エイノユハニ・ラウタヴァーラ 「カントゥス・アークティクス」ほか ハンヌ・リントゥ指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
現役の作曲家としては世界的に最も人気のあるエイノユハニ・ラウタヴァーラ。1928年生まれのフィンランド人のこの作曲家の作品は、神秘的で清々しい響きが特徴であり、特に近年の作品はヒーリングムードにも満ちていて、多くの人を魅了しています。
今日紹介するのはラウタヴァーラの比較的初期の作品を集めたCDで、鳥とオーケストラのための協奏曲「カントゥス・アークティクス」、ピアノ協奏曲第1番、交響曲第3番を収録。
演奏は、昨年、名古屋フィルへの客演でシベリウスの好演を示したハンヌ・リントゥの指揮するロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団)。NAXOSレーベル。
鳥の鳴き声の録音を使用した「カントゥス・アークティクス」はアイデア、曲調共に面白く、ピアノ協奏曲第1番(ピアノ独奏:ラウラ・ミッコラ)、交響曲第3番も、近年のラウタヴァーラ作品に特徴的な神秘感こそさほどではありませんが、清らかな響きが印象的です。
指揮者のハンヌ・リントゥは1967年生まれ。このCDの録音は1997年に行われているので、当時リントゥはまだ30歳だったわけですが、とてもそんな若い指揮者の録音とは思えないほどの統率力を発揮しています。
リントゥは今後が楽しみな指揮者の一人です。
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