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2011年9月の26件の記事

2011年9月30日 (金)

好きこのんで絶望すると思う人はいないと思いますが

もし君が絶望というものを知りたければ、シベリウスの交響曲第4番を聴くといい。それでわからなければ君は幸せな人だ。

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2011年9月26日 (月)

プロ野球 オーナーズリーグ

プロ野球オーナーズリーグ

バンダイのカードゲーム「プロ野球 オーナーズリーグ」。コンビニやおもちゃ屋、書店などで売られているプロ野球選手カードを使って遊ぶオンラインゲームです。
パソコンとケータイで遊べますが、パソコンは試合の場面を見ることが出来るので(ケータイは試合結果のみ)パソコンで遊ぶことをお薦めします。

まず「オーナーズリーグ」のカードを購入して、プロ野球オーナーズリーグの公式サイトにアクセス。 http://ownersleague.jp/

アカウントを作って、自分のチームを作成。カードの後ろに書かれたシリアル番号を入力すると、そのカードの選手が自分のチームに入団します。あとは、オープン戦やリーグ戦で戦うだけ。リーグは加入することも自分で作ることも出来ます。

売られているカードは、2011年の、01と02と03。1袋に3枚の選手カードが入っています。

その他に、ウエハースにプロ野球選手カード1枚が入っているバージョンもあります。

私は、ユナイテッドリーグというリーグを主催しております。興味のある方はご参加下さい。チーム名は、京都フィロソファーズです。

2010年のカードを売っているところもまだあり、使うことも出来ます。

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2011年9月25日 (日)

ギターデュオ・ケニスケさん

ギターデュオ・ケニスケさん

四条大橋鴨川左岸の「出雲阿国像」の横で、ラテンギター(アコースティックギター・アンプ付き)を演奏していた、ギターデュオのケニスケのお二人。横でファンの子がペットボトルを叩いて応援していた(まあパーカッションの代わりですね)ので、私も持っていたペットボトルの中身を飲み干し、応援兼パーカッションとして勝手に加わりました。

応援の子は口笛が吹けないというので、「上を向いて歩こう」を私が吹いてみました。それから、その子のリクエストにより、シューベルトの「アヴェ・マリア」、グノーの「アヴェ・マリア」、サラ・ブライトンの「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」、「クワイ河マーチ(ボギー大佐)」、ベートーヴェンの交響曲第5番第1楽章全編を吹きました。
ってケニスケさんの記事なのに私の口笛の話になってますね。

とにかくケニスケさん、京都・四条大橋鴨川左岸「出雲阿国像」横(京阪祇園四条駅北西出口前)と、梅田(JR大阪駅前、阪神百貨店前)の歩道橋で、休みの日にストリートライブをやっているそうなので、興味のある方はどうぞ。大変上手いギターデュオです。

最後は私が口笛で「蛍の光」を吹いて、お別れしました。

※当ブログへの写真掲載についてはケニスケさんの許可を取ってあります。

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2011年9月23日 (金)

猫町通り通信・鴨東記号 「広島巡り」

朝食を広島駅そばの定食屋で済ませ、朝9時前にホテルをチェックアウト。京橋川を渡り、9時に開く庭園、縮景園に入る。祝日ということもあってか、朝一なのに訪れる人は結構多い。

縮景園という名前から地味な庭園を想像しがちだが、実際はかなり立派な庭園。流石は芸州広島浅野藩の庭園である。水戸・偕楽園、金沢・兼六園にも行ったことがあるが、それらに勝るとも劣らない美しさ。こうした美しい庭園に出会うと日本人でよかったと思う。

縮景圓

北京語を話している団体がいたので話しかけてみる。実はホテルのエレベーターの前でも白人に出会ったので、英語も出来ないのに「どこから来たのか?」と訊いたのだ。ポーランド出身で、今はプラハのオーケストラでトロンボーンを吹いているという。そこで「Yesterday,I Listend Hiroshima Symphony Orchestra's Concert.I Like Music」と言って、笑顔で別れることが出来た。
私の場合、英語よりも北京語の方が話せるので話しかけてみた。
するとは最初は北京語で答えてくれたが、私の発音からネイティブではないとわかったのか、途中から日本語で答えてくれる。日本在住だという。金沢から来ていて、金沢が一番だというが、私が京都から来たというと、「あ、一番は京都です」と譲ってくれた。

それにしてもこれだけの庭園が関東はもちろん、関西でも知られていないというのはちょっと勿体ない気がする。

庭園を一回りした後、売店で抹茶と和菓子のセットを頂く。元々、入場券に売店での抹茶セット100円割引券が付いていたのだ。お茶もお菓子も美味しかった。

縮景園を出て、昨日も登城した広島城に向かう。昨日は広島交響楽団の演奏会の開演時間が迫っていたので、天守内の展示を十分に見ることが出来なかったのだ。また、本丸内にあるという、崩れた石垣(福島正則が居城である広島城の石垣を無断で修繕をしたことを咎められ、改易を免れるため破却した名残りとも言われる。結局、「破却が不十分である」として福島正則は改易された)、印のある石垣なども見てみたい。

昨日と違い、二の丸からではなく、本丸から直接城内に入る。本丸の東側に裏御門(搦手門)がある。広島城は原爆で灰燼に帰したので、当然ながら門や櫓などの建物は残っていない。その代わり、広島護国神社の参道となるため鳥居が設けられている。

崩れたままの石垣があるというので見に行く。福島正則が広島城主だった時に、広島城の石垣を勝手に改修したとして徳川幕府から咎められ、福島正則は「石垣を崩す」という条件を受けいれて石垣を崩したものの、不十分であるとして結局、改易の憂き目に遭っている。下の写真が崩れたままの石垣である。福島正則が崩したものかはわかっていないという。

本丸の北側を歩いて天守に向かう。昨日は下の階しか見ることが出来なかったので、今日は全ての展示を見るつもりだ。

昨日、裃体験コーナーで裃を着せて貰って記念写真を撮って貰ったのだが、裃の右袖から萌浅葱色ジャケットが出てしまっていることにホテルに帰ってから気付き、みっともないのでもう一度、裃を着て、写真を撮って貰う。担当は昨日と同じお姉さんである。なんでもまだ大学生だそうで、就職のための職業体験のようなもので来ているそうである。学芸員のための研修かと思ったがそうではないそうだ。

天守の4階で、江戸時代の髪飾りや笄(こうがい)、刀の目抜きなどの説明をしている。耳かきのような髪飾りがあるが、これは江戸時代は今と違い、毎日風呂に入る習慣がなく、週に一度ぐらいしか風呂に入らなかったので(日本の風呂というと蒸し風呂であるが、江戸時代には湯を張った入浴が行われるようになったことがわかっている)、頭がどうしても痒くなり、取り出して頭を掻くために耳かき状の髪飾りを付けていたそうだ。刀の鍔にも穴が開いているが、武士もやはり頭は痒くなるので、そこに頭を掻くための道具を差し込んでいたという。

広島城天守内は基本的に写真撮影禁止だが、武家屋敷と商家のセットがあり、そこだけは例外的に写真撮影OKだったので撮ってみる。

全ての展示を見終えた後で天守の最上階に登り、広島の街を見渡す。

ここでも白人の男性がいたので、どこから来たのか聞いてみたところ、「バージ」との答えが。どこのことかわからなかったが、隣国などを挙げてくれたのでベルギーのことだとわかる。「ベルギー?」と聞くと、「ヤー」と答えてくれる。ベルギー人で世界的に最も有名なのはオードリー・ヘップバーンだと思われるが、有名すぎて聞くまでもないことである。ベルギーの首都ブリュッセルはEUの首都的位置にあたる都市なので、「ブリュッセルから?」と聞いてみたが、「違う」とのことだった。ベルギー人の世界的作曲家、セザール・フランクについても聞いてみたが、「ショパンなんかはよく聴くけど、フランクというのは知らないねえ」とのことだった。意外に知られていないらしい。まあ、日本でも武満徹を全員が知っているわけではないだろうから、状況が同じといえば同じである。

その後、広島平和記念公園に歩いて向かう。

広島平和記念公園の北にあった旧広島市民球場は現在、取り壊し作業中のようである。

そのすぐ南にあるのが広島の、そして世界平和祈念の象徴である原爆ドームである。

その後、広島平和記念資料館を見学。原爆の悲惨さを思い知る。

その後、ビル全体が広島風お好み焼きのお店で埋まっているという「お好み村」というところに立ち寄る。

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2011年9月22日 (木)

猫町通り通信・鴨東記号 「広島・広上淳一を追いかけて」

広島城天守

新幹線で広島へ。広上淳一の指揮する広島交響楽団の定期演奏会を聴くためである。午後1時過ぎに京都の自宅を出て午後4時過ぎにJR広島駅に到着。ちなみに、京都に移住して来年で10年になるが、行ったことのある西端は姫路。今回は岡山県をすっ飛ばして、一気に広島県まで西端が伸びる。当然ながら山陽新幹線に乗るのも初めてである。

まず広島駅の駅ビルの書店で広島の観光案内を買う。

開演時間まで時間があるので広島観光。城好きなので広島城に向かう。
広島城は原爆により灰塵に帰したが、天守が鉄筋コンクリートで外観復元され、1994年に、表御門、二の丸の平櫓、多聞櫓、太鼓櫓が木造で復元された。二の丸の建物は内部拝観無料の上、写真撮影も自由ということだったので、城好きの私は写真を撮りまくる。太鼓櫓には名前の通り太鼓があり、自由に叩けるようなので叩いてみる。展示も充実していて、これで拝観無料とは良心的である。

天守にも行く。1階が受付で、2階以上が展示コーナーになっている。入場は有料で、内部撮影は禁止である。内部展示を見ていると、裃体験コーナーがあったので、横にあった売店のお姉さんに手伝って貰って裃姿になり、記念写真を撮って頂く。
そうやってノンビリしていたのでコンサートの開場時間が近くなってしまい、2階以外の展示は見られず、最上階から広島市街を眺めるだけになってしまう。

路面電車である広島電鉄(広電)の中電前駅が最寄り駅と書いてあったが実際は市役所前駅の方が近かった。

広上淳一指揮の広島交響楽団第312回定期演奏会は広島市文化交流会館で、午後6時45分という中途半端な時間に開演。曲目はモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」とマーラーの交響曲第1番「巨人」という魅力的なもの。感想はこちら

終演後、平和記念公園と原爆ドームに行き、平和を祈った。

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大阪フィルハーモニー交響楽団 エイジ オブ エイジ The Final Season 後期定期会員募集

大植英次が大阪フィルハーモニー交響楽団の音楽監督でいるのもあと半年となりました。大阪フィルハーモニー交響楽団の後期定期公演のチケットは7月にすでに発売になっています。

大阪フィルハーモニー交響楽団 エイジ オブ エイジ The Final Season 後期定期会員募集

大植英次の音楽監督としてのフェアウェルコンサートとなる2012年2月定期、最終公演となる2月17日はチケット完売、16日も残りわずかのようです。

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2011年9月21日 (水)

ローソン 寿司「サーモンづくし」

ローソン寿司「サーモンづくし」

寿司ネタはサーモンが一番好きです。そんなサーモン好きに嬉しいLAWSONの寿司「サーモンづくし」。イクラ乗せ、マヨネーズ乗せ、海苔巻きサーモン、炙りサーモンなど様々なサーモン寿司が六貫で360円です。

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観劇感想精選(82) 劇団青い鳥スモールワールド 「ちょっとうれしい」

2011年2月11日 大阪・なんばの精華小劇場にて観劇

大阪へ。なんばの精華小劇場で劇団青い鳥の公演を観るためである。午後5時開演。

劇団青い鳥スモールワールドの公演「ちょっとうれしい」は、市堂令の作。劇団青い鳥は集団創作を前面に出して80年代にブームを起こした劇団であり、台本はエチュードの積み重ねで作るので、特定の劇作家はおらず、メンバー全員のペンネームとして市堂令を使用している。市堂令の由来は、劇の終わりに言う、「一同、礼!」である。

最近の劇団青い鳥は集団創作をやめ、メンバーの一人が台本を書いたり(リーダー格の芹川藍の本が多い)、外部の劇作家に台本を依頼していたが、今回は久しぶりの市堂令名義での上演となる。演出は芹川藍。

平舞台。四隅に簡素な椅子が置かれている。そこへ、上手から四人の女性が入ってくる。四人の名は、豊田まお(森本恵美)、丹波遼子(近内仁子)、栗林園子(葛西佐紀)、橘さわ子(天光眞弓)。舞台の上で一列に並んだところで、スピーカーからディレクター役の芹川藍の声がして、自己紹介をするように命じ、続いて特技を披露させたり、シチュエーションを作って様々な芝居をさせたりする。そこがある作品のオーディションの場面であることがわかる。相撲で物言いをつける力士というシチュエーションでは、「八百長」などの時事ネタを入れていた。

四人姉妹の関係を描くという指令が出たところで、照明が変わり、役者の動きが止まり、S.E.N.Sの音楽が流れる。

その後は四人姉妹の、母親の葬儀の話になる。一番下の妹(森本恵美)が母の遺骨を食べたという疑いが出て、下ネタを交えながらのやり取りが続く。

次は、「健全な子供達の未来を作るための会」西多摩支部。四人が、童謡をモチーフに歌詞の不可解なところをあげて、改訂をするという話。

続いては、家族劇。父母、姉弟の四人家族の夕食前と夕食のシーンが描かれる。途中で、芹川藍がお祖母さんとして現れ、役をチェンジするように命じ、役者は役を交代して演じる。

更に、場面は喫茶店へと移り、スーパーで大金の入った袋を見つけた主婦(近内仁子)の話などが繰り広げられる。このシーンの最後では喫茶店の女主人(天衣織女)とディレクター役の芹川藍とで、バルーンの沢山入った袋が開けられ、無数の風船が舞台上に撒かれる。

ラストは再びオーディション。役者達は着ぐるみで登場し、様々な設定で演技をする。四人姉妹の設定になったところで、再び、S.E.N.Sの音楽が流れ、四人姉妹の母への思いが語られる。

本番終了後に、六人の女優が一列に並んで、「一同、礼!」で舞台は終わった。

全体を通して、一貫したストーリーらしいストーリーはなく、それだけに役者の力量が試される芝居だが、六人の役者は皆、良い演技をしていたように思う。

ちょっとした笑いのシーンの多さも集団創作の成果として現れたものだろう。

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2011年9月20日 (火)

SANGARIA 「チューハイタイム」ラムネ

「チューハイタイム」ラムネ

桜 稲垣早希ちゃんのCMでお馴染みの、サンガリアの「チューハイタイム」ラムネ。アルコール度数6%です。
普段、お酒は飲まないのですが、昨日、よしもと祇園花月での公演終了後に早希ちゃんが、東日本大震災のための募金を呼びかけていたので、募金して握手して貰いました。その嬉しさで、帰り道に思わず買ってしまいました。

飲みやすいチューハイで、味もいいのでグビグビいけますが、普段、アルコール飲料を飲み慣れていないので、飲んですぐにクラクラ来てしまいました。やはり普段、お酒を飲んでいない人はゆっくり飲まないと駄目ですね。

桜 稲垣早希ちゃんによるCMはこちら

SANGARIA 「チューハイタイム」ラムネ24缶入り(Yahoo!ショッピング)

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2011年9月19日 (月)

YOSHIMOTO WONDER CAMP公式テーマソング「よしもトレイン」

東京と関西で行われた、「YOSHIMOTO WONDER CAMP ~Laugh&Peace 2011~」も今日で最終日を迎えました。そこで、このイベントの公式テーマソング「よしもトレイン」(オリジナル:ケツメイシ「トレイン」)のミュージックビデオを紹介します。吉本興業によるYouTube配信。

出演者(よしもとワンダーオールスター):インパルス・堤下、オリエンタルラジオ、ガレッジセール、ケンドーコバヤシ、小籔千豊、桜 稲垣早希、サバンナ、ザ・プラン9、次長課長・河本、陣内智則、ダイノジ、タカアンドトシ、楽しんご、たむらけんじ、千鳥、チュートリアル・徳井、トータルテンボス、友近­、NON STYLE、ハリセンボン、ピース、藤井隆、FUJIWARA、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ・小杉、平成ノブシコブシ、森三中、モンスターエンジン、野性爆弾­、山口智充、ライセンス、ロバート、笑い飯(50音順)

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2011年9月18日 (日)

名匠ヘルベルト・ブロムシュテットの超絶的美演 モーツァルト交響曲第35番「ハフナー」&ドヴォルザーク交響曲第8番

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるモーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」とドヴォルザークの交響曲第8番のCDを紹介します。Helicon Classics。2005年11月3日から5日にかけて、イスラエル・フィルの本拠地である、テルアビブのマン・オーディトリアムでライヴ収録されたもの。

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト交響曲第35番「ハフナー」&ドヴォルザーク交響曲第8番

NHK交響楽団現役唯一の名誉指揮者としておなじみのヘルベルト・ブロムシュテット。しかし、日本では良くあることですが、よく日本のオーケストラを振りに来る海外の指揮者は過小評価される傾向があります。ブロムシュテットもその一人。しかしこのCDを聴けば、ブロムシュテットがいかに卓越した指揮者であるかがわかるでしょう。

イスラエル・フィルは弦楽の美しさで知られていますが、ブロムシュテットはそんなイスラエル・フィルの特性を十分に引き出し、「絹のような」という常套句が全く大袈裟でないほどの美音を弦から引き出します。弦だけでなく管もまたまろやかで夢見るような美しさ。

モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」は旧スタイルによる演奏ですが、天国的な演奏です。

ブロムシュテットは、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮した、ドヴォルザークの交響曲第8番で録音デビューしており、情熱の迸りが見えるかのような個性的な演奏ですが、今回の、イスラエル・フィルを指揮したドヴォルザークの交響曲第8番は、また別の意味で個性的な演奏。第1楽章冒頭から、曲の持つスラヴ的な渋さよりも、音色の美しさを強調した純音楽的解釈。音色に濁りが全くありません。第3楽章がこれほど清澄な美しさでもって歌われたのは初めてなのではないでしょうか。情熱と美音を共存させた第4楽章の至芸も驚異的です。

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」&ドヴォルザーク 交響曲第8番(タワーレコード)

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2011年9月17日 (土)

第15回「京都の秋音楽祭」が始まりました

京都の秋音楽祭が始まりました

本日9月17日から第15回「京都の秋音楽祭」が始まりました。京都コンサートホールを主会場に、京都市内の各ホールで11月末まで様々な公演が行われます。今日は午後2時から京都コンサートホール大ホールで第15回京都の秋音楽祭開会記念コンサート、広上淳一指揮京都市交響楽団による演奏会がありました。チケット料金が安く設定され、更に葉書応募による無料招待もあるということで、京都市交響楽団も経費を抑えるべく、管楽器の首席奏者を外すなど一軍半の編成で、傷もありましたが、広上の力もあって優れた演奏会になりました。

曲目
・デュカス 「ラ・ペリ」よりファンファーレ(京都市交響楽団金管奏者による、指揮者なし、ボックス席での演奏)
・リスト ピアノ協奏曲第1番(ピアノ独奏:田村響)
・チャイコフスキー バレエ音楽「くるみ割り人形」第2幕全曲

感想はこちら

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サッカーでいえば、自分はどのタイプ?

ブログネタ: サッカーでいえば、自分はどのタイプ?参加数

@niftyの「ブログネタ」参加投稿です。

私はディフェンダータイプでしょうね。自分から攻めていくようなことはしません。大切なものを守るためにトップ(キーパー)を補佐するという役割でしょうね。

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2011年9月16日 (金)

よしもと祇園花月で

公演案内と共に、大豆栄養食品「SOYJOY」の新商品、フルーティートマトを試食品として頂きました。

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和歌山中華そば 丸田屋監修 和歌山ラーメン

和歌山中華そば丸田屋監修和歌山ラーメン

ローソンで売っている「和歌山中華そば 丸田屋監修 和歌山ラーメン」。レンジで温めて食べます。

和歌山ラーメンなので豚骨醤油です。生麺なのでなかなか美味です。

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2011年9月15日 (木)

猫町通り通信・鴨東記号 「名古屋小旅行記」

名古屋には名鉄ホールで行われた「クレイジーハニー」という舞台の公演(本谷有希子の作・演出。主演:長澤まさみ、リリー・フランキー)を観に行ったのですが、その他のことも楽しみました(ちなみに劇の感想はこちら)。

まず名鉄ホールの入る名鉄百貨店7階で「大九州展」という物産展をやっていました。

名古屋小旅行記

鹿児島ラーメンのお店が設けられていましたので、食べてみることにしました。

これがその、鹿児島・豚とろラーメン。濃厚な豚骨ラーメンで、ちょっとした苦味がありますが、すぐに慣れて美味しく頂くことが出来ました。

それから宮崎名産の「日向夏プリン」を買いました。

日向夏(みかん)の酸っぱさがカスタードで中和されて甘酸っぱい味に仕上がっていました。

それから生まれて初めて名鉄(名古屋鉄道)の車両に乗りました。未知の私鉄の車両に乗るのは結構ワクワクします。

それから名古屋の駅ではエスカレーターを歩くのは禁止なんですね。東京や大阪、京都とは事情が違うようです。
こちらは地下鉄の駅の表示。

下は名鉄神宮前駅での表示です。

ちなみにエスカレータは東京では左寄りに乗り、大阪では右寄りに乗り、京都は京阪は右、それ以外は左に乗るという暗黙の了解がありますが、歩くのが禁止されているはずの名古屋はみな左寄りに乗っていました。

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2011年9月13日 (火)

猫町通り通信・鴨東記号 「名古屋の夜」

猫町通り通信・鴨東記号「名古屋の夜」

名古屋に来ています。ホテルにはレンタルパソコンがあって、それで書いています。

「名古屋といえば手羽先」ということで、「世界の山ちゃん」丸の内店で食べました。

これがご存知、手羽先です。実は手羽先を食べるのは生まれて初めてです。

これに御飯と御御御付け、はちみつレモンとカルピスのノンアルコールカクテル、更に〆として、ぬくといきしめんを食べました。「ぬくとい」とは暖かいという意味だそうで、〆用に少量の麺を使ったきしめんでした。

なお、「世界の山ちゃん」では飴がタダで貰えます。

少し胃がもたれたので、夜にカラオケ。シダックス名古屋栄住吉通クラブにて。薬師丸ひろ子の「探偵物語」で、91・348点を出す。私としてはいい点数なのではないでしょうか。

ところで名古屋ではお菓子が自動販売機で売られているんですね。びっくりしました。

京都ではあまり見かけなくなったSUNTORYの「Bikkle」も名古屋では健在。

それから京都では見かけないスポーツ飲料を発見しました。兵庫県赤穂市の塩を使った「熱中対策水」という飲料です。

熱中症を防ぐための塩分入り飲料。レモン味ですが独特の苦味があります。製造元は赤穂化成株式会社。赤穂からは京都のほうが近いのに、京都にはなくて名古屋にあるというのが面白いですね。そういえば、愛知県は赤穂浪士に討ち取られた吉良上野介義央の領地だった吉良町があったところ(今年の4月に西尾市に編入)。何か因縁があるのかも知れません。

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2011年9月12日 (月)

コンサートの記(71) 井上道義指揮 京都市交響楽団第484回定期演奏会

2006年1月20日 京都コンサートホールにて

午後7時から京都コンサートホールで京都市交響楽団の第484回定期演奏会を聴く。指揮はかつて京都市交響楽団(京響)の音楽監督を務めていた井上道義。シュニトケ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチというオール・ロシア・プログラムである。

シュニトケの「モーツ=アルト・ア・ラ・ハイドン」は、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの旋律をところどころに用いた曲で、優雅さと鋭さを併せ持った音楽である。しかし、それ音楽に面白かったのが視覚面。ステージには指揮台がなく、またヴァイオリン奏者のための譜面台があるが、椅子はない。立ったまま演奏するのだろう。照明が極端に暗くなり、ステージ中央のみが光の輪のようになってわずかに浮かび上がる。チェロ奏者2人とコントラバス奏者がその光の輪の中にやってくる。そして全溶暗。暗闇の中で演奏がスタートする。やがてステージの両袖からヴァイオリン奏者達が演奏しながら入ってくる。ある者はピッチカートを、あるものは激しい旋律を奏でる。

突然照明カットイン。ロシアの帽子(シャプカというらしい)をかぶった井上道義が本来なら指揮台のある場所に置かれた円テーブルに腰かけている。音楽が始まっていることに気づいた(ふりをした)井上は慌てて指揮を始める。しかしその指揮は右手と左手を交互に出すだけだったり、ボクシングのようにジャブを繰り出したり、跪いて投げキッスをするなど、およそ指揮らしくない。井上という指揮者はおふざけが好きであり、また芝居がかったことが得意なので、見ていて面白い。奏者達も私服、もしくはそれに近いものを着ている。なかには黄色いジャケットを羽織って、漫才師風になっているヴァイオリン奏者もいる。奏者達もそれぞれおちゃらけた演技を披露。実に楽しそうだ。

プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番。独奏はロシア人のアナスタシア・チョボタリョーワ。苗字が「ワ」で終わるので須く女性である。
第1楽章は協奏曲というより、ヴァイオリン独奏が奏でるメロディーをオーケストラの楽器が縁取っていくという趣で、オーケストラ付きヴァイオリン独奏曲のように聞こえる。プロコフィエフの高貴な旋律が生きている。
プロコフィエフという作曲家の特徴は、高雅な旋律と奇妙な響き、幾何学的な音の進行とある種の俗っぽさという、同居しにくいものが同居していることにある。第2楽章も美しいのだが、どこか妙という個性溢れる作風で聴く者を楽しませる。
第3楽章は第1楽章とは逆に、オーケストラが旋律を受け持ち、ヴァイオリン・ソロがそれに装飾を施していくという形になる。
アナスタシアのヴァイオリンは音が実に滑らかである。

メインはショスタコーヴィチの交響曲第11番「1905年」。昨年の夏にワレリー・ゲルギエフの指揮で聴いて圧倒的な感銘を受けた作品である。
井上の指揮は自身に満ちあふれており、フォルテシモの音響は「炸裂」という言葉がピッタリだ。情熱が売りの指揮者だけに、ショスタコーヴィチには合っているのだろう。

それにしても、この曲の威力は凄い。炸裂するフォルテシモは空気を揺るがすようだし、聴いているこちらの血液が一瞬止まったように感じるほどの圧力を感じる。これだけの響きが作り出せるというだけでもショスタコーヴィチが天才であったことは疑いようがない。
京響は金管が特に優秀で、音の輝きは楽器の外観以上である。

この曲も視覚的に面白い箇所がある。第1楽章ではトランペット、トロンボーン、チューバはミュート(弱音器)をつけて演奏している。この曲は楽章が切れ目なく演奏されるのだが、第2楽章に入って、音楽が変わった瞬間にブラスの奏者が一斉にミュートをサッと外すのである。
また曲のラストで鐘(チューブラーベル)が鳴り響くのだが、大音量の中なのではっきりとは聞こえない。しかし、目で鐘を見ているときちんと聞こえてくるのである。
ところでショスタコーヴィチはなぜ鐘が鳴るときに他の楽器もフォルテシモで演奏させたのだろう? 鐘が聞こえにくくなるとわかっているのに。
あるいはわざと鐘を聞こえにくくしたのだろうか。あり得なくはない。

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2011年9月10日 (土)

コンサートの記(70) スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮 NHK交響楽団京都公演2004

2004年4月24日 京都コンサートホールにて

京都コンサートホールで17時開演のNHK交響楽団のコンサートを聴きに行く。指揮はミスターSこと名匠スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ。
前から2列目の席で奏者が目の前である。オール・ベートーヴェン・プログラムで最初は「エグモント序曲」。
エグモントを聴くのは久しぶりだが、主旋律を全て憶えていることに我ながら驚く。言語的、視覚的記憶力は衰えたが、音楽的記憶力はまだ相当なものであることがわかった。N響は音色が地味である。

2曲目はヴァイオリン協奏曲。奏者はパトリシア・コパチンスカヤ。名前からわかるようにスラヴ系の女性奏者である。77年生まれだから妹と同い年だ。楽譜を見ながらの演奏。かなり情熱的な弾き方をする人で音楽に勢いがあるが、たまに音程が危うくなる。カデンツァは初めて耳にするものだ。終演後の掲示によると2000年に作曲された新しいものであるという。
アンコールは現代作曲家のバイオリンソロ曲。かなり難度の高いテクニックを要求される曲だと思うが、途中、足踏みが入ったり、スキャットを用いたりと楽しい。最後はターンで決めた。アイススケートのようだ。

メインは交響曲第5番。スクロヴァチェフスキの第5は以前、N響の定期公演で耳にしたことがあり、オーソドックスな名演だった。その時のライヴ録音が Altusから出ている。
冒頭の主題から明快な演奏で特に目新しいことはない。N響の音は渋く、砂利の上の足音のようにざらついた感じがある。
第2楽章も安定した演奏。
ところが第3楽章になるとスクロヴァチェフスキは突如大見得を切り始める。いきなり第1バイオリンが大きなスウィングをはじめて驚いた。旋律の処理も非常に細かい。第4楽章も個性的な表現。特に第1バイオリンの生かし方が巧い。どちらかといえば弦主体の解釈で、旋律の掛け合いが面白い。普通、3連譜で演奏するところを2連譜で演奏したため、使用している楽譜がベーレンライター版であることがわかる。N響の音もいつの間にか艶やかで輝かしいものに変わっていた。砂金が純金になったような感じだ。
文句なしの名演であった。

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2011年9月 9日 (金)

観劇感想精選(81) 「おくりびと」

2010年6月11日 大阪・京橋のイオン化粧品シアターBRAVA!にて観劇

午後7時から大阪・京橋のイオン化粧品シアターBRAVA!で、舞台「おくりびと」を観る。アカデミー賞外国語映画賞ほかを受賞した名画の7年後を描いた舞台である。作:小山薫堂、演出:G2、音楽:久石譲、出演:中村勘太郎、田中麗奈、真野響子、柄本明ほか。

納棺師の小林大悟(中村勘太郎)と妻の美香(田中麗奈)には、テツジという7歳になる息子がいる。息子にチェロを教える大悟は、自分の職業を息子に告げることが出来ずにいた。NKエージェントは百合子が退社したため、佐々木(柄本明)と大悟の二人体制となっていたが、年々業績が悪化。そこで新しい事務員を雇おうと、新聞広告に誤植込みのチラシを入れる。しかし面接にやって来た人々には次々に逃げられて…

しっかりとした脚本と演出に支えられた良質の作品であった。実はチケットは最近になって取ったのであるが、それでも比較的良い席が手に入った。空席もあり、チケットの売り上げとしては成功とは言い難いのかも知れないし、映画版「おくりびと」が好きな人の中には舞台版を評価しない人がいるかもしれないが、私自身は舞台版もきちんとした作品に仕上がっていたと感じる。チェロの演奏をするなど熱演した中村勘太郎を始め、役者陣も健闘していたように思う。

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2011年9月 8日 (木)

これまでに観た映画より(53) 「おくりびと」

DVDで日本映画「おくりびと」を観る。米アカデミー賞外国語映画賞を始め、90以上もの賞に輝いた名画。滝田洋二郎監督作品。脚本:小山薫堂、出演:本木雅弘、広末涼子、山﨑努、余貴美子、杉本哲太、笹野高史、吉行和子、飯森範親(指揮者役)、山田辰夫、峰岸徹ほか。音楽:久石譲。

本木雅弘が青木新門の『納棺夫日記』を読んで映画化を思い立ってから構想10年をかけた映画である。

地上波ではすでに放送されており、私も観ているが、やはりCMなしのもので観たいと思っていた。だが、人気作だけになかなか借りられず、今回、ようやく借りることが出来た。

東京でオーケストラのチェロ奏者になった小林大悟(本木雅弘)。しかしやっと入団したものの、楽団は第九の演奏会を最後に突然の解散を告げられる。大悟はチェロ奏者としての再就職を諦め、妻の美香(広末涼子)とともに、故郷の山形県に帰ることにする。山形に帰った大悟はNKエージェントという会社の募集広告を見て、応募することにするのだが…

納棺夫という日本ならでは仕事を通して、人間の生死を見つめた、静かな感動を呼ぶ作品。出演者達も作品の意図を良く理解していて自然体の演技を心がけているようだ。

山形の自然も美しく、久石譲の音楽も聴いていて身が清められるようで印象的。ドラマティックなことだけが映画ではないということを教えてくれるような作品だった。

なお、2008年の映画だが、出演者のうち山田辰夫氏と峰岸徹氏はすでに逝去された。そのことでも人間の死とは何かを考えさせられる。

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2011年9月 7日 (水)

シルヴィ・バルタン(シルヴィ・ヴァルタン) 「あなたのとりこ」(訳詞付)

シルヴィ・バルタン(シルヴィ・ヴァルタン)の「あなたのとりこ」の訳詞付きの映像がYouTubeにアップされていましたので紹介します。映画「ウォーターボーイズ」などで印象的な使われ方をした曲です。

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2011年9月 4日 (日)

コンサートの記(69) 大阪国際フェスティバル特別公演 大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団演奏会「マーラー没後100年 ~天上の響き~」

2011年7月28日 兵庫県西宮市の兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて

午後7時から、西宮の兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで、大阪国際フェスティバル特別公演、大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団演奏会「マーラー没後100年 ~天上の響き~」に接する。

大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団演奏会「マーラー没後100年 ~天上の響き~」

大植英次も大阪フィルも兵庫県立芸術文化センターで演奏するのは初めてのはずである。

曲目は、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲、シェーンベルクの「浄夜」、マーラーの交響曲第4番(ソプラノ独唱:ハイディ・エリザベス・マイヤー)。今日のコンサートマスターは長原幸太ではなく、客演首席コンサートマスターの崔文涭。

ティンパニを中央最後列に置いた他は、古典配置に基づいた演奏。大植はモーツァルトとシェーンベルクはノンタクトで振った。

大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏はザ・シンフォニーホールで何回も聴いているので、ザ・シンフォニーホールと兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールの音響を比較するチャンスでもある。

「ドン・ジョヴァンニ」序曲。大植は最初の二つの和音のおどろおどろしさを強調せず、その後も流れ重視の中庸を目指した演奏。純音楽的解釈である。流れ重視というのが実は鍵だったということに後に気付く。

シェーンベルクの「浄夜(浄められた夜)」。シェーンベルクは無調音楽や十二音音楽の始祖として知られるが、彼の最大の人気作であるこの「浄夜」がまだ、彼が無調や十二音音楽に手を出す前の作品であることから、十二音音楽は失敗であったという見方が強い。ただし十二音音楽が完全に否定されたわけではなく、今でも十二音音楽から派生したセリー手法(セリエル手法、シリーズ手法)を用いて作曲するピエール・ブーレーズなどの大物作曲家はいる。

この曲に相応しいしっとりとした音色で演奏開始。モーツァルト同様、流れの良い演奏だが、途中でこれはホールの音響が影響しているのだと気付く。どうも兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールは他のホールよりも音の流れが良いように聞こえるようだ。そのためか大フィルの弦楽の音色が普段よりも淡泊に聞こえる。
大植は途中で、他の演奏では聴かれない極端な加速を行い、どうなることかと心配するが、その後、曲調が変わってグッとテンポを落とした時に、何ともいえない開放感があり、加速が綿密な計算に基づいたものであったことがわかる。弱音の美しさは特筆事項。
兵庫県立芸術文化センター芸術監督の佐渡裕は「自分の良さは弱音の美しさ」と語るが、実演でも録音でも佐渡指揮の弱音が美しいと思ったことはないので、佐渡の勘違いだと思われる。佐渡の良さはやはり爆発力である。

メインであるマーラーの交響曲第4番。冒頭はホールの音響もあって実にクリアで純粋に美しく、夢にあふれている。美演はその後も続き、「天上の響き」というコンサートタイトルが大袈裟に思えなくなる。大阪フィルによるマーラーの交響曲第4番はアレクサンダー・リープライヒ指揮の演奏会を聴いており、即物的な名演だったが、大植のマーラー交響曲第4番はそれよりも大分ロマンティックだ。
なお、大植は譜面台に楽譜を置き、それをめくりながら指揮していたが、そうした演奏をする大植の姿を見るのは初めてなので驚く。これまでも大植が譜面台を用意し、楽譜を置いて指揮する姿は見たことがあるが、楽譜はお守り代わりに置いているだけで、表紙を開くこともなかった。

ソプラノ独唱のハイディ・エリザベス・マイヤーは「リリック、コロラトゥーラの声で高く評価される」とプログラムには載っており、実際、高音は美しかったが、基本的な声域はメゾ・ソプラノに近い。歌唱力はあるが特に美声というわけではないのでオーケストラに負けている印象を受けた。

大阪フィルは目立ったミスもなく、弦、管ともに美しさの限り。大植の解釈も他のマーラーの楽曲演奏で聴かれる異色なものはなく、間違いなく世界レベルでも通用するマーラーであった。

演奏終了後、大植はオーケストラのメンバーを立たせようとするが、奏者達は大植に敬意を表して立とうとせず、大植だけが喝采を浴びた。大植はその後もカーテンコールに応えてオーケストラメンバーを立たせようとするがやはりオケのメンバーは立たず、再び大植だけが客席から祝福される。大フィルのメンバーが二度も立とうとしないのを見るのは初めてで、奏者達も今日の演奏の出来には感服したのだろう。

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2011年9月 3日 (土)

Meiji パンピーオレンジ復刻版

Meiji パンピーオレンジ復刻版

明治乳業から発売されていた「パンピーオレンジ」。その名の通りオレンジ味の乳酸菌飲料です。長らく発売中止になっていましたが、瓶入りからプラスティック容器仕様になって復刻されました。なお、パンピーとは明治乳業の子会社「パンピー食品」から取られています。

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2011年9月 2日 (金)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」関連商品

現在、ローソンでは「新世紀エヴァンゲリオン」の映画版である「エヴァンゲリオン新劇場版」のキャンペーンが行われており、お菓子やカードゲーム、フィギュアなどが売られています(LAWSONが「エヴァ」シリーズに登場するため)。そこで私も勝ってみました。おやつカンパニーの「ベビースターラーメン (葛城)ミサトの辛口カレー味」。なかなか美味しいです。

続いては、ガムのカプセル。綾波レイと式波・アスカ・ラングレー(「新世紀エヴァンゲリオン」では惣流・アスカ・ラングレー)のものがありますが、取り敢えずアスカのものを選んでみました。映画版でのアスカのプラグスーツの色からか、カプセルをエントリープラグに見立ててのLCL溶液なのか、中はオレンジミント味のガムが入っています

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2011年9月 1日 (木)

パーヴォ・ヤルヴィのアンコールの定番 シベリウス「悲しきワルツ」

現在、私が最も注目している指揮者は、エストニア出身でアメリカ育ちのパーヴォ・ヤルヴィです。1962年生まれの今年49歳。指揮者としてはまだ中堅の年齢ですが、フランクフルト放送交響楽団(hr交響楽団)音楽監督、パリ管弦楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン芸術監督という3つのポストを兼任し、エストニア国立交響楽団の音楽顧問も務めているという超売れっ子です(その他にもシンシナティ交響楽団の桂冠音楽監督の称号も持っています。ただ今シーズンはシンシナティ響は指揮しない模様)。実力も超一級で、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンと録音した「ベートーヴェン交響曲全集」はCDとDVDの両方で出ていますが、21世紀に入ってからの「ベートーヴェン交響曲全集」としては最上級のものだと思われます。

そんなパーヴォ・ヤルヴィのアンコールの定番がシベリウスの「悲しきワルツ」。パーヴォ・ヤルヴィの来日公演には何度も接していますが、「悲しきワルツ」は毎回演奏されます。
パーヴォはエストニア国立交響楽団を指揮して「悲しきワルツ」を録音していますが、今回は、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンを振った映像をお楽しみ下さい。

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