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2008年10月25日 (土)

柴田淳 『ひとり』

「しばじゅん」こと柴田淳の発表したアルバムの中でも最も内省的な1枚、サードアルバム『ひとり』(ドリーミュージック)。
しばじゅんさんは1976年生まれ、私は1974年生まれで2歳違いです。正確な世代区分でいうと微妙に異なったりしますが、同世代といっていいでしょう。『ひとり』には「我らの世代の歌」ともいうべき痛切さをもった楽曲が並んでいます。

柴田淳 『ひとり』 アルバムタイトルからして『ひとり』ですが、「未成年」や「今夜、君の声が聞きたい」など壮絶なまでの孤独感が伝わってくる曲があり、“あなたの信じてるもの、それで私は壊されてしまったの”“こんな私責められない日が来るから”いった歌詞の出てくる「虹」、幸せな時代の思い出からの急転直下と偽りの幸せの告白が痛々しい「あなたとの日々」、元カレへの決別を歌う「コンビニ」、“私がひとりぼっちになって引退を余儀なくされそうになった時があった”というしばじゅんさんの告白を裏付けるような「ひとり歩き」など、人間の内面を突く曲が、これでもかとばかりに並んでいます。

中でも「今夜、君の声が聞きたい」は我々の世代の感情のど真ん中を突く直球で、1970年代生まれの人は必聴といっても過言ではありません。

柴田淳/ひとり

柴田 淳 - ひとり

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