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2011年9月 8日 (木)

これまでに観た映画より(53) 「おくりびと」

DVDで日本映画「おくりびと」を観る。米アカデミー賞外国語映画賞を始め、90以上もの賞に輝いた名画。滝田洋二郎監督作品。脚本:小山薫堂、出演:本木雅弘、広末涼子、山﨑努、余貴美子、杉本哲太、笹野高史、吉行和子、飯森範親(指揮者役)、山田辰夫、峰岸徹ほか。音楽:久石譲。

本木雅弘が青木新門の『納棺夫日記』を読んで映画化を思い立ってから構想10年をかけた映画である。

地上波ではすでに放送されており、私も観ているが、やはりCMなしのもので観たいと思っていた。だが、人気作だけになかなか借りられず、今回、ようやく借りることが出来た。

東京でオーケストラのチェロ奏者になった小林大悟(本木雅弘)。しかしやっと入団したものの、楽団は第九の演奏会を最後に突然の解散を告げられる。大悟はチェロ奏者としての再就職を諦め、妻の美香(広末涼子)とともに、故郷の山形県に帰ることにする。山形に帰った大悟はNKエージェントという会社の募集広告を見て、応募することにするのだが…

納棺夫という日本ならでは仕事を通して、人間の生死を見つめた、静かな感動を呼ぶ作品。出演者達も作品の意図を良く理解していて自然体の演技を心がけているようだ。

山形の自然も美しく、久石譲の音楽も聴いていて身が清められるようで印象的。ドラマティックなことだけが映画ではないということを教えてくれるような作品だった。

なお、2008年の映画だが、出演者のうち山田辰夫氏と峰岸徹氏はすでに逝去された。そのことでも人間の死とは何かを考えさせられる。

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