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2011年1月25日 (火)

コンサートの記(58) 大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団第443回定期演奏会

2010年11月12日 大阪のザ・シンフォニーホールで

午後7時から、ザ・シンフォニーホールで、大阪フィルハーモニー交響楽団の第443回定期演奏会に接する。今日の指揮は音楽監督の大植英次。

オール・リヒャルト・シュトラウス・プログラムで、交響詩「ドン・キホーテ」(チェロ独奏:堤剛、ヴィオラ独奏:小野眞優美〈大フィル首席奏者〉)と交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」の2曲。

「ドン・キホーテ」は冒頭こそ金管にややがたつきが見られたものの、その後は快調。弦も管も素晴らしく、チェロ独奏の堤剛の出す音色はジューシーで、特に低弦がしっかりしている。ヴィオラ独奏の小野眞優美もしっかりとしたテクニックで聴かせる。

「ツァラトゥストラはかく語りき」。大植はやや速めのテンポで開始するが全く薄味にはならない。それどころか大植のこの曲に対する共感がはっきりと聞き取れる中身の濃い演奏となった。弦は実に滑らかで、管も力強い。今日はホルンに上手い奏者が一人加わっていたが、見慣れぬ顔なので客演奏者だろうか。

音は立体的で、どんなに巨大な音の爆発が起きてもバランスは最上に保たれている。そして大植のハーモニーに対する感性はずば抜けており、ラストの部分では、これ以上は考えられないほどの美しいハーモニーが奏でられた。やはり大植によるロマン派は聴き物である。

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