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2013年7月 4日 (木)

希望・愛・喜びを伝える画家「マッケンジー・ソープ」絵画展

1956年、北イングランド生まれの画家、マッケンジー・ソープの絵画展を紹介します。
東京・渋谷の東急文化村1階ギャラリーに於いて、7月7日まで開催されています。

マッケンジー・ソープ絵画展

マッケンジー・ソープは生まれながらにしてLD(学習障害)の一つである読字障害に苦しめられてきました。更に実家は労働者階級で貧しく、テレビも買えないような家で、クラスメートとは話が合わず、孤独な少年時代を過ごしました。

今でこそ読字障害は認知度が高く、トム・クルーズやウーピー・ゴールドバーグ、最近ではスティーヴン・スピルバーグも読字障害であることを告白していますが、マッケンジー・ソープが少年だった頃には読字障害は知られておらず、ただの勉強の出来ない子として、マッケンジー少年は教師から「あなたは将来、何をやっても成功出来ません」と最後通牒を突きつけられました。それでもマッケンジー少年は自分に画の才能があることを発見し、得意な分野で成功を収めました。

少年時代の影響もあるのでしょう。マッケンジー・ソープの画は一見すると絵本に出てくるような愛らしいもので、原色も多く華やかで、それこそ希望、愛、喜びを伝えていますが、よく見ると孤独感や、生きることの困難さが滲み出ています(それでも同時に救いもあります)。

日本ではまだ知名度は低いですが、海外では評価の高い画家、マッケンジー・ソープ。見て損はしない画ばかりです。

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