鳥葬
車に轢かれた鳩の屍骸を烏がついばんでいた。
たったそれだけのことだと、言えば言える。
ただ、車という現代が生み出したものがもたらした死に、鳥辺山(鳥部山)の名の由来であり、京都の歴史を語る上で落とせない鳥葬が行われているのを目にすると、遠く離れているはずの歴史上の地点と地点が結びつけられたかのような、奇妙な錯覚に陥るのだった。
死の見えない現代が生み出した鳥葬。
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