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2009年4月 7日 (火)

坂本龍一 『音楽は自由にする』(新潮社)

坂本龍一の自伝、『音楽は自由にする』(新潮社)を紹介します。

坂本龍一 『音楽は自由にする』(新潮社) 雑誌「エンジン」に掲載された、坂本へのインタビューをまとめた形での自伝。

編集者の父と、帽子デザイナーの母の間に生まれた坂本龍一ですが、意外にも生まれた家は音楽的環境にはなく、ピアノを始めたのも通っていた幼稚園が音楽教育に熱心で、ピアノや作曲を幼児にさせるような学校であり、坂本本人も両親も積極的に音楽に取り組もうと考えていたわけではなく、せっかく始めたんだから音楽を続けさせようという気軽な感じで音楽を続けていたことがわかります。

坂本本人も自主的に選ぶ性格ではないというようなことを語っていますが、確かに、強い意志のもとに人生を切り開いていくというタイプでは坂本はありません。気がついたらそういうことになっていたというケースが多いように思います。人生というのは案外そういうものなのかも知れませんが。

ある一人の音楽家の移ろっていく人生を眺めるような気持ちで接すると面白く読める本です。

坂本龍一 『音楽は自由にする』(新潮社) 紀伊國屋書店BookWeb

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