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2007年4月の31件の記事

2007年4月30日 (月)

逆説的だが

私で「有る」ためには、「私」を限りなく「無」に近づけなくてはならない。

私を「私たらしめてしまっている」のは、他ならぬ「私」なのだから。

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2007年4月29日 (日)

東儀秀樹 『TOGISM 2001』

東儀秀樹 『TOGISM 2001』 篳篥奏者・東儀秀樹が2001年に発表したアルバム『TOGISM 2001』(東芝EMI)を紹介します。

NHKドラマ『喪服のランデヴー』(コーネル・ウールリッチ原作、野沢尚:脚本、藤木直人、麻生久美子、吉岡秀隆:主演)のテーマ曲となった「夢の跡」、映画『タイタニック』の主題歌を篳篥で演奏した「My Heart Will Go On」、鯨の鳴き声を入れた「くじらのうた」など、メロディアスな名曲が並んでいます。

雅楽の楽器である篳篥(ひちりき)の音色を一躍ポピュラーなものにした東儀秀樹の妙技が光る一枚です。

東儀秀樹/Togism 2001

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クイズ脳オークション落札商品

クイズ脳オークション落札商品

ケータイサイト「クイズ脳オークション」で落札した商品が届きました。具体的に何を落札したのかは明かせませんが、やはり落札できたというのは嬉しいものです。落札に至るまでは数分単位でポイントがどんどん上がっていき、ハラハラドキドキ、心臓に悪いので、今後は当分の間、オークションには参加しないかも知れません。

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2007年4月28日 (土)

『かわいそうなぞう』

今日は象の日なのだそうです。

子供の頃に読んだ童話で、特に印象に残っているものの一つに『かわいそうなぞう』(土家由岐雄:作)というノンフィクション童話作品があります。

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2007年4月27日 (金)

パロディCM

You Tube上で流れているパロディCM。何だかんだで核心を突いています。

「デジタル放送対応テレビへのお買い換えのお願い」

http://www.youtube.com/watch?v=3AR5AsSoRZ8

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2007年4月26日 (木)

『指揮棒は魔法の杖?』

『指揮棒は魔法の杖? マエストロが語る「指揮棒」考』(音楽之友社)を紹介します。

ベルナルト・ハイティンク、ヘルベルト・ブロムシュテット、シモーネ・ヤング、ウラディーミル・アシュケナージ、ミヒャエル・ギーレン、ジェイムズ・レヴァイン、レナード・スラットキン、ピエール・ブーレーズ、エサ=ペッカ・サロネン、ケント・ナガノ、ハンス・ツェンダー、コリン・デイヴィス、トン・コープマン、エリアフ・インバル、ネーメ・ヤルヴィ、ダニエル・ハーディング、マリス・ヤンソンス、フィリップ・ヘレヴェッヘ、マイケル・ティルソン・トーマス、ゲルト・アルブレヒトら、世界的に活躍する指揮者総勢39名に対して行った、「指揮棒」をテーマにしたインタビュー集。元はドイツから刊行された本で、エックハルト・レルケ編、野口剛夫:訳。

『指揮棒は魔法の杖?』

エサ=ペッカ・サロネンのように、「そもそもこのテーマ(引用者注:指揮棒のこと)そのものが面白くないと思う」と堂々と言ってしまう人もいますが、サロネンも含めて皆、指揮棒のみならず、自身の指揮スタイルや指揮哲学も含めて真摯に語ってくれています。

ピエール・ブーレーズのように、「指揮棒は不要だ」という考えの持ち主から、「棒なしで指揮するのは好みません」、「指揮棒を持つのはごく自然」と言う人、ある特定の指揮棒でないと指揮できないという人まで、十人十色(三十九人三十九色)で、クラシック音楽好き、特にオーケストラ曲が好きな人にはたまらない内容になっています。

この書に収められた言葉の中から、私の印象に残ったものを幾つか書き記しておきます。

“学生たちにはいつもできるかぎりたくさんリハーサルや演奏会に行きなさいと言っています。「指揮者たちが何をしているか、何がうまくいかないかを、観察しなさい」と。「もしうまくいかないことを見たら、なぜうまくいかないのかを考えるようにしなさい。良いことを見たり聴いたりしたら、それを真似しようとしてはいけない。ただのコピーになってしまうからだ。君たちはみずからの方法を見つけださなければならないんだよ」”(レナード・スラットキン)

“素晴らしい音楽は現実よりもさらに真実味があるように思われます”(フィリップ・ヘレヴェッヘ)

こうした言葉は指揮のみならず、他の芸術にも通じることのように思われます。

エックハルト・レルケ/指揮棒は魔法の杖?

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2007年4月25日 (水)

歴史人物占い

「歴史人物占い」なるものをやってみる。

結果は、紀伊國屋文左衛門。紀文さんか。
内容が当たっているかどうかは微妙として、人を驚かせるのは好きでした。子供の頃は手品が得意でしたね。

「歴史人物占い」 http://www.media-beacon.com/rekisi/SindanFiles/sindan.html

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好きな短歌(21)

人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾が行く道を吾は行くなり 西田幾多郎

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2007年4月24日 (火)

話す前に

まず聴くこと。

聴く前に返された反応は往々にして的を外す。

何故聴くのかがわからない人は、まず的を射る意味を考えると良い。姿勢を整え、弓を手にせずに的を見つめる。上手く呼吸が整えられれば、これまでとは違ったものが見え、違った言葉が読めるはずだ。

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2007年4月23日 (月)

街の想い出(10) 神田・御茶ノ水界隈その3 東京堂書店

街の想い出(10) 神田・御茶ノ水界隈その3 東京堂書店

中国の首相であった周恩来も、若き日の東京滞在時代に足繁く通ったという東京堂書店。神田神保町の、すずらん通りにあります。

ここは、ちくま文庫と海外文学、歴史書などが充実していました。ちくま文庫は三省堂ではなく、だいたいこの東京堂書店で買っていました。
詩関係の雑誌を買っていたのも、ここ東京堂書店です。

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2007年4月21日 (土)

街の想い出(9) 神田・御茶ノ水界隈その2 三省堂書店神田本店

街の想い出(9) 神田・御茶ノ水界隈その2 三省堂書店神田本店

駿河台下にある三省堂書店神田本店。日本を代表する大型書店の一つです。日本一の書店街である神田神保町で最も品揃え豊富なお店。

この三省堂書店神田本店には、明大生時代に毎日のように通いました。いつも本を買っていたわけではなく、新刊をチェックしたり、映画のパンフレット(旧作のパンフレットを売っているコーナーがある)を探したりもしてしました。

私の場合、雑誌と文庫本は主に明大の生協書籍部(とある理由により現在は存在しない)で買っており、三省堂書店神田本店では、明大の生協になかった文庫本、歴史書、音楽関係書、映画・演劇関連書、ステーショナリーなどを購入していました。

三省堂書店神田本店では、作家などのサイン会も良く行われています。私は作家のサイン会に立ち会った機会は残念ながらないのですが、1999年に、女優の市毛良枝さんが著作を発表した時に行ったサイン会を見かけたことがあります。市毛さんは実年齢よりも遙かにお若く見える方で、「さすが女優さんは違うなあ」と感心したものでした。

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「のだめカンタービレ」もいいけれど(2)

映画「神童」の同名の原作漫画(作:さそうあきら)もお薦めです。

さそうあきら作 漫画「神童」 作者の、さそうあきらは、相当なクラシック音楽好きのようで、クラシックファンなら、「あー、あのエピソードが元ネタか」とわかる挿話が沢山出てきます。

小学生の天才ピアニスト・成瀬うたと、名門音楽大学を目指して浪人中の菊名和音(きくな・かずお。通称:ワオ)を主人公に、音楽の力、神秘性、その素晴らしさと恐ろしさ、音楽業界の表と裏、光と影を描いていきます。

手塚治虫文化賞優秀賞&文化庁メディア芸術祭優勝賞受賞作品。

難しい話ではないので、クラシック音楽に詳しくない人でも楽しめると思います。

映画「神童」は、本日4月21日公開。荻生田宏治監督作品。
成瀬うた(映画では中学生という設定)を演じるのは成海璃子、菊名和音ことワオを演じるのは松山ケンイチ。
ほかに、手塚理美、西島秀俊、串田和美、貫地谷しほり、甲本雅裕、吉田日出子、柄本明、浅野和之、キムラ緑子らが出演します。

さそうあきら/神童: 1: アクションコミックス

さそうあきら/神童: 1: 双葉文庫

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2007年4月19日 (木)

観劇公演パンフレット(11) 「プライベート・ライヴズ」

英国の劇作家ノエル・カワード作、飯島早苗:台本、山田和也:演出による舞台公演「プライベート・ライヴズ」の公演パンフレットを紹介します。2006年10月7日、O.B.P(大阪ビジネスパーク)円形ホールで上演された際に購入したもの。

出演は、葛山信吾、久世星佳、西川浩幸(演劇集団キャラメルボックス)、ともさと衣、詩梨(しり)。

パンフレットには、ノエル・カワードの紹介、出演者へのインタビュー、出演者と飯島早苗&山田和也の座談会などが収録されています。

ノエル・カワード作 「プライベート・ライヴズ」パンフレット

ノエル・カワードは、1889年に生まれ、1974年に亡くなったイギリスの劇作家。劇作のほかに、演出、作詞家、作曲家、歌手、俳優と様々な顔を持つ多彩な人です。

「プライベート・ライヴズ」(邦題の「私生活」も有名)は、1930年に初演。今から70年以上も前の作品ですが、古さは全く感じられません。

<あらすじ>
フランスの避暑地、ドーヴィル。新婚のエリオット(葛山伸吾)とシビル(ともさと衣)は、この地でハネムーンを過ごすためにやってきた。エリオットは再婚である。ところが、エリオット夫妻が泊まっているホテルにエリオットの前妻であるアマンダ(久世星佳)がやはり新婚旅行に訪れていたというとんでもない展開が待ち受けていて…。

「プライベート・ライヴズ」の感想

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2007年4月18日 (水)

ジョージ・セルの彫刻するヒンヤリとしたモーツァルト

ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の演奏による、モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」、交響曲第40番ト短調、第41番「ジュピター」を推薦します。

ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団 モーツァルト交響曲第35番「ハフナー」、交響曲第40番ト短調、交響曲第41番「ジュピター」 御覧のジャケットのものは、ソニー・クラシカル(旧・CBS)の廉価シリーズから1000円以下で出ているCDですが、演奏はヒンヤリとした音色と確固たる造形美を誇る個性溢れるもので、値段の数倍は聴く価値があります。

ユダヤ系ハンガリーの指揮者であるジョージ・セルは、アメリカ・オハイオ州の無名オーケストラだったクリーヴランド管弦楽団のシェフに就任するや、このオーケストラを自分の理想とする演奏団体に変えるため、徹底したトレーニングで鍛え上げ、全米屈指の名門と呼ばれるまでに育てました。

個々の奏者のテクニックやアンサンブルの精度(メカニック)にこだわるタイプの指揮者だったジョージ・セルは名人芸を誇る奏者を数多くクリーヴランド管弦楽団に入団させましたが、その結果、クリーヴランド管弦楽団の音色は「少し冷たい」と称されたりもしました。精度が余りに高いと楽器は冷たい音を出しやすくなります。

そうした冷たさを嫌う音楽ファンもいましたが、このモーツァルトではその冷たい音色が透明度の高さに繋がり、ある意味「至純」の天国的世界を現出させています。

その天国は優しさ溢れるのどかなものではありませんが、凛とした白亜の彫刻的な美しさがあります。

ヒンヤリとした響きは、耳の中を洗い清めるような清浄さがあり、モーツァルトを聴く喜びの一つをセルの指揮したこの演奏の中に見出すことが出来るでしょう。

モーツァルト/Sym.35 40 41: Szell / Cleveland.o

George Szell & Cleveland Orchestra

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「フォレスト・ガンプ」オリジナル・スコア集

「フォレスト・ガンプ」オリジナル・スコア集 ロバート・ゼメキス(ボブ・ゼメキス)監督、トム・ハンクス主演の映画「フォレスト・ガンプ 一期一会」のオリジナル・スコア集のCDを紹介します。「フォレスト・ガンプ」のオリジナル・サウンドトラック(OST)は、既成のポピュラーソングで構成されており、映画音楽を担当したアラン・シルヴェストリの書いた音楽は、“オリジナル・スコア集”としてオリジナル・サウンドトラックとは別のこのCDに収められています。

「バック・トゥー・ザ・フューチャー」、「ボディーガード」などの音楽も担当したアラン・シルヴェストリは、今やハリウッドを代表する映画音楽作曲家の一人。

「フォレスト・ガンプ」の音楽は、常に優しく穏やかな日射しを浴びているような暖かさと、清流のように透き通った純粋さを感じます。フォレスト・ガンプという人物の性格そのもののように。アラン・シルヴェストリも曲作りの際にフォレスト・ガンプの性格を音楽に置き換えることを強く意識したと思われ、また意図通りの曲を作ることに成功しています。

ピアノが主旋律を奏でるメインテーマ“I'm Forrest”の愛らしさは映画音楽史上屈指。また全曲のハイライトを集めた「フォレスト・ガンプ」組曲も聴き応え十分です。

フォレスト ガンプ/Forrest Gump - Soundtrack

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2007年4月17日 (火)

アロサウルスが好きだった

本日4月17日は「恐竜の日」なのだそうです。

多くの小さな男の子達にとって恐竜は、興味のある対象の一つ。私もそうで、図鑑などを見てワクワクしたものでした。

私が最も好きだったのは、ジュラ紀に生息したアロサウルスという恐竜。白亜紀に活躍し、「恐竜の王」と呼ばれたティラノサウルスに似た恐竜ですが、ティラノサウルスが頭が大きくズングリムックリなのに対し、アロサウルスは顔も体もスマートです。

私が子供の頃は、「恐竜は爬虫類の祖先」とされていたのですが、1990年代から「実は鳥類の祖先だった」という説が有力になりつつあります。「絶滅した」とされていた恐竜ですが、その割りには発掘される化石が少ないことから、鳥に進化したのだという説が生まれ、科学的な鑑定なども行われるようになりました(結果、恐竜から直接鳥へと進化していったのかはわからないが、恐竜と鳥類にはつながりがあるらしいことがわかりました)。しかし恐竜が鳥に進化したというのなら、人間はその鳥を好んで食べているのですから、考えようによっては恐竜(肉食恐竜)より遙かに獰猛ですね。

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2007年4月16日 (月)

シベリウスの年に(6) 「カヤヌス・コンダクツ・シベリウス」

「カヤヌス・コンダクツ・シベリウス」 フィンランドの指揮者・作曲家であり、シベリウスの良き理解者、また時にはライバルでもあったロベルト・カヤヌスの「カヤヌス・コンダクツ・シベリウス」を紹介します。フィンランド・レーベルからの発売。

1930年と1932年に録音されたモノラル盤であり、音質は当然ながら良くありません。

交響曲第1番、第2番、第3番、第5番、劇「ベルジャールの饗宴」のための音楽、交響的幻想曲「ポヒョラの娘」、「カレリア」組曲、交響詩「タピオラ」を収録。交響曲第1番と第2番が正体のよくわからないオーケストラの演奏、他はロンドン交響楽団の演奏です。

作曲家としてシベリウスに影響を与え、また指揮者としてはシベリウスの作品を広めるべく、各国で精力的にシベリウスのオーケストラ曲を指揮したカヤヌス。現在、指揮者大国として名をはせるフィンランドが生んだ初の世界的指揮者である彼の指揮は、多くの後輩達とは違い、情熱溢れるもので、推進力に富んだ前のめりの迫力があります。ただそうしたスタイルがシベリウスの作品の魅力を十全に生かしているかというと、個人的にはそうとは思えず、時に激しすぎて霊感を著しく欠き、例えば「タピオラ」などは音が鳴っているだけの演奏になってしまっています。

しかし、シベリウスが信頼を寄せ、シベリウス作品の紹介者としての自覚を持ち続けたカヤヌスの演奏は、シベリウス演奏の原典として広く聴かれて欲しいとも思っています。

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2007年4月15日 (日)

観劇感想精選(9) スクエア 「ラブコメ」

2005年2月7日 大阪・梅田のHEPホールにて観劇

大阪・梅田のHEPホールでスクエアの「ラブコメ」を観る。森澤匡晴:作、上田一軒:演出。
スクエアは近畿大学系劇団の出世頭だが、文芸学部演劇・芸能専攻ではなく、近畿大学の演劇サークル覇王樹座から起こった劇団である。メンバーに演劇・芸能専攻出身者は一人もいない。

さて、「ラブコメ」であるが、心から笑える芝居である。京都に住み始めてから間もなく3年になるが、これほど笑える芝居は関西では初めてだ。
「コペンハーゲン」という戯曲で知られるマイケル・フレインが、「ノイズ・オフ(ノイゼズ・オフ)」(今年、白井晃の演出による公演が行われる)というコメディーを書いているが、「ラブコメ」はその日本版ともいうべき芝居。バックステージ兼劇中劇物。
90年代の三谷幸喜演劇のようにシリアスな場面が加わるのもいい。
脚本はそれほど緻密ではないけれど、ツボは全て押さえている。役者としての人間関係と、役の人間関係の交錯が巧い。

ある三流劇団の公演初日。台本がまだ出来上がらない。開場時間が迫り、やっと本が出来上がるが稽古時間はほとんどない。1年前に劇団を辞めて会社員をやっている浅野(北村守)が急遽出演することになるのだが、1年のブランクは大きく…。

劇団が演じる劇の世界と役者達のプライベートの世界がごっちゃになり、人間関係や恋愛関係などが錯綜する。

京都ではほとんど観ることの出来ない種類のコメディー。コメディーというのは本当にいい。難しいので私は書くつもりはないけれど。喜劇も悲劇も硬直した日常と思考を揺るがす最高の装置だ。

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2007年4月14日 (土)

谷川俊太郎 『ことばあそびうた』

谷川俊太郎の子供のための詩集『ことばあそびうた』(福音館書房)を紹介します。子供のための詩集ですが、子供のためだけの詩集ではなく、大人も楽しめます。

文字は全てひらがな。難解な表現も一切ありません。

谷川俊太郎 『ことばあそびうた』

具体的な詩の内容は、著作権の関係もあってここでお知らせすることは出来ませんが、詩集のタイトル通り、言葉遊び満載の詩が並んでいます。

「かっぱ」、「いるか」、「さる」などは小学校の教科書などにも載ったことがあるので、一度は目にされたことのある方も多いと思います。

言葉遊びだけに似た節回しが並んでおり、朗読すると舌がもつれそうになる作品もあるため、私は滑舌のトレーニングのためのテキストとして用いたこともあります。

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スワローズグッズ総合カタログ2007

昨年、東京ヤクルトスワローズのグッズを購入したため、ヤクルト商事から2007年版の「東京ヤクルトスワローズグッズ総合カタログ」が送られてきました。

スワローズグッズ総合カタログ2007

今現在持っているスワローズグッズは、ユニフォーム型Tシャツ2着、ロングシャツ1着、つば九郎の携帯ストラップです。

さて、2007年版の「スワローズグッズ総合カタログ」ですが、今やスワローズの顔となった青木宣親選手のグッズの多さが目立ちます。青木選手のグッズの数は古田監督とほぼ同数で、他の選手を大きく引き離しています。

カタログには載っていませんが、東京ヤクルトスワローズ公式サイトのグッズコーナーでは、鮮烈デビューを飾った増渕竜義投手のグッズなども売り出し始めたようです。増渕グッズは、「購入してもいいかな」と思っています。

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2007年4月11日 (水)

街の想い出(8) 神田・御茶ノ水界隈その1 東方書店

街の想い出(8) 東方書店

以前にも紹介したことのある東方書店。東京千代田区神田駿河台下の、すずらん通りにあります。中国関係書籍の専門店で、明大生時代には毎週のように通っていました。

蒼蒼社という小さな出版社から出ていた「中国現代小説」という季刊誌を始め、中国語学習教材、中国関係図書や雑誌などを良く買っていました。

東方書店は地上3階地下1階からなる書店で、1階には日本語で書かれた中国関係の書籍。2階には中国や台湾、香港から輸入した中国語の原書、3階には中国語の雑誌が置かれ、地下1階では中国語のビデオなどが売られていました。
中国語学習のビデオを買ったことがあり、中国本土で放映されているドラマ(日本語と北京語の字幕付き)が収録されていましたが、当時の中国のドラマは映画とは全く異なり、俳優も演出もレベルと高いとは残念ながら言えませんでした。世界に冠たる中国映画の人材がテレビの方には回ってこなかったのが大きいのかも知れません。

季刊「中国現代小説」を毎号読んでいたおかげで、中国の現代作家には多少詳しくなりました。お気に入りは残雪という女性作家や、史鉄生という下半身が不自由な作家。史鉄生の「境界」という短編小説は特に気に入り、戯曲化したこともあります(未上演)。

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2007年4月10日 (火)

駅弁の日

今日4月10日は駅弁の日なのだそうです。

駅弁というからには当然、駅で買う弁当なのですが、個人的にはむしろデパートやスーパーなどで行われる「駅弁フェア」で見かけたり買ったりすることが多いです。

一番好きな駅弁は定番中の定番ですが、森の「いかめし」(北海道)。
いかめしは小学校の時の給食に出されて以来、ずっと好きなのですが、森の「いかめし」の包装の中に入っているイカめしの味はやはり格別です。

JR富山駅の「ますのすし」も好きですが、私は実は富山県には行ったことがないのです(通過したことは何度もある)。

そういえば、国鉄(現在はJR)小淵沢駅(山梨県)の駅弁「元気甲斐」はテレビ番組によって作られたもので、私も子供の頃にその番組を見ていました。

私の出身地である千葉市のJR千葉駅の駅弁は何種類かありますが、「菜の花弁当」や「やきはま弁当」が比較的よく知られています。知られているのですが私自身は食べたことがほとんどありません。やはり地元の駅弁というのは口にする機会が意外にないものなのかも知れません。

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2007年4月 9日 (月)

好きな短歌(20)

逢ひみてののちのこころにくらぶれば昔は物も(「物を」とするものもある)思はざりけり 藤原敦忠

藤原敦忠は、菅原道真を左遷させたことでも有名な藤原時平の子である。京・西坂本(現在の左京区一乗寺)に山荘を営み、風流人として知られたが36歳で死去。その早世を都の人々は「道真公の祟りだ」と噂したという。

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2007年4月 8日 (日)

城作り

伊勢市円座町の井村裕保氏が自宅の庭に19年かけて作ってきた23分の1のミニチュア姫路城を完成させたという。

面積は約165平方メートル。天守閣の高さ約2・5メートル。材料費約1800万円。

城に全く興味のない人は、「物好きがいるなあ」としか感じられないだろうが、城好きである私などは、「いいなあ、羨ましいなあ。おめでとう」と素直に喜ぶことが出来る。

城のミニチュアを作ったからといって特に意味があるわけではない。それは趣味の範囲を一歩も出るものではない。
しかし「意味のあること」がそれほど重要だろうか。社会的意義がないことは全て無駄なのだろうか。
逆説的になるが社会的意義を超えた喜びや満足にこそ人生の本当の意義があると思うのは私だけなのだろうか。

それにしても本格的なミニチュア姫路城を作ろうという心意気を持った人がいるのは喜ばしいことであり、日本にこうした情熱を持つ人がいるというのはある意味「希望」でもある。

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2007年4月 7日 (土)

考えれば当然なのに誤解されていること

解けない暗号はない。誰も解けなかったらそれはもう暗号ではない。

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2007年4月 6日 (金)

松たか子 『いつか、桜の雨に…』

桜を歌った曲というと、最近では森山直太朗の「さくら」、河口恭吾の「桜」、コブクロの「桜」などが思い浮かびますが、個人的に好きなのは松たか子の「桜の雨、いつか」です。

松たか子 『いつか、桜の雨に…』 その「桜の雨、いつか」を収録したアルバム『いつか、桜の雨に…』(ポリドール)を紹介します。「桜の雨、いつか」の他に、シングル曲「夢のしずく」や「月のダンス」、更に「桜の雨、いつか」のピアノバージョンでタイトル曲である「いつか、桜の雨に…」(ピアノ演奏:松たか子)など全12曲を収めたアルバム。

作詞は全曲、松たか子が手がけており、豊かな感性を感じさせる詞が並んでいますが、「二度死ぬ」と言われることもある日本人の桜への美意識が良く出た「桜の雨、いつか」の詞がやはり一番出来が良いように思います。武部聡志のつけたメロディーも秀逸です。

松たか子/いつか桜の雨に

松 たか子

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2007年4月 5日 (木)

街の想い出(7) 渋谷その1 シネ・アミューズ

シネ・アミューズはその名の通り、サザンオールスターズや福山雅治が所属するアミューズが経営する映画館。シネ・アミューズEASTとシネ・アミューズWESTの2つのスクリーンを有しています。

シネ・アミューズEAST/WEST

東急百貨店渋谷本店の向かいのビル4階にあるシネ・アミューズ。私が東京にいたころは映画館の上の5階フロアにある店の雑音(ハイヒールで歩く女性の靴音など)が頻繁に聞こえることで不評でしたが、今はどうなっているのでしょう。

シネ・アミューズで観た映画で印象的なものを挙げると、岩井俊二監督・松たか子主演の「四月物語」、SABU監督・堤真一主演の「MONDAY」、塚本晋也監督・主演の「バレット・バレエ」といった作品名が思い浮かびます。

「四月物語」は松たか子の映画初主演作で、内容は少女漫画チックなところがありますが、映像の美しさと10代だった松たか子の初々しさが魅力的。千葉・幕張がロケ地に選ばれたことも千葉市出身の私にとって嬉しいことでした。

「MONDAY」は普段は普通のサラリーマン高木(堤真一)が酔って暴走するという内容の映画で、劇場受付で「飲んだら無敵」という合言葉を言うと入場料が割引になるという特典がありました。
野田秀樹が正体不明のオカマ役で出ているの何とも不思議です。

「バレット・バレエ」はバイオレンス映画で、神経症の匂いがするのが気に障りましたが、(登場シーンは少ないものの)鈴木京香の悲しげな雰囲気と、真野きりなの好演が心に残る作品です。ところで真野きりなは今どうしているのだろう?

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2007年4月 4日 (水)

サークルK サンクスの韓国風メニュー・キャンペーン

サークルKサンクスの韓国風メニュー・キャンペーン ビビンバ飯 イ・ヨンエの似顔絵が貼られている。

色々なキャンペーンを行うサークルKサンクスですが、3月下旬から行なわれているのが、「韓国風メニュー」キャンペーン。ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』のイ・ヨンエの似顔絵が各商品に貼られています。キャンペーン商品1品以上を含む800円以上の買い物をして、そのレシートをサークルKサンクスの東京事務所に送ると、抽選で『チャングムの誓い ビハインド・ストーリー(名場面集)』のDVDが当たるとのことです。私は応募する気はありませんが。

イ・ヨンエは最近では「韓国の吉永小百合」などとも呼ばれているようですが、最近の日本人女優にはない、しっとりとした魅力の持ち主だと思います。彼女と同世代(イ・ヨンエは1971年生まれ)で彼女のような落ち着いた魅力のある日本人女優はいなくなってしまったのですが、それはいつからなのでしょう。日本人女性の多くが「落ち着いた大人の女性像」よりも「活発で実年齢よりも若いイメージ」を目指し始めたことの影響が大きいように思うのですが。

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2007年4月 2日 (月)

現代日本人の誕生日

「日本人の誕生日で最も多いのは何月何日か?」というと、今日4月2日というのが答えになるようです。学制では義務教育の1学年を構成するのは4月2日生まれから翌年の4月1日生まれまでと定められており、4月1日生まれは早生まれとして1つ上の学年に編入されます。基本的に早生まれは学力的に不利になる場合が多いので、4月1日に生まれた場合でも親は4月2日生まれとして届けるケースが多いそうで(中には3月末の生まれであっても4月2日生まれとして届け出る親もいるようです)、よって4月2日(戸籍上の4月2日も含む)生まれが最も多いというになるそうです。

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2007年4月 1日 (日)

観劇感想精選(8) Sunday 「四月のさかな」

2006年11月9日 大阪・梅田のHEPホールにて観劇

大阪・梅田のHEPホールでSundayの「四月のさかな」を観る。作・演出:ウォーリー木下。出演は赤星マサノリ、松尾葵、金替康博、坂口修一ほか。
Sundayの前身は「劇団☆世界一団」。長く活動を休止しており、メンバーは個々に活動していたが、“interlude”と称された2度の予備公演(「心がわりエアポート」、「七人の小人と大事なテーブル」)を挟んで、今回の公演で本格的に活動を再開。団体名も「もはや劇団ではない」でということでSundayに変わった。

「四月のさかな」とはエイプリルフールのこと。エイプリルフール発祥の地であるフランスでは現在も4月1日のことを「四月の魚」という。
「四月のさかな」というタイトルではあるが、物語が始まるのはその丁度半年前の10月1日。海辺の家に住む男(赤星マサノリ)は海岸を歩いていた少女に、幼くして海へと消えた妹の面影を見つけて誘拐する。少女は記憶を失っていた。髪が真っ白であることから男は少女を「灰かぶり(シンデレラに由来することはいうまでもないが直接関係があるわけではない)」と名付け、妹ということにする。灰かぶりも男を兄と慕い、「ニイ(兄)」と呼んでいる。
灰かぶりには、神様(超能力は持っているが、見た目はアロハシャツを着た普通の女性。年清由香)やモグラ男(井田武志)といった常人には見えないキャラクターが見えている。

ニイの家には友人のミキヒサ(小松利昌)がヤヨイ(椎原小百合)という女(実は元男であることが後でわかる)連れて住み着いており、ミキヒサが買い物中に知り合ったキアヌ(西田政彦)をニイの家に連れてきてしまったことから事態はややこしいことになる。更に刑務所を脱走した凶悪犯二人組(坂口修一、平林之英)も辺りをうろついており…。

敢えてジャンル分けをすると「ファンタジー」に含まれる演劇なのだろうが、ジャンルを越えた多様な味わいのある作品である。
ニイによる傍白などはない方が良いと思うが、話の転がし方や小道具の生かし方などが抜群のアイデアと緻密な計算に支えられており、ウォーリー木下の想像力と創造力の豊かさ、そして何より頭の良さに唸らされる。
俳優陣では、MONOの金替康博が、お得意のおとぼけ善人キャラクターで魅力全開。世界一団時代からの看板俳優であるイケメン俳優・赤星マサノリの表現力の高さも素晴らしい。
活動再開第1弾に相応しい順風満帆の船出。優れた舞台であった。

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これでもかこれでもかの名曲揃い よしだたくろう『元気です。』

よしだたくろう(吉田拓郎)の名アルバム『元気です。』(ソニー)を紹介します。

よしだたくろう 『元気です。』 とにかく収録曲全てが名曲で、普通のアルバムなのにベストアルバム級の仕上がりです。1972年リリースのアルバム。

今も名ナンバーとして知られる、「夏休み」、「旅の宿」(アルバムバージョン)、「春だったね」、「祭りのあと」を始め、フォークの名曲がこれでもかこれでもかと続く様は壮観ですらあります。

今はバラエティー番組などに出演し、お茶の間でも親しまれている吉田拓郎ですが、当時は孤高のフォークのプリンス。マスコミお断り、当然テレビ出演もしない硬派のシンガーでした。

今の吉田拓郎しか知らない人には、彼がいかに偉大なシンガーなのかを確認するためにも是非聴いて貰いたいアルバムです。

吉田拓郎/元気ですhellow Im Takuro (Ltd)(Rmt)(Pps)

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