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2008年8月 2日 (土)

観劇感想精選(43) WANDERING PARTY 「トータル・エクリプス」

2007年12月15日 京都市東山区役所内の東山青少年活動センター創造活動室にて観劇

午後7時より、東山区役所内にある東山青少年活動センター創造活動室で、WANDERING PARTY(通称:ワンパ)の「トータル・エクリプス」を観る。作・演出:あごうさとし。1985年に起こった豊田商事事件をモチーフにした作品である。

まず、ある架空の新聞社内で話はスタートし、照明が切り替わると同時に、話や舞台や時代が飛ぶ。
とある新聞社。トップシークレットであるのはずの豊川商事(モデルはもちろん豊田商事)事件のデータが紛失していることがわかる。そこに記された永田(モデルは永野一男)殺害当時の社員の証言に社を揺るがすほどの問題があるらしいのだが……。

興味深い作品だった。「正義の名の下に行われる私刑」は最近のワンパの作品に通底するテーマであったが、最も公正であることを求められる報道機関を舞台に選んだことに意欲が感じられる。
日露開戦時の主戦論の挿入もわかりにくくはあったが効果的であった。

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