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2008年3月17日 (月)

クラシック音楽情報専門フリー月刊誌 「ぶらあぼ」

クラシック音楽のコンサートというと、ポピュラー音楽のそれに比べて遙かに情報流通量が乏しいという状態が今に至るまで続いています。「ぴあ」などの情報誌はクラシック音楽部門は弱く、クラシック音楽専門月刊誌である「音楽の友」などは値段が高く、情報も東京寄りのものが圧倒的でした。そんな中、1990年代半ばに創刊されたクラシック音楽情報専門無料誌が「ぶらあぼ」です。

クラシック音楽情報専門フリー月刊誌「ぶらあぼ」 左の写真は、2008年3月号の「ぶらあぼ」。247ページあります。
アーティストへのインタビュー、「コンサートぴっくあっぷ」や「コンサートギャラリー」というコンサート案内、チケット発売情報、日本全国各地別のコンサート情報、来日アーティスト案内、クラシックCD&DVD新譜情報、クラシック音楽関連テレビ番組&ラジオ番組欄など、フリーペーパーとしては充実した内容を誇っています。東京MDEの制作。協賛は電子チケットぴあ他。

情報がもう少し整理されて見易いとより良いのでしょうが、無料誌にしては上出来です。

私は創刊当時の「ぶらあぼ」を知っていますが、ページ数は今の半分もなく、CD情報もジャケットの写真などはなくて文字情報だけ。あれから10年以上が経ち、立派な雑誌に成長しました。

「ぶらあぼ」に問題があるとすれば、手に入れられる場所の少なさ。

「ぶらあぼ」創刊当時は私は東京にいて、私が通っていた明治大学駿河台校舎の向かいにあるカザルスホール(現・日本大学カザルスホール)で「ぶらあぼ」を手に入れて、明大の図書館や自習室などで勉強の合間に読んでいました。
その頃も、クラシックホールや大手レコード店、チケットぴあのお店などにしか「ぶらあぼ」は置かれていなかったのですが、その状況は今もそれほど変わらず。
クラシックのコンサートゴーアー自体が日本では(実は西洋においてもなのですが)マイナーな存在なので、仕方ないのかも知れませんが、せっかくこうしたフリー雑誌があるのに置かれている場所が限られているというのはもったいない気もします。

Web「ぶらあぼ」というサイトもあり、検索などではインターネット版の方が便利ですし情報の更新も早いのですが、情報量自体は雑誌版の方が上ですし、知りたい情報に至るまでの過程は案外ペーパーメディアの方が楽で済みますし、Webのように上書き更新されて、過去の情報が手に入りにくくなるということもありません。

フリー雑誌版「ぶらあぼ」の存在はもっともっと人々に知られて欲しいものの一つです。

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