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2008年2月 2日 (土)

あをによし

「あをによし」は「奈良」の枕詞です。

「あをによし」とは不思議な言葉ですが、「あをに」とは「青丹」で、「青い土」という説と、「青」と「丹」で、奈良の都の青い瓦と丹の色(赤っぽい色)の柱のこととする説があります。

ところで、予備校で教わった古文の先生は、若いときに「あをによし」=「奈良の枕詞」とだけ憶えていて、意味を知らなかったそうで、ある日の授業で生徒に質問を受けて、焦ったそうです。

彼はとっさに、「奈良といえば羅城門で、都に入るには、そこで門番をしている青鬼の調べを受け、『良し』と言って貰う必要があった」と、“何だかなー”の嘘をつきました。

家に帰って本当の意味を調べてきた古文の先生は、翌日、何食わぬ顔で、「青鬼が『良し』なんて本気にしたの? 冗談だよ」といって取り繕ったとか。
授業中の笑い話として喋っていたことなので、本当にあったことなのか作り話なのかはよくわかりません。しかし、もし本当だとして、「あをによし」=「青鬼良し」だと信じた生徒はいたのかな? いなかったんじゃないだろうか。

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