「未来世紀ブラジル」オリジナル・サウンドトラック
管理社会の怖ろしさを描くディストピア映画「未来世紀ブラジル」(テリー・ギリアム監督作品)のオリジナル・サウンドトラックを紹介します。
マイケル・ケイメンが音楽を担当。名曲「ブラジル(ブラジルの水彩画)」がほぼ全編にわたってフィーチャーされています。
「未来世紀ブラジル」のラストは全く救いがないという暗いものなのですが(暗すぎるという理由でアメリカではハッピーエンド版が編集され、公開された)、暗いラストに明るい「ブラジル」の音楽が重なることで影の部分が強調され、絶望感がより一層深まるのが印象的でした。
「陽のあたる教室」、「ダイ・ハード」シリーズ、「リーサル・ウェポン」シリーズなどの音楽を手掛けたマイケル・ケイメン(1948-2003)のスコアは、甘さ、暗さ、華やかさなどの様々な要素が絡まった優れたものです。タイプライターの音にサンバのリズムを重ねた「ザ・オフィス」、ラストで流れる熱狂的な「ブラジルの水彩画・サンバ」などは秀逸。
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