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2008年1月28日 (月)

アフリカを感じるとき

母方の祖父が「野生の王国」というテレビ番組が好きだったということもあり、私も子供の頃は、アフリカのサバンナにおいて繰り広げられる動物たちのドラマが好きだった。

ただ、残念ながら、「動物に興味津々で動物学者になる」というレベルには達しなかった。というよりも、何にでもなることは出来ないわけだし、アフリカの動物以上に興味が持てる対象も多かった。

ただ、幼き日に見たアフリカは、その後、何度か私に幸福をもたらすことになる。

アフリカに行ったことはない。私の知っているアフリカのサバンナはあくまでも私の頭の中に拡がっている世界だ。ただ、「今よりずっと若くて傷つきやすかった時代に」、アフリカが心の支えになることもあった。

「今は、この日本の、この千葉県の、この千葉市の、そのまた狭い世界にいるかも知れない。だが、私の周りの世界だけではなく、世の中にはアフリカのサバンナのように全く違う次元で成り立っている世界がある。だから周りの世界だけにとらわれることはないじゃないか」

言葉にしてしまうとどうしようもなくありきたりで格好悪いものになってしまうが、かっての私が考えていたことをそのまま書き出すとこのようになる。

私の周りの世界が全てだと思っていたら、若い頃の私はもっともっと駄目になっていただろう。
子供の頃にアフリカのサバンナに興味を持っていたこと、アフリカという別の価値次元の大陸を感じていたこと、それはささやかではあるが大切な福音だったのだと、今もそう思うのである。

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