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2007年12月 2日 (日)

観劇公演パンフレット(19) 劇団M.O.P. 『ズビズビ。』

劇団M.O.P.の第41回公演『ズビズビ。』のパンフレットを紹介します。「ずっとあなたが」、「ビッグな男」、「ずいぶんな話」、「ビタースイーツ」という、「ず」、「ビ」、「ず」、「ビ」を頭文字とするタイトルの4話オムニバス。2006年11月17日、大阪・京橋の松下IMPホールで購入。

劇団M.O.P. 「ズビズビ。」公演パンフレット

『ズビズビ。』の感想

大阪へ。京橋の松下IMPホールで劇団M.O.P.の『ズビズビ。』を観る。マキノノゾミ作・演出。「ずっとあなたが」、「ビッグな男」、「ずいぶんな話」、「ビタースイーツ」という「ず」、「ビ」、「ず」、「ビ」を頭文字とするタイトルの4話オムニバス。全て劇場の楽屋が舞台になっており、それぞれの話には緩やかな関連がある。

かっては映画スターでありながら今は評判が今一つの男と、男の謎を追い続けてきた一人の女の話「ずっとあなたが」、家族中心でやっている旅回りの大衆演劇一座の物語「ビッグな男」、衣装スタッフの女性に結婚を約束しながら実は前妻と別れていなかったという駄目な俳優の登場する「ずいぶんな話」、ジャズに生きる男達のほろ苦い話「ビタースイーツ」、いずれも優れたストーリーであり、独特の味わいがある。

一つ一つの作品のストーリーに特別な新しさがあるわけではなく、それぞれの話に緩やかな関連を持たせるというのもよくあるパターンだ。だが良い芝居だった。斬新さはないが安定感があり、演出の上手さも加わって、大人の演劇になっていた。京都にもこうした演劇をやる団体があるといいのだが。
実は劇団M.O.P.はもともとは同志社の学生劇団を母体とする京都の劇団であったのだが、現在は東京に本拠地を移している。

ラストではメンバーがブラスやギターの演奏を披露して締める。往年のオンシアター自由劇場のようで楽しい。

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