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2007年12月20日 (木)

観劇感想精選(23) MONO 「衛兵たち、西高東低の鼻を嘆く」

2005年11月21日 京都・三条御幸町のアートコンプレックス1928にて観劇

三条御幸町のアートコンプレックス1928でMONOの公演、「衛兵たち、西高東低の鼻を嘆く」を観る。土田英生:作・演出。
ある城(あるいは宮殿)の城門を守っている衛兵達。しかし、やがて彼らは城の謎に気づき始める。
自己とは自己が作り出した(あるいは自己を騙すための)物語に支えられているということがわかる芝居。
主義というものの根拠の曖昧さ、また頼りとするものがなくなると、途端に情けなくなってしまう人間の本質を突いているように見える。土田さんの意図が本当にそこにあるのかは別にして。
笑いの要素はたっぷりあり、1時間ちょっとの短い芝居でありながら、中身は濃い。演技面での目新しさはなかったけれど。
ところで、土田さんは前衛嫌いで有名だけれど、「依ってたっているものに揺さぶりをかける」ものが前衛なのだとすると、これは立派に前衛である。

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