« もっと学問の自由を | トップページ | 入れ子構造の夢を見て »

2009年7月14日 (火)

観劇公演パンフレット(36) 「レインマン」

イオン化粧品シアターBRAVA!で観た舞台「レインマン」のパンフレットを紹介します。同名の映画の舞台化です。2007年10月7日、劇場にて購入。

舞台「レインマン」パンフレット 映画ではレイモンドの嗜好がメジャーリーグベースボールにあったのに対して、舞台ではそれがサッカーに変わっており、ロサンゼルス・ドジャースからロサンゼルス・ギャラクシー(ベッカムが在籍して話題になったチームです)に話題は変わっていますが、それは舞台でチャーリーを演じた椎名桔平がサッカーを得意としていることが大きいと思われます。実際に、舞台上でリフティングをするシーンもありました。

パンフレットには出演者である椎名桔平、橋爪功、紺野まひる、佐藤誓へのインタビュー、作・演出の鈴木勝秀へのインタビュー。映画「レインマン」の紹介などが載っています。

舞台「レインマン」の感想
午後5時から、大阪・京橋の、イオン化粧品シアターBRAVA!で、舞台「レインマン」を観る。トム・クルーズ、ダスティン・ホフマン主演の映画の舞台化。昨年2月に初演が行われ、好評に付き、1年後の再演の運びとなった。
   
原作(映画脚本)バリー・モロー、舞台用脚本・演出:鈴木勝秀。出演は、椎名桔平、橋爪功、紺野まひる、佐藤誓(さとう・ちかう)。

舞台作品の映画化はよくあるが、映画作品の舞台化は比較的珍しく、また成功例も少ない。ただ、この「レインマン」は、チャーリー(椎名桔平)と、チャー リーの兄でサヴァン症候群のレイモンド(橋爪功)の二人の関係に焦点を絞ることにより、舞台としても成功している。

舞台は現代のロサンゼルス。チャーリー・バビット(椎名桔平)はネットトレーダーとして一財産築いている。だが、もう一生食うに困らないだけの大金を稼い だというのに、チャーリーはネットトレードをゲームと見なしており、辞めようとはしない。チャーリーと同棲しているスザンナ(紺野まひる)は、「お金が全 てではない」と二人の生活を楽しもうと言うが、チャーリーは「ネットトレードは降りたら負けだ」と突っぱねる。チャーリーはスザンナと結婚する気はなかっ た。
   
そんなチャーリーのもとに、父親であるサンフォードが亡くなったとの知らせが入る。チャーリーとサンフォードの親子関係は最悪で、チャーリーは家を飛び出してから、サンフォードをずっと憎み続けてきた。
サンフォードの住んでいたシンシナティに向かうチャーリーとスザンナ。シンシナティにある病院の中でチャーリーは晩年のサンフォードの親友であり、医師で 弁護士資格も持つウォルター・ブラナー(佐藤誓)から父親の遺言を聞かされる。車とバラ園のみをチャーリーに相続するというサンフォードの遺言に憤る チャーリー。そこへ、レイモンド(橋爪功)という男が現れる。高度な知能を持つ自閉症、サヴァン症候群のレイモンドは、チャーリーの兄であることがわか る。ずっと一人っ子だと思い続けてきたチャーリーは、突然のレイモンドの出現に驚く……。

純粋に良い芝居であった。難解なところは一切なく、映画の舞台化だからといって余計なこともせず、ストーリーと役者で魅せてしまう。
ただ一言、「良かった」という感想のみが残る芝居。こういう芝居もまた良い。

|

« もっと学問の自由を | トップページ | 入れ子構造の夢を見て »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 観劇公演パンフレット(36) 「レインマン」:

« もっと学問の自由を | トップページ | 入れ子構造の夢を見て »