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2014年2月16日 (日)

笑いの林(15) 「桜 稲垣早希のセンパイとあそぼう!」2011年3月(吉本興業提供の映像あり)

2011年3月21日 京橋花月にて

午後7時から、大阪の京橋花月で、「桜 稲垣早希のセンパイとあそぼう!」を観る。今や、吉本若手女性芸人の顔的存在になった桜 稲垣早希ちゃんの看板公演の3回目。先輩ゲストは直前まで未定となっていたが、ギャロップに決まった。

今日も早希ちゃんはアスカのコスプレではなく、白の衣装で登場。髪は後ろで束ねている。

開演直後に、ファンだというお婆ちゃんからステージ上の早希ちゃんにプレゼントが渡された。

ギャロップ・林は頭頂部まで完全にテカっており、それがトレードマークになっている。林は客席を見て、「皆さん、髪が有りすぎですね」と言って、ギャロップ・毛利から「お前が少ないだけや」と突っ込まれる。

まず、「センパイと喋ろう!」のコーナー。このコーナーはユーストリームで全国に配信されている。

「知名度を高めるには」というお題では、早希ちゃんがアスカの格好をしている時以外は自分だと気付いて貰えないということを告白(一方で、早希ちゃんは人に構われたくない性格なので、街角で「早希ちゃんでしょ?」と言われても「違います」ということにしていることもテレビでは明かしている)。「CMに普通の格好で出てるやん」と言われても、「アスカをやっている子と同じ人だと思われていないみたい」とのことだった。

 

「結婚について」では、ギャロップ・林が最近、結婚したことについて触れられる。子供も欲しいが、そのための営みがなされていないとのこと。新婚旅行はフランスに行ったがその間も何もなかったそうだ。一方で、ギャロップ・毛利は林の結婚式が「芸人の中で一番笑えたんちゃうか」と評価する。教会での結婚式だったのだが、林が教会の中で立っているだけで笑いが起きたとのこと。バージンロードを花嫁が歩いてきて、寄り添う相手が花嫁の父親から林に変わる時もぐちゃぐぐちゃになったとのことである。

早希ちゃんの結婚観にも話は及ぶが、早希ちゃんが「芸人とは絶対に結婚しないと決めている」と改めて表明。ふわふわしたお仕事で収入が安定しないし、相手がライバルになるからというのが理由だそうだ。結婚するならサラリーマン。それも海外出張するようなやり手がいいとのことだった。ちなみに早希ちゃんのお父さんはNTT勤務のやり手サラリーマンのようなので、当然、娘の早希ちゃんも父親を理想像の一つとしているように思われる。

 

「ショックだったこと」というお題では、早希ちゃんは、心斎橋で、手相見に手相を見て貰ったところ、「うわっ!」と驚かれ、「あなたの手相は完全に男そのものよ」と言われたのがショックだったとのこと。「仕事はいいが、恋愛はダメダメで紆余曲折を経る」とのことだった。ギャロップ・林はお笑い芸人で手相占い師でもある島田秀平(カリスマ占い師である「原宿の母」こと菅野鈴子から、占い師「代々木の甥」を名乗ることを許されている)に手相を見て貰って「平々凡々」という評価を受けたそうだ(島田秀平はただ占い結果を告げるだけでなく、結果を紙に書いて送ってくれるそうだ)。ギャロップの二人は、「芸人やるからには本質的には男っぽいところがあるんちゃう」「そうでないとこの世界で生き残っていけないよ」と言うが、早希ちゃんは納得していないようだった(桜がコンビであった頃から、早希ちゃんは女の子っぽいキャラで、男役が似合いそうな増田さんとは好対照をなすコンビとして売り出していた)。

それよりもショッキングな話は、ギャロップ・林の実家が数日前に泥棒に入られたということであった。林は昨年の5月に父親を亡くしたが、その時の香典が全て盗まれたとのことである。ちなみに林の実家はセキュリティが甘かったそうだ。林は子供の頃は貧乏で、今にも崩れそうなボロ家に住んでいたそうで、家の前で野球の素振りをしていたところ、二人乗り自転車で通りがかったカップルから「ほらな、この家、人が住んでるだろ」と言われてショックを受けたそうである。現在の実家はしっかりしたものだったが、それでも泥棒に入られてしまったとのことである。

 

早希ちゃんは、「林さんは目も切れ長だし、眉もキリッとしてるし、毛があったら男前になるんじゃないか」と提案し、林にはけて貰って変装して出てくることを提案。その間は、ギャロップ・毛利にラップを教えて貰うことにする。毛利は「DJはやるけど、ラップは余りやらん。勘違いされてる」といいながらも、中学生の時にやっていたというラップを披露。なかなか見事である。京都出身ということで、「京都」という言葉も入れていた。それを受けて早希ちゃんは「私は神戸です」ということで、「神戸」という言葉を入れた入れたラップをすることにするが、ラップ調でも何でもなくただ普通に「K・O・B・E。神戸」と言って止まってしまい、毛利に「それじゃチアリーディングや」「ポンポン取ってきて」と突っ込まれる。

「ここで林さんの準備が出来ましたので」と早希ちゃんが進行しようとすると、毛利は「俺、繋ぎかいな」とよろける。

ギャロップ・林はカツラをかぶり、B系のファッションで登場。早希ちゃんが毛利にイメージを伝え、毛利がコーディネートしたとのことだが、林は不満そう。早希ちゃんが「断然ちゃんと見れる」と言ったので、林は「今まで見れんかったいうことか」と怒ってみせる。

 

最後に「この世界で生き残る方法」を早希ちゃんがギャロップに教えて貰うことにする。ギャロップは「明るく陽気でいることが大切。早希ちゃんは明るいイメージだからそれを保つように」とアドバイスし、早希ちゃんも納得したようだった(花に例えると向日葵のように明るいイメージの早希ちゃんだが、種々のインタビューや「ロケみつ」DVDのオーディオコメンタリーなどから、実際はネクラ系であることがわかっている)。

 

続いて、「センパイとあそぼう!」のコーナー。林は「センパイとあそぼう!」という公演の中に「センパイとあそぼう!」というコーナーがあるのが「兵庫県神戸市兵庫区みたいや」という。「センパイとあそぼう!」のコーナーからはガリガリガリクソン(アスカのコスプレをした稲ガリ早希として登場。テレビでは早希ちゃんはガリガリガリクソンがアスカのコスプレをしていることに怒って見せているが、実際は二人は仲が良く、「あらびき団」のDVDでは二人ともアスカのコスプレで登場し、「魁!エヴァンゲリオンズ」として漫才をしている。早希ちゃんはブログでガリガリガリクソンのことを「大好きな人」と書いている)と藤崎マーケットの二人がゲストとして加わり、藤崎マーケットの田崎が司会を務める。

まずは、擬音ゼスチャーゲーム。ゼスチャーをして、それが何の擬音を表しているのかを当てるというゲーム。答えは回答者陣の背後にボードを持ったスタッフが立って提示する。

早希ちゃんは、「ゴロゴロ」というお題に、両手を挙げて全身で回ってみせるが、答えが出ないので、ボーリングの真似をして「ゴロゴロ」という答えを導く。早希ちゃんの次のお題は「くるくる」だったが、早希ちゃんは先ほどと全く同じ動きをして回答者達から、「さっきと一緒や」と突っ込まれる。結局答えは出ずにゲーム終了。早希ちゃんは同じ動作をしたことに「(あの動きは)万能です」と答えていた。

 

続いて「巨大風船バレー」。画鋲の付いた軍手をはめて、巨大風船でバレーボールのリレーをしていくというゲーム。10回続いたら成功とのことだ。ガリガリガリクソンは「普通こういうゲームの時は新品が支給されるのに(軍手が)、油まみれみたいになってる」と文句をいう。最初のリレーは9回までいくが、藤崎マーケット・藤原が、紐が張られただけの簡易ネットの上に風船を上げることが出来ずに失敗。2度目のチャレンジも9回まで行くが、早希ちゃんがわざとかどうかは知らないがなぜかスパイクのように風船を強く叩いて割ってしまって失敗となった。早希ちゃんは「気持ちいい感じで(風船が)来たから(スパイクした)」と言い訳。林が「気持ちいい?」と言葉に過剰反応する。

最後は「多数決罰ゲーム」。出題される罰ゲームのうち、やりたくない方の札を上げ、少数派になったチームに罰ゲームをして貰うというコーナー。「全員同じ答えだったらどうするんだという」問いがあり、「その時は、司会の田崎にやって貰いましょう」ということで客席から拍手が起こる。

まずは、「A:からしたっぷりシュー」「B:タバスコ入りトマトジュース」。結果、早希ちゃんだけがAを選び、他のメンバーは全員Bを選んで、早希ちゃんだけが罰ゲームをすることに。ギャロップ・毛利は「京橋花月のスタッフは加減を知らないからなあ」とつぶやく。「このメンバーの中で吐き出してもいいの早希ちゃんだけや」「吐き出したものに値段が付く」と言われながら、早希ちゃんは辛子入りのシュークリームを口にするが、すぐに「あー!」と声を上げて口を開ける。ギャロップ・林がそれを受けに行くが、止められる。相方の毛利が「お前がそれをやると本気だと思われる」とだめ出しする。司会の田崎が残りのシューを食べようとするが止められ、中に辛子が入っているか確認するだけに留まる。田崎は「入ってます」と報告。早希ちゃんは袖で水を飲んで、何とか落ち着く。

「多数決罰ゲーム」の二回目は、「A:即興ダンス」「B:即興アカペラソング」である。早希ちゃんと、ギャロップ・林の二人がBを選択し、他の三人はAを選んだので、早希ちゃんとギャロップ・林が罰ゲームをすることに。

歌う歌はタイトルだけが決まっていて、即興で歌詞とメロディーを考える。タイトルはくじ引きによって決まる。早希ちゃんに課せられたタイトルは「オリンピック級LOVE」。

早希ちゃんは、♪4年に一度のめぐり逢い、と歌い始める。♪体操選手は足が曲がる(?)、♪スケートフィギュアは(??。ここで、出演者全員から「スケートフィギュアじゃなくてフィギュアスケートだろ」と突っ込みが入る)人気の種目。ここからセリフに変わり、「でもほんまはわて、嫌やねん。4年に一度しか会えないなんて」、♪オリンピック級LOVE。で締めた。メロディーはしっかりしたものであった。「歌の仕事もしているので自信はあった」とのこと。

ギャロップ・林は「回転寿司サンバ」。♪ 値段が全て一緒だったらいいのに、知らずに取った皿は360円。夜食の分の金を昼食で使ってしまった。でも回っているより注文した方が新鮮。だから回転してないことにする。という風な歌詞で歌った。こちらもメロディーはしっかりしていた。芸人というのは大したものである。ただ、林は「回転寿司に気を取られて、サンバにまで気が回らなかった」と言い訳する。

他にどんなタイトルがあったのか、田崎が調べ、「やっぱ、それでもお前が好きやねん」という、やしきたかじんの歌のパロディーのようなタイトルがあり、田崎は歌おうとするが止められる。更に、「月曜の次は火曜」というタイトルがあり、これも田崎は歌う気満々だったが、ギャロップ・林は「月曜の次は火曜ってことはみんな知っている」と歌わせない。みんな田崎に仕事をさせようとしない方向で動いているようだ。

 

最後にちょっとしたトークがある。「お客さんもみんな礼儀正しく」と早希ちゃんが言ったところで、「みんな年上やで」と突っ込みが入るが、早希ちゃんは「イベントに来た人もゴミを自主的に持って帰ったり、清掃をしたりで、スタッフが『そこまでしなくてもいい』と言っても『ファンとして当然のことですから』と返してくれる」と喜びの言葉を発する。これも早希ちゃんが「ロケみつ」のブログ旅で礼儀正しさを心がけている賜物だろう。

 

早希ちゃんが、震災への募金を呼びかけて幕となる。

早希ちゃん効果か、募金をする人が多くいた。そりゃ、早希ちゃんに「募金して」といわれたらするのが男心だよなあ、と思いつつ私も募金した。ちなみに、開場前にも二度募金している(まず普通に募金して、買い物をしたおつりを募金箱に入れた)ので、三度募金したことになる。

なお、今回の「桜 稲垣早希のセンパイとあそぼう!」は前半部分のみが吉本興業によって収録され、ユーストリームで流されている(おそらく期間限定)のでよかったらどうぞ(一部、画像停止部分あり)。

                                                   

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