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2008年2月16日 (土)

簡単そうなこと

苦もなく出来ることを「赤子の手をひねるよう」という。しかし、実際、赤子の手をひねることは簡単だろうか? 物理的には簡単だろうけれど、人間には良心というものがある。良心というものがあるため、赤子の手をひねることは極めて難しいこととなる。

本当のことを言うというのも難しい。本当のことは「本当だ」と確信しているのだから口にしようと思うのは難しいことではない。だが人間には良心と想像力と世間体と他者との関係がある。それらが実際にある限り、本当のことを伝えるのは困難だ。

ある意味、簡単なことほど難しいのだ。そうでなかったら人類はどうして言葉による伝達をこれほど高度化させなければならなかったのだろう。簡単なことを簡単に捉えることも簡単に伝えることも簡単ではなかったからではないのか。

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