱けるものが少ないように思う。愛着を抱けるものが少ないという印象は個人的なものなのかも知れないけれど、日立には、例えばソニーのオーディオ、NECや富士通のパソコン、松下電器の冷蔵庫を始めとする台所製品のような切り札がないのも確かだ。今後も使い続けるかどうかはわからないが、ソニーのオーディオや富士通のパソコンには愛着がある。

「家電は日立」という環境で育ってきたことを思い出して、「思えば遠くへ来たもんだ」という言葉が浮かんだ。

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