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2013年11月 3日 (日)

笑いの林(10) 「あべさくトーク in 祇園花月」 2011年11月

2011年11月14日 よしもと祇園花月にて

午後7時から、よしもと祇園花月で「あべさくトーク」を観る。共にR-1ぐらんぷりチャンピオンであるあべこうじと佐久間一行の二人によるトークショー。あべこうじと佐久間一行の公演である「あべさくトーク」は他の地方ではやっているようだが、関西では今回が初めてだという。その「あべさくトーク in 祇園花月」。豪華共演であるが、席は半分も埋まっていない。しかも大半が女性である。

まず佐久間一行が上手から登場。下手袖を覗いて、あべこうじの登場を待つが、この時、ライトが花道を照らす(祇園花月は祇園会館という名画座兼祇園東の歌舞練場でもある。ということで下手側に花道がある)。そこで花道の入り口に目をやると、あべこうじはすでにそこに立っていた。というわけで拍手。私が一番先に拍手したと思う。他の人も気付いて拍手する。

佐久間一行が、「自分も花道から出たかった」と文句を言い、あべこうじは「じゃ出てみたら」ということとで、佐久間一行は花道入り口の扉を開けて出ていく。この時、あべこうじは舞台上手袖を指さして退場してしまう。

佐久間一行が花道入り口から登場。しかし舞台上にあべこうじはいない。佐久間一行は「あれ?」となって、どういうことなのかを考えていたが、その直後に、あべこうじが花道入り口から現れる。拍手喝采である。佐久間一行は「やられた」としゃがみ込んでしまう。

まずは二人で、祇園花月の入りの悪さをネタにする。「本日はお足元の悪い中(この日は晴れである)、たくさんの方に祇園花月に足をお運びいただきましてありがとうございます。椅子になりきっているお客さんが多いですね」とあべこうじ。

あべこうじが東京から関西に向かうときの話をする。実は二人とも関東出身で東京吉本所属の芸人である。あべこうじは新幹線に乗るときに「焼売弁当」が食べたかったのだが、買う時間がなかった。そこで買うのは諦めて、新幹線の三人掛け席の窓側、つまりAの席に座った。新横浜辺りになったら、名物が焼売弁当なので、ワゴン販売が来るだろうと思っていたが来ないという。新横浜から乗ってきた女性が隣のBの席に座ったのだが、その女性は焼売弁当を持っていたという。Cの席にも乗客が座る。あべこうじは、隣の席に座った女性が焼売弁当を持っているのをみて、「いいなあ」と思ったが、その女性が焼売弁当を床に置いた上に、なかなか食べない。しかも女性は座席に体育座りの変則バージョンのような形で座ったという。そして売り子さんは焼売弁当を売りに来ない。「(隣の女性が)焼売弁当を持っているだけで悔しいのに、なかなか食べないのが悔しくてさあ」と、あべこうじ。それでいつ食べるのかなと思っていたら、名古屋でC席の客が降りたという。そのタイミングでいきなり、B席の女性がC席の方に右足を少し出すような格好に変わり、前の簡易テーブルを降ろして、焼売弁当を食べ始めたという。
「C席のお客さんが気になっていたんですかね」と佐久間一行。
売り子さんがこないので車両を出たら、丁度、ワゴン販売の女性が詰め替え作業をしていた(変換したら「詰め替えサ行」と出た。なんだそれ?)ので、あべこうじも「ひょっとしたら」と思い、「あの焼売弁当を」と言おうとしたが、焼売弁当の「しゅ」まで言ったときに、女性は「ありません」と即答したという。「多分、もう沢山の人から聞かれていたんでしょうね。またかと」とあべこうじは語る。

佐久間一行は京都のラーメン屋の話。新福菜館というラーメン店が京都にある。大阪にも店はある。佐久間一行は高倉通にラーメンを食べに行った。第一旭が良かったのだが、そちらは満席だったので、隣にある新福菜館本店(京都最古のラーメン屋と言われている)に行ったという。新福菜館は、私は広小路河原町の店にたまに食べに行ったりするが、スープが黒く、大変濃い味のラーメンである。京都ラーメンというのは基本的に油ギトギトこってり系が多いが、新福菜館はおそらく一番味が濃い。佐久間一行は新福菜館のラーメンだけではしょっぱすぎると思って、チャーハンセットを頼もうとした。大阪の新福菜館にはチャーハンセットがある。しかし新福菜館本店にはチャーハンセットがなかったという。仕方がないのでラーメンだけで済まそうと思い、食べて勘定を払おうという時になってミニカレーセットというようなものがあったが、もうどうしようもなかったという。

あべこうじが、「楽屋でパンを食べてたなあ」と振る。佐久間一行が上野で買ったパンの話をする。ふっくらとしたパンだったので、中身が何かなと思っていたが、いつまで経っても中身がわからない。結局、中に何も入っていないパンだったという。

学園祭で「あべさくトーク」を行った時の話になる。三重県の大学だったのだが(地名を言っていたが、具体的な地名を言ってしまうと、どの大学かはわかってしまうのでここでは書かない)出された弁当が大変立派な箱に入ったものだった。しかし、海老フライを食べるとなぜか梨の味がする。他のものを食べるとやはり近くにある別のものの味がする。味が移ってしまっていたという。それでもあべこうじは唐揚げは何とか食べたが、それを見ていた佐久間一行は唐揚げ好きなのに食べなかったという。
「あの弁当、やばかったですねえ」と、あべこうじ。

その後、学園祭繋がりで、強行日程で、学園祭も含めて色々なところに興行に出かけるという話になる。あべこうじが、「千葉の“じょうさい”なんとか大学」と発言。うーん、これは千葉県出身者としては捨て置けんと思い、「城西国際大学!」と舞台に一声掛ける。佐久間一行はビックリである。

佐久間 「え?! 何で知ってるんですか?! OB?」
私 「千葉県出身です」
佐久間 「どうして今日はここに?」
私 「京都に住んでます」
佐久間 「ああ(納得)」
あべ 「京都に来て何年ですか?」
私 「9年です」
あべ 「じゃあ、もう京都マスターみたいな感じで」
私 「うーん、ええ、まあ」

というやり取りがある。あべこうじは「ここだけは外さんぞという格好をした方ですね」(私は例によって正装に近い格好をしている)といい、「まさかこのタイミングで声が掛かるとは」と語る。ただ、あべこうじは、最初に自分が花道に現れた時に、一番にそれに気付いて拍手したのが私であるということはわかっているはずである。実は視線が合っている。だから、あるいは来るのではいう予想はしていたかも知れない。あべこうじは佐久間一行とは違い、落ち着いていた。

その後、あべこうじが食が細くなったという話をする。実は私もそうである。元々食が細い方であるが、35歳を過ぎたらもう、大盛りなどは食べられない。多分、誰もが通る道である。

その後、R-1ぐらんぷりで優勝した時の話をする。二人とも、なぜか結果なんてどうでもいいと思って臨んで優勝したという。なぜかと書いたがなぜかはわかっている。気負っていたり、緊張でガチガチの人は笑えないからだ。二人ともリラックスして舞台に立ったから、自然に審査員が笑いやすい空気が出せたのであろう。

その後、あべこうじは佐久間一行の行動が変だという話になる。あべこうじは自分が色々なスポーツをやって来て、運動神経抜群であることをアピール、それに比べて佐久間一行は一々、動きが変だという。ハードルを跳ぶ動きをあべこうじがリクエストし、佐久間一行がやって見せたのだが、確かに、片足を上げるタイミングがおかしい。あれではハードルは跳べない。更にボーリングの投げ方をやるのだが、佐久間一行の投げ方は良く言うとファンシー、悪く言うともう一言で済ますが「変」である。

倒立をやるということになり、これは佐久間一行も出来たのだが(佐久間一行本人が「出来たことに驚いてます」と発言した)、側転になると、やはり佐久間一行は変である。側転なので、同じ方向を向いて回らなければいけないのだが、佐久間一行は着地した時に違う方向を向いている。あべこうじが見本を見せて、また佐久間一行にやらせてみるが、やはり佐久間一行は着地が変である。そしてそれを誤魔化そうとして、あべこうじに突っ込まれている。

ここで、質問相談コーナー。事前に観客からアンケートが集められている。あべさくに対する質問や相談である。
二人とも至極まっとうな答えをする。あべこうじが「俺ら真面目だから駄目だよね。なんかさあ、常識というか壁を超えられないもんね」という。これは本当で「お笑いの人ほど真面目な人はいない」と良く言われる。ただ、真面目でも壁をあっさり超えてしまう芸人さんがいる。毎度お馴染みの、桜 稲垣早希である。

最後は、箱の中に、番号が書かれたカードが入っているので、それを引き、お題を出して、観客に挙手して貰い、引いたカードの数に近い方が勝ちとなる。勝者は帰りの新幹線がグリーン車になるという(そう、東京の芸人さんは泊まらずにその日のうちに東京に帰るのである)。

佐久間一行は「全員」と書かれたカードを引き当て、「今日、あべさくトークを祇園花月に観に来た人」と言う。勿論当たる。佐久間一行が勝つのだが、それでは駄目だと、あべこうじが全員はなしでやることにする。それでも佐久間一行の方が勝つ。それでも、もう一回ということになる。佐久間一行は「1人」であった。実はこれは勝とうと思えば勝てるのである。ただそれをやるとマナー違反になるので佐久間一行もやらない。「千葉県出身の人」というと多分、私一人である。ただこれをやるとずるい。ということで、あべこうじが引き当てた「50名」で最初にやった「球技をやった人」と言う。ルール違反ではあるが、前回はあべこうじは引き当てた20名を超えた時点でカウントを止めており、50名になるかどうかは勘で判断するしかない。というわけでこれはぎりぎりセーフであろう。ということで3回目は、あべこうじが勝つ。佐久間一行が前の2回はなしとしていたので、あべこうじがグリーン車のチケットがゲットした。

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