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2006年12月27日 (水)

42番

日本人は(日本人だけでなく東アジア人は全てそうだが)数字の縁起担ぎが好きである。例えば「八」は末広がりということで昔から縁起の良い数字とされてきたし、偶数と奇数では奇数の方が良いとされてきた。そして「4」は「死」につながるとされて避けられる傾向がある。マンションなどでも4階を設けずに、3階の上を5階とするところも少なからずある。

さて、数字といえば、スポーツの背番号はそれを背負う選手の顔ともなるためこだわる人は多い。自分の誕生日に由来する背番号にこだわったり(元横浜ベイスターズの佐々木主浩は2月22日2時22分生まれであるため22番がラッキーナンバーであるとして、日本プロ野球でもメジャーリーグでも背番号22以外はつけなかった)、かって名選手がつけた番号には意味がこめられたりする(王や若松の「1」、長島の「3」は主軸バッター、江夏の「28」は左のエース、金田の「34」もエース級の投手)。そして縁起が悪いということで避けられるのが「42番」、俗にいう「死に番」である。42番を背負う選手は基本的に日本語の語呂を気にしない外国人選手が多い。巨人軍では1969年以降、42番を背負う選手は長く現れず、1997年になってようやくエリック・ヒルマン投手がつけた。30年近くも欠番だったわけである。
実はメジャーリーグでは42番は黒人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの背番号であり、ロビンソンの功績により全チーム永久欠番となっており、メジャーではつけることのつけない栄光の42番を背負えることを外国人選手は喜ぶという。

日本人選手で42番をつける選手は少なく、過去現在を含めて大活躍を見せた背番号42の日本人選手は阪神の下柳投手ぐらいであるが、来年から東京ヤクルトの木田優夫選手が42番を背負うことになる。41番からの変更である。木田というと、交通事故に遭ったりするなど余り運に恵まれない選手というイメージがあるが、敢えてかどうかはわからないが縁起が悪いとされる42番への変更。日本プロ野球史上数少ない大活躍した背番号42の日本人選手になれるかどうか注目したい。

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