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2009年7月30日 (木)

英語ノイローゼ

1993年、最悪の年だった。

英語が出来ず、大学受験に失敗した私は、浪人して英語に取り組んでいた。しかし、やってもやっても英語が出来るようにならなかった。単語が頭に入らない、なら英文を暗記しようとして出来ず、ならば長文を辞書片手に読もうとすれば知らない単語が多すぎてさっぱり進まない。なら単語を頭に入れようとして入らず…、ということを繰り返した。繰り返しただけだった。出来るようにはならなかった。絶望した。底のない絶望だった。英語が出来ずに入れる有名大学はない。憧れの明治大学にも入れそうにない。

英語ノイローゼになった。死のうかと思った。これほど英語が出来ないなら生きていても困難が次から次へと現れるだけだろと。しかし、日本人が英語が出来なくて自殺というのが何とも間抜けな気がしてやめた。

結局、国語と日本史だけを得点源に、明治大学の第二文学部に合格した。他の人は三科目受験。ただ私の場合は二科目受験同様であった(英語は2問か3問しか自信のある回答は出来なかった。多分100点満点で6点ぐらいしか取れていないと思う。国語と日本史は満点に近かったはずである)。それで合格した。運が良かった。

先日、知能検査を受けた。数字や記号などを扱う能力が著しく低いことが判明した。発達障害である。英語なんてそもそも出来るはずがなかったのだ。西洋に生まれていたらディスレクシアになっていたかも知れないのである。

偏差値的には明治の二文は現役でも合格できる範囲だった。一年無駄にしたことになる。ただ、その一年で生きることの難しさを知った。それで良かったのだということにしたいと思う。

英語ノイローゼは今でも続いている。英文を見ると激しい怒りを覚える。だが、それはもう仕方がないと決まったことだ。英語ノイローゼは英語ノイローゼのままこの世知辛い人生を生きていくほかに道はないのである。

追記:私が大学を受験したのは私大合格が史上最も難しかったころです。今は大学受験も易化して一科目全く出来なくても明治大学ぐらいなら合格できるようです。今受験生の方は諦めず頑張って下さい。

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