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2007年5月20日 (日)

車内のドラマ

電車に乗っていると、様々な人々の様々な話が聞こえてくる。特に東京の場合は全国から人が集まっているので、話される内容も多彩である。

東京の車中における特徴の一つは、真剣にビジネスの話をしている人が多いことだ。大阪の場合は、仕事の話といっても(ちなみに大阪の電車内で仕事の話をしている人はどういうわけか余り見かけない。東京では女性同士でも仕事や仕事場の話をしているというのに)単なる愚痴や悪口しか聞こえてこないが、東京の場合は愚痴一つにしても、「(この場にいない彼は)こうすればいいのになあ」だとか「(この場にいない後輩は)そういうことが出来ても仕方ないんだよなあ。だってさあ…」という風に、建設的側面を帯びている。

千葉から東京まで毎日のように電車で通っていた頃は、そういったビジネスマン達の話をたびたび耳にしていた。そしてその中から、当時の私には絶対に体験し得なかった、ビジネス世界におけるシリアスで多種多様なドラマを想像することが出来た。ある意味、東京の電車内はドラマの宝庫だったのだ。

「社会」や「ドラマ」を「知る」上で、これは非常に有効である。

関東にいた頃は、当たり前すぎて気がつかなかったことに、関西に移り、そして一時帰京したことで気づいた。
東京で過ごすということは、そうしたアドバンテージを知らず知らずのうちに受けているということのようである。

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