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2007年2月18日 (日)

シベリウスの年に(2) ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団 「シベリウス交響曲全集」

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団 「シベリウス交響曲全集」 シベリウスの交響曲全集紹介、第2弾はヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団の全集。1990年代にデジタル録音されたものです。イギリス・デッカの録音、発売。

1927年、スウェーデン人の両親のもと、アメリカに生まれたヘルベルト・ブロムシュテットは幼くして本国であるスウェーデンに帰国。当地で教育を受けた後、北欧を中心に活躍。1975年に旧・東ドイツの名門シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任、以後10年間に渡ってこのポスト務め、世界的な知名度を上げます。この間に録音されたベートーヴェンやシューベルトの交響曲全集は名盤として知られています。

その後は、サンフランシスコ交響楽団、北ドイツ放送交響楽団、ライプツィッヒ・ゲバントハウス管弦楽団の音楽監督を歴任。NHK交響楽団の名誉指揮者として日本でもおなじみの存在です。

ドイツものでの評価の高いブロムシュテットですが、北欧ものも得意としており、サンフランシスコ交響楽団と録音した「ニールセン交響曲全集」は決定盤ともいわれています。

この「シベリウス交響曲全集」は「ニールセン交響曲全集」に続いてブロムシュテットが取り組んだプロジェクトであり、ニールセンには及ばないものの高い評価を受けています。

個人的には交響曲第2番が一推し。サンフランシスコ交響楽団の華麗な音色を生かしたポピュラリティーのある演奏で、自信を持ってお薦めできます。

交響曲第1番、第3番、第4番も優れた演奏ですが、ブロムシュテットはシベリウスの後期交響曲とは余り相性が良くないようで、交響曲第6番や第7番ではシベリウスの魅力の一つであるオーロラのような音色や、霊感に満ちた響きが感じられないのが弱点です。とはいえ、美演揃いであり、安心して聴けるシベリウスとなっています。

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団 「シベリウス交響曲全集」(HMV) icon

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