これまでに観た映画より(5) 「あの子を探して」
DVDで中国映画「あの子を探して」を観る。張芸謀監督作品。良い映画である。
ストーリーは至ってシンプル。中国の僻地にある水泉村。水泉小学校の老教師であるカオ先生が病気の母親を見舞うため1ヶ月ほど村を離れることになる。代用教員として水泉村の村長が探してきたのはウェイ・ミンジという13歳の少女。水泉村はとんでもない田舎であるため、なり手が他にいなかったのだ。中学も出ていないような少女に教師が務まるのかと不安なカオ先生。実際、ウェイ・ミンジは歌もきちんと歌えず、教える力もなさそうである。カオ先生は黒板に教科書の字を写すことで授業の代わりとするようミンジに命じる。
中国の僻地では良くあることだが、水泉村でも教育は重要視されておらず、家の事情で学校をやめる生徒が多い。生徒が一人もやめなかったら50元やると約束する村長。
しかし、11歳の男子児童ホエクーが病身の母親の借金を返すため、都会(ロケ地である張家口〈zhangjiakou〉市をモデルにしたjiangjiakou市)に出稼ぎに出されてしまう。ホエクーを連れ戻したいミンジはあの手、この手を使って何とか都会に出るのだが、ホエクーは街の駅で仲間からはぐれてしまっており…。
出演者は全員素人。役名も本名のままである。
中国は映画を国策の一つに掲げているため、映像はとにかく美しい。
僻地の農村だけに人々の心に優しさが残っており、都会にも優しい心を持つ人はいる。素人の俳優を使っているだけに人間の素朴な優しさがよりストレートに出ている。
心温まる物語。やはり張芸謀は「LOVERS」のようなワイヤーアクションよりも、こうしたシンプルながらも味のある映画を撮った方がずっと良い。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)











![福田 誠治: 競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 [朝日選書831] (朝日選書 831) (朝日選書 831)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51PB8XmxznL._SL75_.jpg)







「初恋のきた道」は、いわずと知れた章子怡(ZHANG Ziyi チャン・ツーイー 日本ではチャン・ツィイーと表記されることが多い)のデビュー作。ジャケットは19歳時の章子怡。
1958年生まれ、日本の中堅世代を代表する指揮者である広上淳一(ひろかみ・じゅんいち)が、2008年4月1日より、京都市交響楽団の第12代常任指揮者に就任することが正式に発表されました。





1959年生まれのスザンヌ・ヴェガは、1987年に発表したこのアルバムでスターダムに昇り、以後、世界を代表する女性シンガーソングライターとして各国で人気を博しています。
YMOのセカンドアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』を紹介します。アルファ・レコードの制作。現在の販売元はソニー・ミュージック・エンタテインメント。
海の日ということで、ドビュッシーの交響詩(3つの交響的素描)「海」を収録したCDを紹介します。
フランスの心理学者、人権運動家であるフランク・パヴロフの短編『茶色の朝』(大月書店)を紹介します。
阿佐ヶ谷スパイダースの公演『少女とガソリン』の公演パンフレットを紹介します。2007年7月8日、OBP(大阪ビジネスパーク)円形ホールで購入したもの。
最近のコメント