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2007年10月18日 (木)

中学・高校・大学で二番手の投手がプロに入って活躍するまで 渡辺俊介 『アンダースロー論』

千葉ロッテマリーンズ 渡辺俊介 『アンダースロー論』 『アンダースロー論』(光文社新書)。千葉ロッテマリーンズのアンダースロー投手として活躍している渡辺俊介投手の著書です。

史上最も低いところからボールをリリースする投手として知られ、プロ球界現役最高のピッチャーの一人と称される渡辺俊介投手ですが、中学でも高校でも、更には國學院大學に進学してもエースの座は射止められず、常に二番手かそれ以降でした。足も遅いし、跳躍力もない。普通ならプロ野球入りは無理と思われ、実際に渡辺俊介投手自身もプロ野球入りは小さい頃から考えていなかったし、プロになれるなんて思ってもいなかったそうです。

しかし、自身の体の最も優れた部分である体の柔らかさを生かしてアンダースローの投手となったことで、様々なチャンスが訪れます。

本書は渡辺俊介投手が、次世代のアンダースロー投手のために自分の技術と経験を伝えることを主目的として書かれたもので、ボールの握り方や変化球投げ方、緩急の付け方など、野球に興味がない人にはとっては「関係ない」で済まされてしまうページもあるのですが、自分の長所を最大限に生かし切って世界を渡る術を知るという点に置いては大変参考になります。

プロ野球ファンと渡辺俊介ファンにとっては必読の書ですが、その他の方々にも読んで貰いたい書籍です。

それにしても渡辺俊介投手のストイックなこと。先発する三日前からは外出を控えて、酒もほとんど飲まず、テレビも映画も観ずに目を休め、登板する日のために精神を集中させるそうです。
昔はプロ野球の投手でも登板前日まで遊んでいたという豪遊伝を持っている人がいたりしましたが、時代は確実に変わっています。

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受信: 2007年10月19日 (金) 19時27分

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