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2013年6月24日 (月)

コンサートの記(89) ピエタリ・インキネン指揮日本フィルハーモニー交響楽団第648回定期演奏会 「シベリウス・チクルスⅠ」

2013年3月15日 東京・溜池山王のサントリーホールにて

午後7時から、東京・赤坂のサントリーホールで、日本フィルハーモニー交響楽団の第648回定期演奏会に接する。フィンランド出身で日フィル首席客演指揮者のピエタリ・インキネンによるシベリウス・チクルスの第1回である。

曲目は、シベリウスの交響曲第1番と第5番。まずは他のコンサートでも良く取り上げられる曲で勝負してきた。

日本フィルハーモニー交響楽団は、創設に関わり長きに渡って関係を保ち続けた日本とフィンランドのハーフである指揮者、渡邉暁雄が好んでシベリウスを取り上げたという歴史を持っており、世界初のステレオ録音によるシベリウス交響曲全集、世界初のデジタル録音によるシベリウス交響曲全集を発表したのはいずれも渡邉&日フィルのコンビである。
ということで、シベリウスの演奏に関しては、日フィルも自信を持っている。

サントリーホールに来るのはおそらく15年ぶり。内装も「こんな感じだったかな?」と記憶が朧気である。残響が長いのが特徴だが、響き自体は大阪のザ・シンフォニーホールの方が良いと思う。

ピエタリ・インキネン指揮日本フィルハーモニー交響楽団第648回定期演奏会 「シベリウス・チクルスⅠ」

交響曲第1番。スマートな演奏だ。日フィルは東京のオーケストラの中では上位とは呼べないが、シベリウスの演奏に関しては流石である。インキネンの大風呂敷を広げすぎない解釈も良い。

交響曲第5番は、先月、レイフ・セーゲルスタム指揮大阪フィルハーモニー交響楽団の定期演奏で聴いたばかりだが、セーゲルスタムのシベリウスを表現美のシベリウスとすると、インキネンのシベリウスは解釈美のシベリウスだ。スケール壮大なセーゲルスタムに比べるとインキネンは細部のアンサンブルを重視しており、造形の確かなシベリウスを確立していた。

「シベリウス・チクルスⅡ」の感想は右下にある「コンサートの記」ではなく、「シベリウス」のカテゴリーをクリックして御覧下さい。

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