« コンサートの記(41) 遊佐未森 「cafe mimo ~桃節句茶会~」Vol.9 大阪公演 | トップページ | 観劇感想精選(69) プロペラ犬 「ジャージマン」 »

2009年4月30日 (木)

観劇感想精選(68) 「赤い城黒い砂」

2009年4月5日 京都四条南座にて観劇

午後4時から四条南座で、「赤い城黒い砂」を観る。シェイクスピアの「二人の貴公子」を原作に、蓬莱竜太が劇作・脚色を手掛け、栗山民也が演出する舞台。出演は、片岡愛之助、中村獅童、黒木メイサ、南沢奈央、馬淵英俚何、中嶋しゅう、田口守、中山仁ほか。

「赤い城黒い砂」

赤い国と黒い国が争う場所。赤い国は爆弾を手に入れていた。戦場で向かい合う、赤い国の王女ナジャ(黒木メイサ)と黒い国の二人の英雄、ジンク(片岡愛之助)とカタリ(中村獅童)。互いの勇猛さに運命を感じるナジャとカタリ。しかし、赤い国から戦場に爆弾が放たれた。ナジャ達、赤い国の兵士は撤収、一瞬にして辺りは不毛の荒野と化し……

回り舞台を駆使した展開の速さがまず魅力的である。ストーリー的にはオーソドックスで新味には欠けるが、殺陣や役者の力で魅せる。舞台下手にはパーカッション奏者が陣取り、生での演奏もある。

野心に燃えるジンクを演じた愛之助、野生児のようなカタリを演じる獅童、凛々しさと猛々しさを合わせ持つナジャ役の黒木メイサのぶつかり合いが最大の見物であった。血のたぎる役と役者達。
舞台経験は少ないが、獣性の妖しい魅力を放つ黒木メイサが特に印象的。愛之助も獅童も持ち味を十分に発揮していた。

|

« コンサートの記(41) 遊佐未森 「cafe mimo ~桃節句茶会~」Vol.9 大阪公演 | トップページ | 観劇感想精選(69) プロペラ犬 「ジャージマン」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 観劇感想精選(68) 「赤い城黒い砂」:

« コンサートの記(41) 遊佐未森 「cafe mimo ~桃節句茶会~」Vol.9 大阪公演 | トップページ | 観劇感想精選(69) プロペラ犬 「ジャージマン」 »