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2013年1月13日 (日)

サー・サイモン・ラトルのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督2018年にて契約終了の件について

世界最高峰のオーケストラの一つであるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督であるサー・サイモン・ラトルが2018年のシーズンをもって退任することが決まった件で、やはり気になるのは後任の芸術監督であると思われる。

ベルリン・フィルはドイツ音楽演奏の最高峰を自負しているため、ドイツ・オーストリア系の指揮者を招きたいのが本音だろうが、実はベルリン・フィルの歴代音楽監督のうち、独墺系は3人と半分しかいない(ハンス・フォン・ビューロー、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ヘルベルト・フォン・カラヤン。ただしカラヤンは本人は出自はギリシャ系であるとしており、先祖はアルメニア系という説もあり、ゲルマン民族ではない)。2代目のアルトゥール・ニキシュはハンガリー、5代目のクラウディオ・アバドはイタリア、現在のサー・サイモン・ラトルはイギリスの出身である。

ということで、ドイツ系指揮者が後任にならなければならないということはない。本音を言えばやはりドイツ系がいいのだろうが、ドイツ唯一の大物中堅指揮者であるクリスティアン・ティーレマンは1959年生まれであり、1955年生まれのラトルと4つしか年が違わない。

オーストリア唯一の大物中堅指揮者で今年のウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートの指揮者を務めたフランツ・ウェルザー=メストも1960年生まれで大差ない上に、ベルリン・フィルのシェフになるだけの経歴も他の同世代の指揮者に比べると分が悪い。

他の候補としては、ラトルとの関係も深いパーヴォ・ヤルヴィが実力的に一歩抜きんでている。

一気に若くなるが、ベネズエラ出身のグスターボ・ドゥダメルの思い切った起用も0%ではない。

ということで、ラトルの後任の話ばかりになったが、ラトルとベルリン・フィルのコンビはまだまだその力を十分に発揮しているとは言えないように思う。もう一花咲かせて欲しいところである。

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