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2007年9月23日 (日)

好きな短歌(24)

大江山生野の道の遠ければまだふみもみず天の橋立 小式部内侍

小式部内侍は、和泉式部のお嬢さんです。若くして歌の名手として名を馳せましたが、あまりの上手さに、「実は母親の和泉式部に歌を作ってもらっているのさ」という代作説が出ていました。

和泉式部が夫と共に丹後国(天橋立がある)に赴任していた時のこと、朝廷で歌合わせの会があり、小式部内侍も出席しました。小式部内侍の歌は母親の和泉式部の代作なのでは、と疑いを持っていた藤原定頼が、「お母さんからの手紙は読まれましたかな」と暗に「手紙に歌が書かれているのだろう」という意味を込めた意地悪な質問をしたところ、小式部内侍が即座に読んだのが、上の歌。

生野は「行く野」、「ふみもみず=踏みもみず」は「文も見ず」の掛詞。才気溢れる歌です。

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