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2007年2月16日 (金)

年下を書く

「ブラックボックス」という二人芝居のための戯曲を書いたのが2003年の1月から2月頃。この戯曲は私がこれまで書いたことのない種類の戯曲だった。といっても特殊な戯曲ではない。「ブラックボックス」は登場する全員(といっても二人だけだが)が執筆時の私よりも年下という設定の戯曲だっただけである。

それまでは私は小説にしろ戯曲にしろ、常に執筆時の私よりも年上の人物を主人公に据えてきた。自分でも理由はよくわからない。自分と同年代の人物を描くことを敢えて避けていたということでも(少なくとも意識上では)ない。

年上、年下、同世代。どの人物を描きやすいか。普通なら自分と同世代か年下である。同世代は自分とほぼ同じだけの(少なくとも数学的な時間においては)月日を過ごしているし、年下も自分の過去を振り返ればわかることは多い。それに比べて自分より経験豊富な年上の人物の本質を理解するのは簡単なことではに。
だが、なぜか私は年上を描こうとしていた。学園ものや若手サラリーマンを主役にした作品に興味が持てなかったということも大きいだろうが、興味が持てなくても嫌悪はしていなかったのだから書いていても不思議はないのだが。

ただ、これから先は年下の人物を多く書いていくことになると思う。何よりも私自身が今年で33歳になるのだ。役者の平均年齢を考えるとどうしても20代の人物が多く出る作品が必要になる。

次の作品は25歳の男が主人公になります。今の私より7歳も年下の人物です。
細部は詰めていないのですが、実在の人物を扱うということもあり、展開はほぼ決まっています。夏までには仕上げるつもり。

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