ロリン・マゼール指揮クリーヴランド管弦楽団 プロコフィエフ バレエ音楽「ロメオとジュリエット」全曲
20世紀が生んだ最高のバレエ作品といわれる、セルゲイ・プロコフィエフ作曲の「ロメオとジュリエット」(シェイクスピアの原作は「ロミオとジュリエット」ですが、シェイクスピアが活躍した英国がクラシック音楽大国ではなかったためか、クラシック作品のタイトルとしてはイタリア語の読みの「ロメオとジュリエット」が普及しています)。
バレエ作品の初演というと、チャイコフスキーの「白鳥の湖」やストラヴィンスキーの「春の祭典」のように、大失敗に終わったり、大混乱に陥ったりというが多いのですが、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」だけは例外で、1940年に行われた初演は大成功。「ソヴィエト文化史上に残る記念碑的作品」とまで賞賛されました(その代わり、初演に漕ぎ着けるまでの道のりが大変だったのですが)。
プロコフィエフらしい刺激的な響きとロマンティックで甘美なメロディーを併せ持つ「ロメオとジュリエット」。初演を行ったのはキーロフ劇場(マリインスキー劇場)で、マリインスキー歌劇場管弦楽団を指揮したゲルギエフ盤も良い出来ですが、まずは、ロマンティシズムと刺激的な響きのバランスの良いマゼール盤(DECCA)を推薦しておきます。
1973年の録音。1970年に亡くなったジョージ・セルの後任としてクリーヴランド管弦楽団のシェフの座に就いたロリン・マゼールのクリーヴランド時代を代表する音盤。
クリーヴランド管弦楽団の技術力と卓越した音色を生かし、且ついかにもマゼールらしい才気とリズム感の良さを加えた演奏で、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」という作品に人々が求めるであろう要素が全て入っています。DECCAの録音も最近のものと比べても遜色がないほど優秀で、膨大なディスコグラフィーを誇るロリン・マゼールの代表盤といっても差し支えないほどの仕上がりです。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)











![福田 誠治: 競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 [朝日選書831] (朝日選書 831) (朝日選書 831)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51PB8XmxznL._SL75_.jpg)







「親切なクムジャさん」は幼児誘拐をテーマにした復讐劇。無実の罪で13年服役したイ・クムジャという女性が真犯人に復讐するまでを描いたもので、強烈な残虐シーンがあるなど、万人にはお薦め出来ませんが、オリジナル・サウンドトラックは、バロック音楽をモチーフにしたチョ・ヨンウクの哀切にして美しいオリジナル曲と、ヴィヴァルディの協奏曲やパガニーニの「24のカプリース」より第24番などのクラシック音楽が入っており、クオリティも高く、映画ファンのみならず音楽ファンも楽しめる出来で、万人にお薦め出来ます。
初演時のスキャンダルで知られる通り、パリで初演されたバレエ「春の祭典」ですが、題材は原始ロシアのバーバリズム(初演時の騒動はストラヴィンスキーの音楽そのものよりも、生け贄の風習などの題材に原因があるという説もあり、バレエ初演の翌年にやはりパリで行われた、オーケストラのみによる初演の際は好評を博したというのがその根拠とされています)。
ただ、そうした多くの録音を抑え、私が最も気に入っているのはヴァーツラフ・ターリヒが指揮した1954年の録音。モノラル録音であり、経年劣化もあって音の彩りや豊かさはその後の録音に一歩譲りますが、ターリヒの指揮のスケールの大きさと、チェコ・フィルの渋い輝きを感じさせる名盤。
左の写真は、2008年3月号の「ぶらあぼ」。247ページあります。


しばじゅんさんこと柴田淳の魅力は物語性豊かな歌詞と、予想を適度に裏切るメロディー進行。普通なら「もう下げるかな」というパターンのところで逆に音を上げたりします。しばじゅんさんはモーツァルトが嫌いだそうですが、モーツァルトの時代のように、音楽の冒険がしにくかった時代の音楽(古典派)が嫌いというのは彼女の作風からいって肯けます。
まずは、上田現、元ちとせを共にメジャーにした「ワダツミの木」を収めた『ハイヌミカゼ』(エピック)。上田が作詞・作曲。編曲を手掛けた「ワダツミの木」は、元ちとせが奄美大島出身ということもあり、南国の伝説風のストーリーを持った作品です。
『ノマド・ソウル』(エピック)には上田現の作詞・作曲・編曲による「千の夜と千の昼」が収められています。この曲はCM曲としてブレイクしています。

コンサートでおなじみの「童神」(ヤマトグチバージョン)や「島々清しゃ(しまじまかいしゃ)」、「ファムレウタ(子守唄)」、「芭蕉布」、そして夏川りみの出世作である「涙そうそう」も収録。
映画の方も何年か前にDVDで観ているのですが、記憶はあやふや。しかしナイマンの音楽は大変魅力的で、旋律はいつまでも頭の中に残り続けます。
最近のコメント