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2008年9月26日 (金)

コンサートの記(23) 佐渡裕指揮京都市交響楽団 「VIVA! バーンスタイン」

2004年9月11日 神戸国際会館こくさいホールにて

神戸へ。JR三ノ宮駅で下車。歩いて5分ほど南にある神戸国際会館こくさいホールに行く。今日はここで「VIVA! バーンスタイン」という、オール・レナード・バーンスタインプログラムによるコンサートがある。佐渡裕の指揮京都市交響楽団の演奏。大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団。ブルノ・フォンテーヌのピアノ。歌手に中鉢聡(テノール)ほか。兵庫県の主催で明石、神戸と大阪でコンサートを開く。京都市生まれの京都市育ち、大学も京都市立芸術大学の指揮者と京都市のオーケストラのコンサートなのに何故か京都公演はなし。何故だ?

こくさいホールに行くのは初めて。あまりいい印象は持てなかった。1999年5月にオープンした比較的新しいホールだが、3階席はかなり高いところにあり、ステージから遠すぎる。NHKホールより遠い。しかも傾斜がきついので、下に転げ落ちそうな錯覚にとらわれて落ち着けない。


開演前にトーク。スポーツライターの玉木正之氏と佐渡の対談がある。佐渡によるとバーンスタインは身長が160cmほどしかなかったことを明かす。思ったよりかなり低いので驚く。

佐渡裕はレナード・バーンスタイン(愛称:レニー)の最後の弟子。師譲りのダイナミックな指揮が特徴だ。時折、指揮台から飛び上がるなど、まさにバーンスタインを思わせる。京都市交響楽団は特に金管にノリが不足。日本のオケだから仕方ないか。ロイヤル・フィルもウィーン・フィルもレニー作品の演奏は下手だったから。ホールもデッドで足を引っ張っている。ただ声は良く通る。

ダイヤモンドが歌詞に出てくるミュージカル『キャンディード』よりのナンバー「きらきらと華やかに」ではソプラノの天羽明惠が尾崎紅葉の『金色夜叉』からの名ぜりふ「今月今夜のこの月を…」を引用して会場を爆笑させた。

演出でライトを使うのだがこれが逆効果。余計なものにしか感じられない。会場で配られたパンフレットに歌詞と対訳が載っていて親切なのだが、客席は暗いので歌詞が読み取れない。ライト演出はいいから客席をもう少し明るくして欲しい。

クラシックのコンサートは休憩込みで2時間以内が普通だが、今日は2時間半以上も続き、サービスがいい。

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