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2008年6月29日 (日)

野球の速球王データが充実 「データルーム」

野球に関する様々なデータ(歴代の速球王、年度別速球王、本塁打距離記録、選手年俸など)を集めたホームページ「データルーム」を紹介したいと思います。

「データルーム」 http://speed.s41.xrea.com/index.html

一個人のホームページですが、その充実ぶりは驚くばかり。特に速球王のページは更新も頻繁に行われていて、データも豊富。日本のプロ野球、高校野球、メジャーリーグ・ベースボールの歴代、年度別。四国・九州アイランドリーグ、社会人野球、大学野球、高校野球甲子園大会、韓国プロ野球、台湾職業棒球、世界最強といわれるキューバチームの通算。日本国内主要球場での最高記球速記録までも載っています。

しかし、速球王のデータを見て思うのは、スピードガンで上位に入る記録を出しながら、ほとんど活躍出来ないままプロ野球生活にピリオドを打った選手が多い一方で、「遅球王」というスピードガンがマークした最高記録速度が遅い投手の中に名投手とされるピッチャーが多く含まれており(山田久志のように、スピードガンが導入された時代には軟投派に転じていたピッチャーもいるが、全盛期でもMAX計時の低いピッチャーも多い)、改めて投手はスピードではないのだということがわかります。

また、速球派のイメージが強いのに、スピードガンが計時した最高速度がそれほどでもない投手や、軟投派とみなされながら、最高速度の記録においては速球派投手よりも上の投手がいたりするのも興味深いところ。

高校野球の通算本塁打記録のページもありますが、興味深いのは、高校時代の本塁打数で上位30名に入った選手で、プロ入り後もホームランバッターとして本当に活躍したのは清原和博(西武→巨人→オリックス)、江藤智(広島→巨人→埼玉西武)、城島健司(福岡ダイエー→福岡ソフトバンク→シアトル・マリナーズ)の三人(しかもシーズン本塁打王になったことがあるのは江藤智ただ一人)。ホームランバッターとしてそれなりに活躍したのも鈴木健(西武→ヤクルト)ぐらいしかいないということ。上位50名までを見ても、ホームランバッターとして活躍しているのは松井秀喜(巨人→ニューヨーク・ヤンキース)、山崎武司(中日→オリックス→東北楽天)の二人が加わるだけで、高校時代のスラッガーがプロに入っても活躍出来るという保証はどこにもないということになります。

ちなみに現在、日本プロ野球屈指のパワーヒッターとして知られる小笠原道大選手は「データルーム」の高校野球本塁打記録には登場しません。なぜかといえば小笠原選手は高校時代は非力で、本塁打を1本も記録していないためです。やはり高校時代の記録というのは当てにならないようです。

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