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2009年3月 7日 (土)

門徒もの知らず

「門徒もの知らず」という言葉があります。基本的には悪口です。

門徒とは浄土真宗(真宗)の檀徒のこと。浄土真宗は、迷信を信じず、ひたすら「南無阿弥陀仏」といっていればいいということ。迷信は信じないので六曜も信じず、友引だろうが何だろうが葬儀を行って構わないということになっています。

このことから、「門徒物忌み知らず」が「門徒もの知らず」に繋がったという説が主に浄土真宗側から出ていますが、本来が、「門徒もの知らず」の後ろに他の宗派の悪口(「法華骨なし」など)が並んで一セットであるということ、また「門徒物忌み知らず」という言葉が古い文献に見られないということから、「門徒もの知らず」の方が「門徒物忌み知らず」より先に出来た言葉だと思われます。

さて、浄土真宗の葬儀の仕方も特別でして、迷信は排除、ということでお清めの塩は用いません。焼香の際は、香を頭に押し頂くことはなく、線香は火を付けずに、折って香炉に置きます。

他の宗派は必ずといっていいほどやることをやらないというのも、浄土真宗が「もの知らず」と思われる所以だと思われます。

逆の見方をすれば、他の宗派の人が浄土真宗の在り方を知らないということでもあり、どっちもどっちということになるのですけれどね。

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