大河ドラマ『風林火山』オリジナル・サウンドトラック
今回紹介するのは、現在放送中のNHK大河ドラマ『風林火山』のオリジナル・サウンドトラックです。作曲は千住三兄妹の次男、千住明。
EMIからの発売です。
高関健(たかせき・けん)指揮NHK交響楽団が演奏するメインテーマは、「これぞ大河ドラマのテーマ曲」というに相応しい、ど真ん中のストレート勝負。武田騎馬軍団の疾走を描いた快速テンポと抜群のリズム感が冴え、トランペットの活躍が聴く者の血を沸かせます。
メインテーマ以外の楽曲を演奏しているのは、マリオ・クレメンツ指揮のワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団。
1936年、チェコに生まれたマリオ・クレメンツは、“チェコのカラヤン”の異名を取ったヴァーツラフ・スメターチェクに師事し、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝したこともあるという経歴の持ち主ですが、近年は映画音楽と現代音楽の指揮を中心に活躍しています。このCDを聴いた限りでは、ドラマティックに聴かせるツボを心得ているようです。
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団は、ポーランドを代表するオーケストラ。音の彩りが豊かで、それでいて濃すぎないところが『風林火山』の音楽に合っています。
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