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2011年2月の23件の記事

2011年2月25日 (金)

コンサートの記(64) 「中之島の夕べ '09~納涼祭~」

2009年8月16日 大阪市中央公会堂大集会室にて

午後5時から大阪・中之島の大阪市中央公会堂大集会室で行われたイベント、「中之島の夕べ ’09~納涼祭~」に参加する。熊木杏里、Sotte Bosse、Wyolicaの3組のアーティストが参加してライブを行う。この中でメジャーなアーティストは熊木杏里だけで、当然、彼女がトリとなる。

オープニングアクトとして高橋優(たかはし・ゆう。男性です)が2曲歌う(後に連続ドラマ「Q10」の主題歌を担当した高橋優である)。

Sotte BosseもWyolicaもともに男女二人組のユニット。いずれも女性がボーカルである。

Sotte Bosseはソウルフルなボーカルが印象的、Wyolicaはボーカルがアフリカの女性を意識したファンキーな格好で登場したが、歌はナチュラルである。

熊木杏里は持ち前の繊細な歌声を披露する。彼女のトークを聴くのは初めてだが、特に繊細な声ではない。歌声と話し声はやはり別物であるようだ。話し方はさっぱりしていて、どこか男っぽい印象を受けた。

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2011年2月23日 (水)

大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」関連食品 Pasco 「3種の豆蒸しパン」

大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」の関連食品<br />
  Pasco 「3<br />
 種の豆蒸しパン」

大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」の関連食品が出ました。Pasco(敷島製パン) から出ている「3種の豆蒸しパン」です。うぐいす豆、小豆、白豆の三種類の豆を使った蒸しパン。キャラクターには、滋賀県・福井県推進協議会ロゴ・キャラクターの浅井三姉妹が使われています。左から、お茶々ちゃん、お江ちゃん、お初ちゃんです。次女と三女が入れ代わっていますが、大河の主役はお江なので、お江を真ん中にしたのでしょう。

お茶々ちゃんは大坂の陣(大坂の役)で豊臣方の実質的女総大将となりますので武人の格好を、お江ちゃんは将軍の生母となりますのでお姫様の格好を、お初ちゃんは剃髪して常高院となりますので出家後の格好をしています。

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コンサートの記(63) 西本智実指揮 大阪音楽大学創立90周年記念演奏会

2006年3月3日 ザ・シンフォニーホールにて

大阪へ。ザ・シンフォニーホールで行われる、大阪音楽大学創立90周年記念演奏会を聴くためである。
曲目は、ブラームスの大学祝典序曲と、マーラーの交響曲第2番「復活」。指揮は大阪音大OGの西本智実。
女性指揮者の振るマーラーを聴くのは初めてで、それが楽しみでもある。
演奏は大阪音大の学生、教員、卒業生と、大阪音楽大学カレッジ・オペラハウス管弦楽団(プロオーケストラ)のメンバーからなる、創立90周年記念管弦楽団と、同じく学生とカレッジ・オペラハウス合唱団からなる、創立90周年記念合唱団。ソプラノ独唱・松田昌恵(大阪音大講師)、アルト独唱・荒田祐子(大阪音大助教授)。

午後5時から前売り券購入者に座席引換券が交付されるのだが、そのシステムにはどう考えても無理がある。キャパ数十名の小さなホールならわかるが、ザ・シンフォニーホールは2000人以上収容の大型ホールである。
ホールに着いてみると、案の定、人がホール入り口の階段を、列になって埋め尽くしている。そんなこんなでチケットを引き替えるまでに1時間近く並ぶ。席は大学側が無作為に選ぶ、って前売りの意味がないじゃないか。どうしてこんなシステムにしなくてはならないのか良くわからない。
二度手間である上に、寒空の下で延々と待たされるのは余り気持ちの良いものではない。しかも場合によっては開演時間が押す可能性がある。良いことなんて一つもないじゃないか。

というわけで、チケットシステムに大いに失望しつつホール内へ。開演時間が押すことはなかったが、隣りに座った母娘の会話を聞いていると、引き替えのために並んでいる人は開演直前までいたそうだ。なんだかなあ。

大阪音楽大学の関係者が仲間を連れて聴きに来ているので、開演直前まで、ホール内は会話のさざ波にひたされる。

ブラームスの大学祝典序曲。ヴァイオリンは全員女性。それが影響したのかどうか、一応弾けてはいるのだが、響きは薄く、たまに縦の線がずれそうになる。だがそれ以上に問題なのが管で、ホルンは音が不正確、トランペットは音が汚い。それに奏者の身振りが全員大きく、体をグルングルン回しながら吹いていて視覚的も気になる。指揮者が弱音を指示してもそれをきちんと出せないのでバランスも良くない。これでは西本も交通整理に徹して大事故が起きないようにするしかない。先が思いやられる演奏であった。

だが、後半のマーラーの交響曲第2番「復活」では、年配の奏者が要所要所に配される。どうやらブラームスは学生中心。マーラーはプロを多く揃えた陣容で臨むようである。
「復活」はブラームスとは比べものにならないほど良い出来。もちろん、臨時編成の、それも学生を多く加えた演奏だから限界はある。弦は少し非力だし、管もブラームスに比べると格段に良いが、それでも音外しはいくつもあった。
しかし、西本の指揮が素晴らしかった。まだ若いので、苦悩の表出はやや浅かったが、死への恐怖と、それとは対照的な彼岸への憧れを的確に描いていく。西本の指揮姿は、大植英次や佐渡裕といった、関西で活躍する他の指揮者(二人はレナード・バーンスタインの弟子である)の全身全霊没入型とは異なる非常に端正なものだ。力みも何もなく振り下ろした棒から内容を伴った凄まじい響きが引き出される。見た目は軽く振っているのにオケが大音量で鳴る様は非常に格好良い。

構築力も万全で、女性指揮者云々を抜きにしても優れたマーラーであった。オーケストラに多少足を引っ張られ気味ではあったが。

最近は、世界的に女性指揮者の活躍が目立ち始めており、エストニア出身のアヌ・タリなどは、「クラシック界のジャンヌ・ダルク」と呼ばれて人気のようだ。だが、アヌ・タリと西本智実と両方の実演に接しているから言えるのだが、現時点での実力は西本の方が上である。アヌ・タリに感じられた力みが西本からは全く感じられない、それでいてオケは西本の方が良く鳴る。圧勝である。

今日はオーケストラが万全ではなかったが、もし西本がプロのオーケストラでマーラーを振ったら、大植英次といい勝負なのではなかろうか。お世辞でも贔屓目でもなく本当にそう思う。

私も最初は西本を、「人気と話題先行の指揮者かな」と思っていたのだが、京都市交響楽団の演奏会と今日の演奏を聴いて、「むしろ実力に評価が追いついていないのでは」と、逆の考えを持つようになった。クラシック界では容姿の良さは逆にマイナス評価に繋がりやすい。専門家に「どうせアイドル的な人気だろう」という目で見られるからだが、西本の場合も、彼女の宝塚男役風の容貌に惑わされて、本当の才能と実力に気づいていない人も多いのかも知れない。

後記:西本智実は音楽性と得意レパートリーが大植英次と似ているので、女・大植英次なのではないかと個人的には思っています。

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2011年2月22日 (火)

韓国映画「スカーレットレター」オリジナル・サウンドトラック

イ・ウンジュの遺作となった韓国映画「スカーレットレター」のオリジナル・サウンドトラック(EMI)を紹介しようと思います。なお、この「スカーレットレター」、映画としては出来が余り芳しくなく、DVDもオリジナル・サウンドトラックも廃盤となっています。手に入れようと思ったら、今のところ中古CDショップを当たるしか手はないようです。

韓国映画「スカーレットレター」オリジナル・サウンドトラック

イ・ウンジュの「Only When I Sleep」(オリジナルはアイルランドの兄妹バンド、ザ・コアーズによるもの)は追悼アルバム「ONLY ONE」にも収録されていますが、そちらは音声を復刻して男性シンガー、キム・テフンとのデュエット版に編集されたものと、ジャズセッション版なので、イ・ウンジュのソロによる正統的な「Only When I Sleep」は本CDでしか聴けません。

「スカーレットレター」の主人公、刑事のギフン(ハン・ソッキュ)がオペラ好きということもあって、サウンドトラックにはヴェルディの歌劇「運命の力」よりや、イ・ウンジュ演じるジャズシンガーのカヒとギフンと三角関係になる、ギフンの妻スヒョン(ソン・ヒョンア)がチェリストということもあって、ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番より第1楽章などが使われるなど、クラシック音楽の用い方が上手いです。クラシックの楽曲はその他にもモーツァルトのセレナード「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や、ドイツ国歌になったハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」などが収められています。なお、劇中で、イ・ウンジュ演じるカヒがシューベルトの「楽興の時」より第3番を弾くシーンがありますが、残念ながら、音源はイ・ウンジュの演奏によるものではないようです(イ・ウンジュは高校の途中まではピアニスト志望で音大を受験しようと思っていましたが、高校生の時にドラマに出演したことで演技の魅力に取り憑かれ、進路を変更して、檀国大学校芸術大学演劇映画学科に入学しています。そういうこともあって彼女のピアノの腕は玄人はだしで、映画「永遠の片想い」のエンディングテーマのピアノ演奏は彼女が手掛けています。なお、彼女が自殺したのは檀国大学校を卒業した直後でした)。
オリジナルの音楽もなかなか優れています。

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イ・ウンジュさんの命日

今日は韓国の女優、イ・ウンジュさんの命日ということで、「イ・ウンジュ」の検索ワードで入ってこられる方が多いですね。私も彼女が亡くなってからもイ・ウンジュさんのファンを続けている、いわゆる「イギサ」です。

イ・ウンジュ

イ・ウンジュ(李恩宙)さん、素敵な女優さんでした。彼女より美しい韓国人女優を私は知りません。元ピアニスト志望だけあって、ピアノの腕は玄人はだし、演技の細やかさも群を抜いていました。ちなみに「スカーレットレター」の次のイ・ウンジュさんは明るい女刑事を演じることが決まっていたそうです。観てみたかった。

イ・ウンジュさんのプロフィール

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大植人形

大植人形

大阪フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会場であるザ・シンフォニーホールで売っている大植人形(小)。もう二回りほど大きな大植人形(大)もあります。余り似ていないかも知れませんが、大植さんが大阪フィルを辞した後では手に入らない可能性が大なので、手に入れるならお早めに。

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大阪フィルハーモニー交響楽団 エイジ オブ エイジ The Final Seaon

日本のクラシック演奏史上に残るであろう名コンビ、大植英次指揮の大阪フィルハーモニー交響楽団も、大植英次が音楽監督辞任を発表し(桂冠指揮者になる予定)、いよいよ来期がファイナルシーズンになります。9月までの定期演奏会チケットはもうすでに発売になっていますので、歴史的名コンビの演奏をまだお聴きでない方は是非お急ぎを。

大阪フィルハーモニー交響楽団 エイジ オブ エイジ The Final Season

大植さんは、前任者の朝比奈隆とは違い、ベートーヴェンなどの古典派は余り良くはありませんでしたが、ロマン派以降は良く、特に朝比奈御大がほとんど振らなかったフランス近代音楽をプログラムに入れるなどの功績は称えて余りあるものがあります。

マーラーの交響曲第6番「悲劇的」、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」、ベルリオーズの幻想交響曲などの名演奏は忘れられません。

本音を言えば大植さんには辞めて欲しくありませんが、「ご苦労様でした、あと一年よろしく」と言いたいです。

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2011年2月21日 (月)

コンサートの記(62) 広上淳一指揮京都市交響楽団 「オーケストラで描くヒーローたち」in西宮

2010年10月10日 兵庫県西宮市の兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて

午後2時から、西宮北口の兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで、広上淳一指揮京都市交響楽団による「オーケストラで描くヒーローたち」というコンサートを聴く。このコンサートは4月に京都でも行われているが、曲目が異なるので行ってみた。司会は都築由美。
大河ドラマのテーマ音楽を生のオーケストラで聴けるというこの企画。司会者がいることからもわかるとおり、スピーチがあり、「龍馬伝」(テーマ音楽を指揮しているのは広上)では、広上さんが、「知り合いには、福山雅治と結婚出来るなら、夫と子供を捨てても構わないという人がいます」と話す。「幸い、うちではないんですけども。冷や汗がタラーッと」などと語って、客席の笑いを誘う。また2011年の大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」の指揮者が、広上の弟子である下野竜也であることも明かされた。

前半は大河ドラマの音楽特集で、「龍馬伝」、「赤穂浪士」、「花神」、「翔ぶが如く」、「風林火山」、「利家とまつ」、「篤姫」、「天地人」のテーマ音楽が奏でられる。京都でのコンサートでは「元禄太平記」が入っていたが、今回はそれが落ちて、「風林火山」が代わりに加わった。

KOBELCO大ホールで聴く京響の音は、京都コンサートホールで聴いた時よりもずっと滑らかで、KOBELCO大ホールの音響の良さが伝わってくる。

休憩時間に、私の隣に座っていたおばさま族が広上淳一のスピーチに触れ、「あの人、喋り上手いなあ」と感心してた。おばさま族なので当然のように話は女性指揮者の西本智実の話になり、「あの人、全然喋れないのよ」などと語っている。なお、西本の音楽についての話はなかった。

後半は、ベートーヴェンの序曲「レオノーレ」第3番と、交響曲第5番。

「レオノーレ」序曲第3番は、緻密さと情熱の入り交じった優れた演奏。迫力がありながら、決して粗くはならない。

交響曲第5番は、冒頭の運命動機を暗い響きで開始したのが印象的。第4楽章に突入するときの圧倒的な迫力も特筆事項である。

アンコールはなんと「男はつらいよ」。曲が始まってすぐに会場から笑いが起こる。京響の奏者もクラリネット奏者がカンカン帽をかぶり、立ち上がって演奏したり、トロンボーンなどがやはり立ち上がってステップを踏みながら吹くなど遊び心に満ちていた。

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2011年2月19日 (土)

マクドナルド・マイアミバーガー

マクドナルド・マイアミバーガー

マクドナルドの期間限定メニュー、マイアミバーガー。ハンバーガーに、チーズ、トルティアチップス、シュレッドレタス、タコスミートを足したバーガーです。なかなか美味。期間限定なので今のうちにいかがでしょう。ポテトとドリンク付きのセットで740円です。

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2011年2月18日 (金)

またフグを食べました

またフグを食べました

大阪・道頓堀の「づぼらや」さんで、ふぐにぎりを。三貫で800円と量の割りには高いですが、高級なおやつだと割りきって食べることに。
フグはシコシコした歯ごたえにあっさりとした味で美味でした。

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2011年2月17日 (木)

叡山電車が

鹿衝突の影響で遅れました。そんな、桜 稲垣早希ちゃんの「西日本横断ブログ旅」、特牛(こっとい)駅じゃないんだから。

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2011年2月16日 (水)

これまでに観た映画より(52) 「ICHI」

DVDで日本映画「ICHI」を観る。盲目の剣豪・座頭市が女であったとする異色作。「ピンポン」の曽利文彦監督作品。原作:子母澤寛、脚本:浅野妙子、出演:綾瀬はるか、大沢たかお、中村獅童、窪塚洋介、竹内力、利重剛、杉本哲太、柄本明ほか。音楽は「龍馬伝」のリサ・ジェラルド。

生まれつき目の見えない市(綾瀬はるか)は、瞽女(ごぜ。三味線などを弾く盲目の女旅芸人)となるが、「男に体を許してはならない」という掟を破ったという廉で、瞽女仲間を追われ、今は、自分と同じ盲目の居合いの達人を捜して、各地を放浪している。
そんな市がやってきた尾藤宿。尾藤宿では白河組と万鬼党の対立が続いている。尾藤宿の近くの神社の境内で、同じく瞽女仲間を追われた女が万鬼党の組員に体を売り、それでいながら金を払って貰えず暴力まで振るわれているというのに、知らぬ素振りの市。万鬼党の一味三人に発見され、危機に瀕する市だが、まるで何事も起きていないかのように振る舞う。そこへ通りかかった下総浪士・藤平十馬(大沢たかお)は市を助けようとする。しかしこの十馬、小高藩の剣術指南の家に生まれており、剣の筋は滅法良いのだが、子供の頃に母親に刀で怪我を負わせてしまったことがトラウマとなって、真剣を抜くことが出来ない。ピンチに立たされる十馬だが、そこでやにわに市が剣を抜き、万鬼党の三人を叩き斬る…

内向的だが、内外共に強く美しい市を演じた綾瀬はるかの演技がまず見事である。激しい殺陣から、細やかな表情の演技までこなす力量は相当のものだ。彼女は「お嫁さんにしたい女優ナンバー1」だが、外見だけではなく、演技の実力も確かである。

木刀での戦いでは市にも勝る腕を持ちながら、心に傷を負った十馬を演じる大沢たかおの演技も優れている。

中村獅童や、窪塚洋介は演技がやや型にはまった感じだが、役者陣の質は総じて高いと思う。

人間的な成長の描き方や、ささやかな恋愛劇、殺陣の迫力、スリルの煽り方など、脚本と演出も見事で、エンターテインメントとして高水準にあるといえる。

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南京町・五花肉包( ウーファーロウバオ)

南京町・五花肉包(<br />
 ウーファーロウバオ)

コンビニで売っている「南京町・五花肉包」。豚バラのバーガーです。神戸・南京町商店街振興組合の皆さん監修。
ジューシーな豚バラ肉と、ホクホクした柔らかな皮が絶妙の舌触りを作り出しています
カロリーも比較的低めなので夜食にもお薦めです。

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2011年2月15日 (火)

これまでに観た映画より(51) 「地下鉄(メトロ)に乗って」

DVDで映画「地下鉄(メトロ)に乗って」を観る。原作:浅田次郎、監督:篠原哲雄、出演:堤真一、岡本綾、大沢たかお、常盤貴子ほか。
私が、小説『地下鉄(メトロ)に乗って』を読んだのはもう10年ほど前になる。「ダ・ヴィンチ」という雑誌で役所広司が推薦していたので読んでみたのだ。読み終えて、異様なほど感動したのを昨日のことのように覚えている。
「地下鉄(メトロ)に乗って」の映画化は待たれていたが、なかなか実現しなかった。その間、舞台化されたりもしたが、やはり「地下鉄(メトロ)に乗って」は映画向き。昨年、ようやく映画が完成し、公開された。

慎次(堤真一)は立志伝中の人物である小沼佐吉の次男であるが、少年の頃に父と喧嘩別れし、今は小さな下着メーカーの営業マンをしている。父の会社は弟が継いだ。父親の小沼佐吉は、今、死の床にある。
慎次には、みち子(岡本綾)という愛人がいた。下着メーカーの専属デザイナーだ。妻子ある慎次との関係にみち子は悩み始めていた…。

小説でも感動したが映画でも感動した。しかも小説とは別のところで感動している上に、次に何が起こるのか知っているため、感動するべき場面でないのにその次のシーンを思い浮かべて、頭の中の整理がつかなくなるほど心動かされた。映画館で観なくて良かったと思う。映画館に観に行って、隣に原作を知らない人が座りでもしたら、「この人は何をそんなに感動しているのだろう?」と不審に思われたことだろう。例え、その人がその理由にすぐに気づいたとしてもこちらは気恥ずかしい。

それにしても、いい話だ。感銘の度合いは小説の方が上だと思うが、映画も素晴らしい。
岡本綾のみち子役は制作が発表された時には嵌るかどうか疑問だったのだが、思ったよりも良い感じ。小沼佐吉を演じる大沢たかおも普段のイメージとは異なる役を十全に演じて見せてくれる。

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2011年2月14日 (月)

これまでに観た映画より(50) 「ゼロの焦点」

2009年12月1日 TOHOシネマズ二条にて鑑賞

TOHOシネマズ二条で映画を観る。松本清張原作の「ゼロの焦点」。犬童一心監督作品。出演:広末涼子、中谷美紀、木村多江、鹿賀丈史、杉本哲太、西島秀俊ほか。

昔懐かしい風景はどこでロケしたのだろうと思ったが、どうやら韓国まで行って撮影を行ったようだ。

日本海の厳しい表情を見せる海岸や、雪の金沢など、凜とした趣がスクリーンからせり出してくる。

主演の三人の女優、広末涼子、中谷美紀、木村多江がいずれも好演。特に広末涼子は色々とあったがいい女優になったと思う。

演出もしっかりしていて、過去に取り憑かれた悲しい女の哀感が胸に迫った。

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2011年2月12日 (土)

観劇感想精選(78) アトリエ・ダンカン・プロデュース 音楽劇「ACT 泉鏡花」

2010年10月20日 京都芸術劇場・春秋座にて観劇

午後6時から京都芸術劇場春秋座で、アトリエ・ダンカン・プロデュース、音楽劇「ACT 泉鏡花」を観る。作・演出:加藤直、音楽:和田俊輔、出演:木の実ナナ、近藤正臣/松本慎也、山本芳樹、曽世海司(以上、StudioLife)/秋元才加、仲川遥香、片山陽加、佐藤亜美菜(以上、AKB48)、浦野一美(SDN48)、宮菜穂子、三浦涼介、三村晃弘。

「海神別荘」、「天守物語」、「湯島の境内」などの泉鏡花作品に、ダンスや歌の要素を加え、華やかにして妖艶な世界を繰り広げる舞台。

泉鏡花を演じる近藤正臣と、妻のすずを演じる木の実ナナを軸に、AKBのメンバーが活躍する「海神別荘」「天守物語」など、出演者の演技はしっかりしている。

「天守物語」では、AKB48の秋元才加が天守夫人・富姫役を好演し、ラストの「義血侠血」(別名「瀧の白糸」)では木の実ナナが妖艶な踊りを披露した。

基本的にエンターテインメント路線で、深い要素には乏しいが、楽しめる芝居であることは間違いない。

満月に光で絵を浮かべる手法なども、泉鏡花らしい世界を現出するのに効果的であったように思う。

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生まれて初めてフグを食べました

生まれて初めてフグを食べました

大阪・道頓堀の「づぼらや」道頓堀店で、ふぐうどんをいただきました。850円なり。
うどんとしては割高ですが、フグ料理としては安いです。
初めて食べたフグは、それはそれは美味しかったです。

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2011年2月10日 (木)

コンサートの記(61) 湯川潮音「Thanksgiving TOUR 2010」大阪

2010年1月27日 大阪・アメリカ村のBIGCATで

午後7時から、大阪・アメリカ村のライブハウスBIGCATで湯川潮音のライブ「Thanksgiving TOUR 2010」を聴く。

BIGCATに行くのは初めてだが、アメリカ村で一番大きなビルディングの4階にあるので場所はすぐにわかった。

湯川潮音は昨年の12月にカバーアルバム「Sweet Children O'Mine」をリリースしており、今回のライブではその楽曲が中心になる。洋楽のカバーアルバムなので全て英語詞であり、英語が苦手な私は聴いていても何といっているのかほとんどわからないというのが難点である。といっても日本の詞の曲でも歌詞全てが聞き取れるわけではないから、歌詞がわからなくても旋律と歌声が楽しめればいいと思えばいいことになる。

湯川潮音の聴き手を包み込むような美声が心地良い。ただ、BIGCATは比較的キャパの大きなライブハウスであり、湯川の歌声を楽しむには大きさが中途半端のような気もする。彼女の声は繊細だけに、今日のようにエレキを使うとバックの音に負けそうになってしまうようにも思える。

トークの時間は少しだけ。バンドメンバーの間でミッキーマウスの物まねが流行っているということで、湯川潮音が「僕、ミッキーマウス」と真似をするが、真似だか何だかわからないという結果に。後で湯川は、「似てないミッキーマウスの物まねをしてごめんなさい。忘れて下さい」と語っていた。

アンコールには湯川潮音が一人だけで出てきて、まだレコーディングをしていないという「ルビー」というナンバーをギターで弾き語りした。

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インスタント「須崎鍋焼き風ラーメン」

インスタント「須崎鍋焼き風ラーメン」

桜 稲垣早希ちゃんの「四国一周ブログ旅」でも紹介された、高知県須崎市の「鍋焼きラーメン」。コンビニで売っていましたので買って食べてみました。レンジでチンするインスタントなので、「鍋焼きラーメン」ではなく、あくまで「鍋焼き風ラーメン」ですが雰囲気は楽しめます。

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2011年2月 9日 (水)

雪の写真 「雪の銀閣寺」

ブログネタで「あなたが『目』にした雪の写真を見せて!」というリクエストがあったので、写真を載せます。

雪の銀閣寺2

雪の銀閣寺です。雪の銀閣寺より美しい光景はそうあるものではありません。

雪乗せた笠子地蔵か銀閣寺(愚作)

ブログネタ: 【写真ネタ】あなたが目にした「雪」の写真を見せて!参加数拍手

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2011年2月 8日 (火)

コンサートの記(60) 小澤征爾指揮新日本フィルハーモニー交響楽団特別演奏会・大阪2009

2009年12月15日 大阪のザ・シンフォニーホールで

午後7時から、大阪のザ・シンフォニーホールで、小澤征爾指揮新日本フィルハーモニー交響楽団の特別演奏会を聴く。

曲目はブラームスのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン独奏:崔文洙 チェ・ムンス)とプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」組曲第2番。

世界で最も有名な日本人指揮者、小澤征爾。しかし、私は小澤の運動神経重視のような音楽作りが気になって、これまで実演に接してこなかった。これが初めての小澤生体験となる。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲。ソリストを務める崔文洙のヴァイオリンは新日フィルのソロ・コンサートマスター。第1楽章や第3楽章ではやっていることが分かり易すぎるという難点がある。しかし音には艶があり、抒情的な第2楽章では見事な演奏となっていた。

小澤の指揮する新日フィルは温かで立体的な音を出す。メカニックも万全。第2楽章の冒頭で主役を務めるオーボエの名手・古部賢一の煌びやかな音が印象的であった。

プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」組曲第2番。小澤の卓越したオーケストラコントロールが明らかになる。

新日フィルは弦も管も好調。「娘達の踊り」の場面の弦の威力は最高で、ステージ上から白い光が溢れるかのよう。「白熱」という言葉が実感としてわかるようだった。新日フィルの実演に接するのは11年ぶりだが、確実に成長しているように思う。

オーケストラを自由自在に操る小澤。何だかんだで卓抜した演奏であった。

アンコールはやはり「ロメオとジュリエット」より“ティボルトの死”。これも見事な演奏であった。

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2011年2月 3日 (木)

恵方巻

恵方巻

節分なので、今年も恵方巻をいただきました。今年の恵方は南南東だそうです。
関東にいた頃は恵方巻を食べる習慣はなかったのですが、京都に来てからは懇意にしているコンビニの店長の勧めで、毎年食べるようになりました。ちなみに恵方巻発祥の地は大阪です。丁度、私が生まれた1974年頃に節分の習慣として始まりました。

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2011年2月 2日 (水)

コンサートの記(59) シュテファン・ザンデルリンク指揮 大阪センチュリー交響楽団第146回定期演奏会

2009年11月12日 ザ・シンフォニーホールにて

午後7時より、ザ・シンフォニーホールで、大阪センチュリー交響楽団の第146回定期演奏会を聴く。今日の指揮者はシュテファン・ザンデルリンク。

曲目はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン独奏:四方恭子)と交響曲第7番。

シュテファン・ザンデルリンクは、1964年生まれの指揮者。父親は苗字からもわかるとおり、20世紀を代表する指揮者の一人であるクルト・ザンデルリンクである。

私はシュテファンが28歳の時に録音した、チャイコフスキーの「組曲集」(NAXOS)のCDを聴いており、若手とは思えぬ統率力の高さに感心した覚えがある。

45歳となり、中堅指揮者となったシュテファンがどんな音楽を聴かせてくれるのか楽しみであった。

シュテファンは横顔が驚くほど父親に似ている。

ヴァイオリン協奏曲。ソリストの四方恭子はテクニックに抜群の冴えがあるわけでもなく、音量も豊かとはいえないが、音は美しく、家庭的な音楽作りが印象的である。

シュテファン指揮の大阪センチュリー響は「自然体」という言葉が一番ピッタリ来る伴奏を聴かせてくれた。

交響曲第7番。豪快な演奏である。低弦を強調し、オケをタップリと鳴らせる。第2楽章は遅めのテンポでじっくりと歌い、第4楽章ではかなり速めのテンポで熱狂を演出する。

シュテファンはやはり筋の良い指揮者であるようだ。

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