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2007年8月28日 (火)

「私」のいない夢

「私」のいない夢をよく見る。夢の中で私は主人公ではなく、夢の登場人物でもない。私はドラマの視聴者のように、その世界の外にあって、夢の中の見知らぬ人々が繰り広げる様々な出来事を見ている。
10代の頃は、そうした私が出てこない夢をよく見ていたし、最近もたびたび見知らぬ人ばかり出てくる夢の世界に降り立つことがある。

昨日は見知らぬ女性が高所から飛び降りる夢を観た。最近DVDで観た、黒沢清監督の映画「回路」の飛び降り自殺シーンが影響しているのだろうか。
ただ昨日の夢は、私は完全に視座としてのみ存在していたわけではなかった。女性が飛び降りた後、私は自分の背中にコンクリートの存在を感じ、曇った空が見えた。
ああ、今はあの女性に乗り移っているだな、と思った。直後に目覚めた私は、肩で息をしていた。
夏目漱石の『夢十夜』を思わせるような夢であった。

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