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2011年8月の12件の記事

2011年8月30日 (火)

コンサートの記(68) 遊佐未森 「Cafe Mimo Vol.9」大阪公演

2009年3月7日 大阪・心斎橋のそごう劇場(現・大丸心斎橋劇場)にて

午後6時より、大阪の、そごう心斎橋店内にある、「そごう劇場」で、遊佐未森のライブ「Cafe Mimo Vol.9」に接する。遊佐未森が毎年、桃の節句の時期に行っているライブシリーズ。遊佐未森(ヴォーカル&ピアノ弾き語り)、西海孝(アコースティック・ギター)、楠均(ドラムス、パーカッション)の3人編成で送る。

遊佐は、真っ赤なワンピースで、髪に花を挿して登場。自作を中心に、ABBAの「ダンシング・クィーン」をアコースティック・ギターとタンバリンだけで歌ったり、アメリカ民謡を基にした「青空」などを披露。

「Cafe Mimo」には毎回日替わりゲストが登場するが、今年の大阪は、落語家の桂米團治が登場。何をするのかと思えば、何とジャズ・ナンバーの「サテンドール」をピアノ弾き語りする。それだけでも意外だが、結構、ピアノが上手い。さらに米團治師匠は本当は譜面が読めないそうである。譜面が読めないのに何故ピアノが弾けるのかというと、師匠曰く「モーツァルトの生まれ変わり」だからだそうである。ふーん。

米團治師匠は、未森さんが大阪の「うどんや風一夜薬本舗」の広告で着物を着てモデルを務め、その写真が米團治襲名披露公演のパンフレットにでかでかと載ったことを紹介する。

米團治師匠は大阪・ミナミの中心の生まれだそうで(未森さんの「大都会の生まれですね」という問いかけに「(未森さんの出身地である)仙台とは違います」と答えるシーンあり)、そのため育った地域には土というものがなく、父親の桂米朝が米團治を初めて動物園に連れて行った時に、米團治が動物ではなく土に興味を示したので、米朝が「これでは駄目だ」と思い、自宅の屋上に砂場を作って米團治を遊ばせたそうだ。未森さんの「でも普通は土の場所がありますよね」という言葉に米團治は「仙台はね」とわざと見下した言い方をして、未森さんを怒らせ、未森さんは思わず、米團治を突き飛ばした。

米團治師匠は、「青空」も未森さんと一緒に歌い、アンコールにも登場した。

アンコールは2曲で、「クロ」と「銀座カンカン娘」。「銀座カンカン娘」の時に米團治師匠が登場して歌う。

未森さんの癒しに満ちた、耳に何の抵抗もなく染み込んでくる歌声と、温かみとユーモアを兼ね備えたトークに時を忘れて浸りきった。

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2011年8月28日 (日)

桜 稲垣早希って誰?という方のために 高野健一「桜ひらり」PV

私の日記で、最近、桜 稲垣早希ちゃんに関する記述が増えていることにお気づきの方も多いと思います。早希ちゃんは関西では知らない人はいないというほど人気者ですが、それ以外の地方の方には余り知られていないかも知れません。「新世紀エヴァンゲリオン」の惣流・アスカ・ラングレーのコスプレでブログ旅をしている吉本興業(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)所属の芸人さんです。アスカのコスプレ姿の早希ちゃんを紹介するのが一番いいのでしょうが、ここはちょっと趣向を変えて、高野健一の「桜ひらり」のプロモーションビデオに出演している早希ちゃんを紹介します。早希ちゃんは亡くなってしまった彼女を演じています。高野健一も直々に早希ちゃんを指名したというだけあって、彼女のことが好きなんでしょうね。
ビクターエンタテインメントがYouTubeで流している公式映像の共有です。

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2011年8月23日 (火)

前のケータイ

前のケータイ

NTTdocomo、SHARPのSH−06A。
画面部分が反転してカメラになります。画素は1000万ピクセル。ただブログに載せるサイズの写真は手振れ防止機能が付いていないのが難点でした。
IMEはやたらと漢字に強いのですが、変換予備候補が気が利き過ぎていて、「信長」と変換しようと思うと必ず「信長の野望」と、有名ゲーム名に変換されてしまうので、「の野望」を消去しなければならなくて、ちょっと面倒でした。

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2011年8月21日 (日)

コンサートの記(67) ダニエル・ハーディング指揮マーラー・チェンバー・オーケストラ来日公演2006京都

2006年10月8日 京都コンサートホールにて

午後2時から京都コンサートホールで、ダニエル・ハーディング指揮マーラー・チェンバー・オーケストラの来日公演を聴く。
ダニエル・ハーディングは1975年生まれ(1976年生まれという表記も見かけ、実際はどちらが正しいのかわからない)若き巨匠。サー・サイモン・ラトルに認められて18歳でバーミンガム市交響楽団を振ってデビュー。デビュー公演は大絶讃された(その時の模様は「レコード芸術」誌などを通して日本でも紹介されている)。その後も順調にキャリアを歩み、ブレーメンのドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の音楽監督(パーヴォ・ヤルヴィの前任者である)を経て、2003年からマーラー・チェンバー・オーケストラの音楽監督を務めている。今シーズンからはロンドン交響楽団の首席客演指揮者を務め、今後はスウェーデン放送交響楽団の音楽監督への就任が決まっている。これほど大活躍しているのに録音には慎重で、まだ数枚のCDとDVDを制作しているだけである。

マーラー・チェンバー・オーケストラは1997年にクラウディオ・アバドによって創設された、まだ新しいオーケストラ。楽団員の平均年齢は29歳ということである。

曲目は、まずモーツァルトの交響曲第6番(モーツァルトの少年時代の作品であり、普通はモーツァルト交響曲全曲演奏会などでなければ採り上げられない曲である)、それからドイツの若手ピアニスト、ラルス・フォークトをソリストに迎えた、やはりモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。メインはブラームスの交響曲第2番。

P席と表記される指揮者と対面する席に座る。今日の席は指揮者であるハーディングの真向かいであり、響きに問題はない。

ハーディングは端正な顔立ちと目の力が印象的な青年である。これほど目に力のある人はそうはいない。全曲ノンタクトで楽譜を置いての指揮であった。暗譜の重要性を認めていないのだろう。

モーツァルトの交響曲第6番という滅多に演奏されない曲を選んだところにハーディングのチャレンジ精神と自信が窺える。
ハーディングは編成をかなり小型にし、古楽器的奏法を全面に採り入れている。特に弦楽器はビブラートを極力抑えており、透明でありながらどこか鄙びた音色を生み出した。
ノンタクトで全身で伸び上がるように指揮するハーディングは、瑞々しい音楽を生み出す。活気にも富み、ほとんど習作扱いしか受けていないこの曲に新しい血を注ぎ込む。ただ、古楽器奏法を徹底させているため、音は小さく、遠くの客席の聴衆にもはっきり聞こえたのかどうかはわからない。

ピアノ協奏曲第20番。ソリストのラルス・フォークトは堅実なテクニックでクリアな音の演奏を繰り広げる。ただ第1楽章や第3楽章では音楽よりも技術の方が目立っているきらいあり。
ハーディングは顔を真っ赤にさせながら情熱的な指揮を繰り広げ、マーラー・チェンバー・オーケストラも真剣な演奏でそれに応える。ただ、第1楽章は音が激しすぎて、情熱が空回りしているようだった。
ラルス・フォークトはカデンツァに聴き慣れないメロディーを採用。ハーディングが団員に向かって、「変わったカデンツァだろう?」という風に目で語っている。
第2楽章はフォークト、ハーディングともに伸びやかでロマンティックな歌を披露。特にハーディングの指揮は表情豊かで感心させられる。
ハーディングの指揮は第3楽章になると力みも消え、ドラマティックな演奏が繰り広げられる。

フォークトはアンコールでモーツァルトの「トルコ行進曲」を演奏。技術は万全、旋律の歌わせ方にも個性がある。良い演奏だ。だが、残念ながら先日聴いたファジル・サイの演奏する「トルコ行進曲」には全く及ばなかった。

ブラームスの交響曲第2番は、マーラー・チェンバー・オーケストラも編成を大きくし(第一ヴァイオリン10人、第二ヴァイオリン8人、ヴィオラ6、チェロ4、コントラバス3。2管編成)、スケール豊かな演奏が繰り広げられる。
温かみのある音色で演奏される巨匠風の演奏とは違い、鋭い音色と噴き出すような情熱を特徴とする演奏。
マーラー・チェンバー・オーケストラのメンバーがハーディングに全幅の信頼を置いて懸命に演奏しているのが印象的だった。
ハーディングはドイツ・カンマーフィルを指揮してブラームスの交響曲第3番、第4番を録音しており、新世代の名盤として高い評価を受けているが、それよりも数段上の演奏だ。

アンコールはドヴォルザークの「スラヴ舞曲集」第2集より第4番。これも30代の指揮者とは思えないほど落ち着いた名演であった。

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2011年8月19日 (金)

未来へのキオク

Googleが、「未来へのキオク」というサイトで、東日本大震災被災前の東北地方を中心とした写真と被災後の写真を募集、アップしています。写真をお持ちの方は投稿してみてはいかがでしょうか。

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黒部ダムカレー

サークルKで売っていた黒部ダムカレー。長野県大町市の名物だそうです。白米の部分がダムのアーチになっています。
本場、長野県大町市の黒部ダムカレー紹介サイトはこちら

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2011年8月16日 (火)

大文字送り火

大文字送り火

京都の夏も終わりです。

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「君よ八月に熱くなれ」 夏川りみバージョン/西浦達男バージョン

夏の全国高等学校野球選手権大会の真っ最中ですが、夏の甲子園を歌った名曲に、「君よ八月に熱くなれ」があります。熱心な高校野球ファンだった阿久悠の作詞、中田喜直の作曲です。夏川りみバージョンと西浦達夫バージョンでお楽しみ下さい。

夏川りみバージョン

西浦達男バージョン

君よ八月に熱くなれ

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2011年8月15日 (月)

海ゆかば

詞:大伴家持 作曲:信時潔

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聴いたことはあるけれど、タイトルは知らないクラシック曲(1) おもちゃの交響曲

聴いたことはあるけれど、タイトルは知らないクラシック曲は案外多いと思います。そこで、そうした曲を紹介する記事を書きたいと思います。第1回は「おもちゃの交響曲」。レオポルト(レオポルド)・モーツァルトの作曲とされてきた曲です。レオポルト・モーツァルトはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父親。厳格なイメージがあり、実際、そうだったようですが、「おもちゃの交響曲」は遊び心に満ちた愛らしい作品です。なお、当初、この曲はヨーゼフ・ハイドンの作曲だと思われていましたが、20世紀半ばに見つかった楽譜からレオポルト・モーツァルトの作曲説が浮上。原曲はエトムント・アンゲラーという作曲家の作品だとわかっています。十束尚宏(とつか・なおひろ)の指揮でお楽しみ下さい。オーケストラは正確にはわかりませんが、コンサートマスターに堀正文がいるのでNHK交響楽団の可能性が高いです。

指揮者の十束尚宏は第17回民音指揮者コンクール(現在の東京国際指揮者コンクール)で第1位(ちなみに第2位は大野和士。広上淳一と山下一史が入選。第何回かはわからないが佐渡裕は民音指揮者コンクールで予備予選落ちしている)。その後、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の常任指揮者をなどをしていましたが、ある時から、パッタリと名前を聞かなくなりました。「ウィーン国立歌劇場でオペラの修行をしている」「今は太った」「作曲を始めた」という情報が断片的に入って来ますが、本当に今はどうしているんでしょう? 今年、日本のアマチュアオーケストラに客演したという情報は得ています(後記:十束尚宏は今年10月に大阪音楽大学のザ・カレッジ・オペラハウスで、ベンジャミン・ブリテンの歌劇「ねじの回転」を指揮することがわかりました。再後記:十束尚宏指揮の歌劇「ねじの回転」は観に行きましたが素晴らしい出来でした)。

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2011年8月 8日 (月)

至学館高等学校校歌「夢追い人(夢追人)」

夏の甲子園、愛知県代表の私立至学館高校は初戦突破なりませんでしたが、近年の甲子園では試合途中でも校歌が流されるので、およそ校歌らしくない校歌に、聴いて驚かれた方も多いと思います。至学館高校の前身は中京女子大学付属高校で、共学化される2005年の前年、2004年のアテネオリンピックで同校出身の伊調馨選手らが女子レスリングで金メダルを取った記念に作られたのがこの曲で、校歌に転用されたようです。歌い出しの“一番高い所に登って 一番光る星を掴んだ”という歌詞は明らかにオリンピックでの金メダル授賞式のことを歌っています。

清本りつ子によるPOPバージョンもあります。

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2011年8月 6日 (土)

コンサートの記(66) イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団来日公演2010大阪

2010年6月30日 ザ・シンフォニーホールにて

午後3時から大阪のザ・シンフォニーホールで、イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団の来日公演を聴く。

曲目は、ロッシーニの歌劇「アルジェのイタリア女」序曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン独奏:神尾真由子)、ブラームスの交響曲第4番。

ブダペスト祝祭管弦楽団は、1983年にイヴァン・フィッシャーとゾルターン・コチシュによって結成されたオーケストラで、当初は名前の通りの祝祭オーケストラであり、年に3~4回の公演しか行っていなかったそうだが、1992年からフルシーズンのオーケストラとなり、2003年からはハンガリー国立の団体となっているという。

「アルジェのイタリア女」序曲。基本的には古典的配置での演奏である。ただ管楽器群が前にせり出してきており、指揮台の真向かいにオーボエとピッコロが並ぶという珍しい配置だ。演奏は勢いがあって良い。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。ソリストの神尾真由子のヴァイオリンは音が磨き抜かれており、上品でどこか哀愁を帯びた響きを奏でる。イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団によるバックも万全であった。

神尾はアンコールで、パガニーニの「24のカプリースより第24番」を演奏。超絶技巧を披露する。

ブラームスの交響曲第4番。冒頭の哀愁に満ちた音楽をフィッシャーは決して感傷には陥らず、しかし良く歌う。その後は熱い演奏が展開される。指揮者もオーケストラも燃えに燃えた情熱的な演奏。第1楽章が終わった時に客席から拍手が起こったが、それが不自然に感じられないほど熱した演奏だった。続く3つの楽章の演奏も情熱を前面に押し出して展開される。これほど情熱的なブラームスも珍しい。終演後、客席からは大きな拍手。それに相応しい熱演だった。

アンコールで、フィッシャーは日本語で、「みなさん、シューベルトのドイツ舞曲、演奏します」と言い、シューベルトの「5つのドイツ舞曲」より第3番が演奏される。

最後は、ヴァイオリン奏者と大太鼓、それにタンバリンを手にしたフィッシャーの3人により、モルダヴィア民謡が演奏される。楽しい曲であった。

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