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2009年7月13日 (月)

もっと学問の自由を

 明治大学の夜間の文学部で、社会人や定年退職後のお爺ちゃんお婆ちゃんなどと、同じ学生として楽しく過ごしたということも影響しているのだと思うが、高校卒業後に何の迷いもなく即大学に行き、何の迷いもなく即就職というコースに疑問を抱いていた。

 日本のシステムは単線的である。寄り道が出来ないようになっている。あるいは寄り道をすると後戻り出来ないようになっている。これはおかしなことではないのか。

 本で読んで知ったところによると、ニュージーランドでは高校卒業後に海外に留学したりボランティアなどをしてから大学に入るということもあるようだ。大学で何を学か、あるいは大学で学必要があるのかどうかをその間に見極めるらしい。更に大学卒業もすぐに就職するという人の方が稀であるようだ。

 ニュージーランドに倣えなどというつもりはないが、日本の教育のシステムはどうにも窮屈である。また、今のままでは個々の思考力が鍛えられない。本当の意味で、自分の意志において進路を選択していないからである。

 小異を払って大同につけ、つまり多くの者が選ぶ道を正しいとせよという在り方は、少なくとも学問の世界にあっては正道ではないのではないだろうか。

 もっと学問の場が自由に開かれ、就職予備校としてではない大学の存在意義を問うてみてもよいのではないだろうか。

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