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2013年10月25日 (金)

これまでに観た映画より(58) 「ブラック・スワン」

Blu-rayで、アメリカ映画「ブラック・スワン」を観る。ナタリー・ポートマン主演作。ダーレン・アロノフスキー監督作品。この映画でナタリー・ポートマンは2010年のアカデミー主演女優賞と、ゴールデングローブ女優賞を受賞している。

セルのBlu-rayは観ているが、レンタルのBlu-rayディスクを観るのは初めてである。最近はBlu-rayとDVDが同時に発売されるケースが多いので、今後はレンタルBlu-rayも増えていくことだろう。

「ブラック・スワン」は、ニューヨークのバレエ・カンパニーを舞台にした心理サスペンスホラーである。

トマ・ルロワ(ヴァンサン・カッセル)が率いるニューヨークのダンスカンパニー。長年、プリマドンナを張ってきたベスが引退することになり、新演出による「白鳥の湖」のヒロインを選ぶことになる。ニナ(ナタリー・ポートマン)はその筆頭候補であるが、新演出では白鳥と黒鳥(ブラック・スワン)の両方を踊ることになっており、清純な白鳥を踊るのにニナは申し分ないが、精密な機械のようなダンスであり、蠱惑的な黒鳥を舞うにはエモーショナルな部分が足りない。ニナにはヒロインになる夢があるが、そのうちに、自分のドッペルゲンガーや幻覚などを頻繁に見るようになる。トマを誘惑し、失敗するもなんとかヒロインの座を射止めたニナ。しかし、幻覚などの症状は重くなっていく…

憑依型の演者の心理を巧みに突いた心理劇である。見終わった後に残るものは少ないが、観ている間は、ナタリー・ポートマン演じるニナの心理もなんとなくではあるがわかり、のめり込むことが出来る。

傑出した映画ではないかも知れないが、心理サスペンスホラーとしてはなかなか上手く出来た作品だと思う。

バレエダンスを吹き替えなしで演じきったナタリー・ポートマンには「ブラーヴァ!」である。

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